先送り日記

やりたいことも、やりたくないこともいつも明日に先送り。
そんなルーズな日記です。

風邪ぎみ

2009-11-30 23:34:13 | メキシコ取材
今日もスタジオで素材の整理。

だんだん喉が痛くなって、
鼻が詰まって、鼻水が出てきます。

風邪なのか?

弱気になったので、友だちに電話。

何でか判らないのですが、
こんな時は友だちとくだらない話が一番です。
病は気からっていうでしょ。


サボテン日和 ~レディーファースト~

そんな文化のない日本に生まれ育った僕が
レディーファーストを心がけている時は
下心があるときです。

ラパスの街の乗り合いバス。
幹線道路ではなく、幹線道路横断して
縫うように住宅街を走ります。
家の近くで乗り降りできるのは良いのですが、
目的地までかなり遠回りえすね。

バスは乗ると直ぐに出発します。
まだお金を払っているのにドアが開いたまま出発するので、
「わあ」と声が出てしまい、
他の乗客がこっちを振り向いていました。

段々乗客が増えてくると、男性がおばあさんに席を譲ります。
ここにも親切な人がいるのだなあ。
そのうち若い女性や女の子にまで
おじさんを含め男性は席を譲るのです。
これが本場のレディーファーストなのです。

譲られた女性は「グラシアス」と言って席につき、
男性とたわいのない会話をしています。

なんだ、下心のないレディーファーストがこんなに自然で
さわやかで素朴なのかと今までの自分を悔い改めました。

席を譲るレディーファーストは
狭くて揺れる苦痛のバスの中を、
優しい心と楽しい会話で埋める素敵な習慣、文化でした。


kiss

2009-11-29 23:36:30 | メキシコ取材
地元のお祭り。
鼠先輩のオンステージがありました。

鼠先輩って同じ出身で後輩なんですよね。

それよりも人気なのが餅投げ。
おばちゃん怖すぎます。
そんなに御餅がほしいのか?
隣で子どもが泣いていますよ。

仕事は段取りの悪い一日。
空回りの一日でした。
なのでまだまだやることがあります。明日までに。


メキシコ日和 ~kiss~

骨太ロックバンド、「kiss」
これもかなり語れるのですが、
メキシコの「kiss」のお話。

挨拶で頬と頬を合わせてkissをする習慣があるとのこと。
これは今回習得せねば。
どんな感じなんでしょうね?

友人には、絶対口をタコみたいにしてはダメ!
といわれましたが、なんかなちゃうし、
挨拶の行為とは思えません。
もう、それは愛の入り口ですよ。

と、エロい気持ちをどう抑えるのかが課題でした。

ところが、そんな挨拶よりも、
メキシコは僕の思うkissが氾濫していました。
愛の入り口どころか、愛の洪水です。

海辺のベンチで、昼間の食堂で、車の中で、
夜のバーで、大学のキャンパスで、…

至る所でちゅちゅちゅ、なのです。

こっちが恥ずかしくなってしまいますが、
本人たちは幸せそうにやっています。

こんなにたくさんのkissを
間近でしかもライブで見たのは初めてでした。
これから比べると、頬と頬を合わせるくらいは
挨拶程度なのですね、

で、僕はそんな挨拶をする機会が一度もなく、
ホッとしたり、ガッカリだったりです。

ちなみに僕の高校の時のバンド名は「kissy」

すごいと言われて

2009-11-28 23:50:53 | メキシコ取材
盲目のピアニスト辻井伸行さん。
テレビとかで知っていましたが、
クラッシックってホールで聞かないと
プレーヤーの表現って伝わらないんですよね。
同じ譜面なんだから。

と、ぐらいにしか思ってなかったのですが、
たまたま辻井伸行さんのCDを聞く機会がありました。
オリジナルも作っているのですが、
それがすごい!
あまり言うとこの後聞く人が
先入観を持ってしまうので言いませんが
辻井伸行さん「高尾山の風」
機会があったら聞いてみてくださいな。


サボテン日和 ~オラ!~

メキシコの母国語はスペイン語です。
マヤ文明が栄えた後、スペイン領となっていたからです。
挨拶は「オラ!」。
英語のHello!のような感じ。
日本語の「こんにちは」とはまた違う感じがします。

だれでも「オラ!」と声を掛け合います。
いたるところで「オラ!」の声が聞こえてきます。

そして、みんな気さくに話してくれます。
話してくれても、スペイン語が分からないのですが。

3泊したホテルのフロント。
毎回通るたびに「オラ!」と声を掛け合います。
そのうち、フロントの人が何か話しかけてきます。
さっぱり分かりませんが「調子はどうだ?」
ぐらいだろうと思い、「シ グラシアス!」(ハイ、ありがとう)
と応えます。

そんな意味の分からない挨拶を数回。
答えは全部、「シ グラシアス!」

ある時、部屋のドアをあけると柑橘系のさわやかな香り。
テーブルに半分に切ったライムがおいてありました。

もしかして、このことをフロントの人は言っていたのだろうか?

