光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

ギャング・オブ・ニューヨーク  2001年 168分

2012-05-20 13:50:59 | 映画
主演 レオナルド・ディカプリオ

今から150年ほど前のニューヨーク。アメリカ生まれの住民とアイルランドからの移民たちとの抗争を描く。ニューヨーク・ファイブポイント地区の支配をめぐって、本当にこんなことが起きていたのかと思わせる、迫力満点の対決シーンが冒頭にある。
しかし三時間近い作品は長すぎる。「微に入り細をうがつ」表現が不可欠になるからだ。この作品にその手の表現法がはたして必要なのか。映画館に足を運んだ場合は率直に「失敗した」という感想を持つだろうし、レンタルの場合は「早送り」という手段を行使することになる。かつて『ベンハー』『十戒』『天地創造』や『クレオパトラ』など「超大作」と呼ばれる作品は、おおむね三時間の上映だったように思う。そんな時代の娯楽のトップは映画しかなかったから、素直な「お客さん」しかいなかったのだが。

  評価  B

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