母が麻薬中毒で死ぬ。頼った祖母は犯罪一家のボスだった。これだけだとコメディ風のドラマかと思ってしまい、一瞬『セーラー服と機関銃』を思い出す。しかし、マスコミで連日報道されている、尼崎変死事件のように、母が犯罪で一家を牛耳る家庭だったのだ。またよく似ていることに息子たちがオール頭が悪い。行き当たりばったりで殺人を犯し逃げ回り、弁護士を雇っては無罪を主張する。素直に見ていると、だんだん胸糞が悪くなる作品だ。
バスクリンのCMのように「ロマンが足りないのです」。それに意味もなく延々と長すぎる。取調べのシーンなどはあんなに長々と描く必要はない。製作した国がオーストラリア。国自体が大きいせいか全体が間延びしていて、バイオレンス映画なのになぜか眠くなる。テーマはOK、作りは冗漫。
評価 B
バスクリンのCMのように「ロマンが足りないのです」。それに意味もなく延々と長すぎる。取調べのシーンなどはあんなに長々と描く必要はない。製作した国がオーストラリア。国自体が大きいせいか全体が間延びしていて、バイオレンス映画なのになぜか眠くなる。テーマはOK、作りは冗漫。
評価 B