フロント「寝不足そうだな?」
さおと「シ グラシアス!」
フロント「ゆっくり寝りたいだろう?」
さおと「シ グラシアス!」
フロント「じゃあ、ライムを置いてやるよ」
さおと「シ グラシアス!」

なんて、会話をしていたのでしょうか。
もしくは

フロント「お前、ビールばかり飲んでるな」
さおと「シ グラシアス!」
フロント「コロナビールにはライムがあうぜ」
さおと「シ グラシアス!」
フロント「今晩もたっぷり呑みな」
さおと「シ グラシアス!」

窓を開けると心地よい夜風が入ってきます。
ほんのりライムの香りが、
異国に来たのだなあと実感させ、
メキシコ人に比べて日本人は?と思うと
少し唇を噛むのです。

おとめ座な店

2009-11-27 23:55:47 | メキシコ取材
スタジオでメキシコの素材の取り込み。
まだまだ終わらないのですが、
素材は全部見て、チェック。
どんな短いカットでも見逃しません。
この後の構成、編集の時に生きてくる場合があるので。

で、メキシコに一緒に行ったカメラマンと二人で打ち上げ。

現場で、特に辛い現場を渡り合ったスタッフには
打ち上げが似合います。

程なく解散。

もうちょっと。

で、一人で次の店へ。

カウンターとテーブル2席の小さな居酒屋。
金曜日だというのに客もまばらで、
お客さんから貰ったというお菓子とケーキ。
うう、酒の後にはキツイ。
でもおいしいケーキ。
県庁の近くの有名なケーキ屋さんだそうで、
なんか、僕も行ったことあるような。

で、カウンターに僕を入れて3人。

僕と店主が同じおとめ座なので盛り上がっていると、
カウンターの後の2人もおとめ座。

みんなおとめ座。

金曜日に一人で呑んでいる寂しいおとめ座なのです。



サボテン日和 ~コロナビール~

メキシコは南バハカリフォルニア州のラパスという
海沿いのリゾート地です。
さすがメキシコ、いたるところにサボテンがそびえたち、
空気が乾燥しています。

町の周りは砂漠なのです。

気温は昼間25度くらい。
潮風が心地よくふいています。

夕方に着いて、夕食にビールを頂きます。
メキシコはコロナビールなのです。
暑いのでライトビールなのでしょうね。
ビール瓶にライムを入れて、そのままラッパ呑み。
波の音を聞きながらのコロナは最高です。

で、次の日。

仕事が終わるのは夜中の12時を回っていました。
ホテルに着いた後、なんだか物足りない感じ。
メキシコに来て仕事しかしていない。
まあ、仕事に来たので当たり前なのですけど。

シャワーを浴びて、町に出ました。

小さな町です。繁華街も直ぐそこです。
まだバーみたいなところはやっています。
夜中なのに道路に響くくらいの音量で音楽を流しているので
直ぐに分かります。

たいてい、歩道にもテーブルを並べて、
そこでみんな飲んでいます。

何件か見て歩いた後、
お店でギターと歌を唄っているバーを発見。

直ぐに入ってコロナビール。
こんな時間に日本人観光客(そうではないのですけど)なんか
めずらしいのでしょう。
定員もお客も僕の方を見ては「オラ!(やあ!)」と
声をかけてくれます。
僕も「オラ!」と返します。
日本よりもよほどフレンドリーな町です。

異国の音楽を生で聴きながらコロナビールのビンが
3本も空いてしまいました。

次の日は朝7時から仕事。
もう数時間ですね。

部屋ごもり

2009-11-26 23:55:58 | Weblog
事務所の部屋でメキシコの素材チェック。
ああ、いっぱいあります。
まだまだ終わりません。

で、昼寝。の夢。

内容は覚えていないのですが、
高校の時に始めて付き合った彼女が出てきました。
もう、顔もおぼろげにしか覚えていないのですが、
彼女だと分かりました。不思議ですね。

