おでかけ大好き2

日々のごはん。おでかけ。読書。家族のあれこれ。なんか面白いこと。

朗読会「山本周五郎」

2024-02-18 19:10:17 | 本に暮らす
馬酔木。
庭先でみると装飾過剰で好ましくないのに、木々の暗がりで
見かけると艶やかさにハッとする。



土の階段は足裏に柔らかくて、どんどん登れる…って気持ちになる。気持ちだけ😁



ふんわりと降り積もる落ち葉の小道。



まだ固い蕾の桜並木。
花が咲く春は気持ちがそわそわ。
一面冬枯れの色は心が鎮まる。
まだまだ先行き未定でも、ゆっくりで大丈夫と安心する。



先日ファーマーズマーケットで買った紫カリフラワー。他にもカリフラワーが白、黄色とあったけど、一番お安かった。



左は茹でたもの、右はレンチン。




紫色になった茹で汁にコンソメを入れて、茹でたカリフラワーとミキサーにかけ、ポタージュに。少し牛乳もくわえました。

紫カリフラワー、食べる時お酢をかけると更に鮮やかな紫になります💜

こどもたちは「毒っぽい💀」「食べていいものの色じゃない😨」と(笑)
味は普通の白と変わらず、美味しく頂きました🙏

土曜日仕事だったのですが、午後休みでもよいとのことで、即帰りました。
仕事になって諦めていた朗読会に行ける!車の中でお弁当を食べてゴー!!



浜松在住の堤腰和余さんを招いて年一回の朗読会は、もう11年以上続いているとか。堤腰さんの一人語りはいろんなところで何度か拝聴していますが、お声が歳をとらない。1時間以上安定して読み続け、耳目を集め続けるエネルギーたるや尊敬です。私5〜10分の読み聞かせでフラフラです💦

今回は山本周五郎さんの小品「墨丸」という渋い色合いの恋愛物語でした。1時間の朗読のあと、山本周五郎さんの略歴やエピソードを紹介。その後山本周五郎さんのエッセイから夫婦愛をテーマにした「空っぽの箪笥」を読んでくださりました。

明治生まれの山本周五郎さんが生きた昭和半ばまで、そして書いた江戸時代などと、令和の男女(今や異性ですらない)の愛のカタチは激変なれど。

妻が夫に尽くす、陰ながらとか、内助の功とかはもはや小説のなかにしか存在しない。言わずに、伝わらずにいる愛の重さ、深さには、確かに存在感がありますね。

現代は、自分を大事にするために損得感情を優先して、なにもかもが軽く、浅く、実感を持ちにくくなっているような。

確かに30年も持ち続けた文鎮や、家計を支えるために空っぽになった箪笥をみたら、現代なら「重っ!ムリっ!」と逃げ出すね。

冬の暗さや気持ちの重さはネガティブではあるけど、生きてる実感ではありますね。

因みに山本周五郎さん、時代小説家なのに!?米嫌いのパン派。朝食はいつもトーストとハムエッグを自分で用意。田園が減ることを願っていたとか。
古いのに今どき!?





コメント (2)
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