光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

ザ・ネゴシエーター  2000年 90分

2014-04-20 10:22:58 | 映画
レイプ後撲殺された人妻の裁判、被告の黒人青年は死刑の判決を受けそうになる。息子の無実を主張する父親は、陪審員や検事を人質に立てこもり、息子の無実の証明を迫る。
地味だが迫力ある構成に共感する。とかく裁判劇は退屈な設定が多い。この作品は、緊張感を持続させることで成功している。
「黒人の被告は、国選の安い弁護士のため有罪にされる。白人は有罪でも、いい弁護士を雇い無罪を勝ち取る」被告の父親の叫びは社会の実態をさらけ出す。

  評価  A

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