今頃、何処で何をしているのでしょう。

それぞれいろんな人生を歩んできて、
出合って、また、それぞれの人生を歩んでいきます。
それの繰り返しです。

でも、誰かと出会うと、
その先の人生も少し変わって行くような気がします。
だから、いい出会い、悪い出会いもなく、
出会うこと自体、いいことなんです。

人との出会いだけではなく、
感覚の出会い、気持ちの出会い、
いろんな出会いで、進んで行くのですね。

一本あがり

2009-11-25 23:55:07 | Weblog
昨日からやっている、仕事。

実は放送の仕事。
僕の作ったPRビデオを放送するため、
時間を調整したり、オープニングを作ったり、
エンドを作ったり。

作業は難しくないのですが、
色々と気を使います。

テレビでは、1秒間に30コマの絵が入っています。
それが残像として動いているように見えるのです。

放送はその一コマ単位で時間を調整しないといけません。
慣れたらそうでもないのですが、
めったに放送フォーマットで作らない僕は緊張。

周りの人に確認してもらいながらの作業でした。

で、番組宣伝用15秒と、本編14分。
出来ました。
当然昨日から徹夜です。

疲れたー。

でも、メキシコの素材の整理が全然進みませんでした。
こっちは先が見えない作業です。

色んな仕事、色んな作業、色んなギャラがあるものですね。

ニューさおと

2009-11-24 23:45:33 | Weblog
何が新しいかと言うと、髪形です。

ショートです。色もアッシュ系です。
みんなにメキシコで切ってきたん?
といわれます。

ホントは近所で切ったのですけど。

正直に言ったり、嘘をついたり。

で、メキシコの受け取った素材の取り込み。
まだまだかかります。
一日では終わりません。
で、考えると4日ほどかかります。

まあ、初日なので頑張りますが、
急な仕事が入ってきました。
勝負が速そうなので受けているのですが、
今から編集しないと。

スタジオにこもると、2度と出れなくなりそうで怖い。
とりあえず、徹夜覚悟ですね。

そういえば、メキシコで時差ぼけを心配されましたが、
僕は普段から時差ぼけなのですね。

メキシコレポート、落ち着いたら書きます。
まあ、短い滞在期間のほとんどを仕事に費やしたので、
面白いことはないかもしれませんが。

メキシコの延長

2009-11-23 23:37:39 | Weblog
海外の楽しみの一つ。
それは散髪です。

向こうでなにか作業がない限り、
必要以上のことを、ネイティブと話す機会が
あまりありません。

そこで散髪。
判らないなりに、頑張ってヘアスタイルを伝えます。
今まで海外に出て散髪しなかったことはありません。

しかし、メキシコではマル3日間、
ほとんど朝の7時から夜12時ごろまで撮影です。
散髪に行く時間がありませんでした。

で、帰って近所の散髪屋さんへ。

散髪屋さんのお姉さんをなだめながら
ばっさり切ってもらいました。

長髪のキモさおとから、さわやかさおとへ。

ただ、カラーがいまいちの仕上がり。

そんなことより、
メキシコの現地で受け取った素材と、
僕らが取ってきた素材、45時間分。

早く取り込みしないと年がおわちゃう。

テキーラ

2009-11-17 04:02:34 | メキシコ取材
おはようございます。

今からメキシコに行ってきます。
もちろん仕事です。

今日朝出発して、到着は夜です。
と、いっても時差があるので、
24時間くらいかかるのでは?

何をして時間をつぶそう。
まあ、呑むのでしょうけど。

メキシコのバハ半島の端っこに行くのですが、
バハは毎年「BAJA1000」という
半島の砂漠地帯1000マイルを縦断するレースがあります。

いつかいってみたいなあ、と思っていましたが、
意外なかたちでいけました。
久々の砂漠です。鳥取砂丘とはわけが違います。

向こうでは、乾燥地学などの研究所があって、
そこで勉強している日本人学生を撮影します。

それと、テキーラを呑む。

普段、引きこもりぎみの僕が、
ちょっとは陽気になって帰ってくることでしょう。

お土産、なにがいい?

西日のジジ

2009-11-16 19:30:14 | Weblog
普段の服だとちょっと寒い。

桃の葉もほとんど散ってしまいました。
野良猫のジジは寒さのせいか、
日の出時刻のせいなのか、
朝、やってくるのがすっかり遅い。

で、一日陽だまりで寝ていることが多くなりました。

気楽なものです。
来たり来なかったり。
寝たり食べたり遊んだり。

夕方、帰ってみると
桃畑に積んでいる稲藁の横で
西日に当たりながら寝ています。
ちょうど稲藁が風除けをして、
ジジにはぴったりの昼寝床ですね。

僕を見つけると走ってくるのですが、
まあ、足が一本ないのでゆっくり。
触るほどは近寄りません。

で、餌を食べます。

このところ連荘で仕事です。
そして、明日から海外ロケ。
ロケ後編集、仕上げ。

段取りをしていると、もう来年が見えてきますね。

まあ、今年はあまり、ほとんど働いていないので、
これくらいはやらないとね。