岡山国際サーキットはセナが日本で走った最後のコース。
規模は小さいけど立派なサーキットです。
今日はここを走ります。
軽くアップで半周、気持ちいい。
スタートはみんな速いですねえ。
あっ、最近のスタートは渋滞でゆっくりスタートだったのですが
今日はサーキットのスタートライン、
幅広いので渋滞なし、で、
トップのスタートダッシュにみんなつられるのです。
抑えて抑えて、サーキットを楽しみながら1周半、そこから公道へ。
ここのサーキット峠にあるので、外に出るとすぐに下り坂です。
ここでも抑えて抑えて。
なんせ、この下り、後で登ってくるのですから。
それにしてもみんな下りで飛ばすなあ、
ずっと抜かれている感じ。
僕も行きたくなるけど僕にはそんな体力はありませんね。
10キロ過ぎて折り返し、ここで1時間、
でも帰りは上りなので2時間は過ぎる。
時間制限は2時間20分なのでぎりぎりかも。
フルマラソンよりも時間的にはハードルが高いんですよね、
ハーフマラソンは。でも、リタイヤ覚悟でチャレンジです。
さあ、覚悟していた上り、ここでも抑えて抑えて。
なんせ、ゴールまでずっと上りですから。
途中ぼつぽつある集落では住民が応援に出てくれています。
ありがたい、おばあちゃんが「来年も来てね!」
って、おばあちゃんっ子の僕には涙が出ますね。
今回はなるべく応援やボランティアの方々にお礼を言って走りましたよ。
1時間半過ぎて、サーキットにもあと少しかなあって思っていたとき、
雨?みぞれ?ヒョウ?
痛い、痛い、痛い。
みんなもこんな感じ、なんだこの天気。
もう髪も顔もびちょびちょ、もちろん寒い!
がんばれ!がんばれ!自分に言い聞かせます。
サーキットに入る激坂の道はシャリシャリ、滑りそう。
サーキットに戻ってもゴールではありません。
サーキット1周です。
ホームストレート、第一コーナー、ヘアピン、
ここののぼり、走っても走ってもちっとも進まない。
「一番きついところよ」って声が。
こんなやり取りが力になったりするんですね。
さあ、最後、ラストスパートの足もないけど、
ゴールには吸い込まれるように入っていけました。
今回は体力よりも足が弱りました。
さすが上りのコース。
その代わり、ふらふらの足で並んでもらう豚汁の味は
格別でした。寒かったしね。