7月28日 (金) 小雨
夜中に降り出した雨はなかなか止まず朝までずっと残っていた。(+_+)
午前5時前に起きて、洗面、朝食の弁当を貰ってペンションを後にする。(この時袋の中を確認しなかったのが大失敗)
近くのローソンで飲み物や行動食を調達して登山口へ向かう。6時過ぎ登山口到着。
朝ごはんを食べて準備をしようとすると、袋の中に弁当が三つ…??一個多い??
人の分まで持ってきてしまった~~!ペンションに電話して一個返却に比羅夫駅で待ち合わせして持っていく。
なんだかんだで出発は午前7時ごろになってしまった。
小雨はずっと降り続いているのでレインの上を羽織り登山届をかいて出発する。
「雨が上がってくれればなあ?」と思いつつ、緩やかな登山道を歩いていく。
今日のコース
俱知安コース登山口7:00~9合目10:34~北山コース途中から引き返し避難小屋11:15~12:00~山頂13:00~登山口15:25
8時間25分(休憩含む)
キツリフネやズダヤクシュ(お初)などが見られる。
エゾアジサイが今旬。九州のものより花が大きい。イケマ
?? ツルアジサイ
登りだすと暑くなり、レインを脱いで折り畳み傘を持って歩く。気があるところではほとんど雨は落ちてこないので助かる。
傘を持って歩いていたのは私たちだけだった。
今日も見たオオバノトンボソウ
風穴があったが、涼しい風はちょっとだけしか出てこなかった。
一合目、一合目半は撮り忘れ、6合目はプレートはなくマラソン大会のプレートを撮影していたが、帰りに良く見ると、岩に刻んであった。
登山口から山頂までの標高差が1600mほどあるのでこのプレートが休憩の良いタイミングになる。
ニセコアンヌプリの標高より高くなったかな?
ヤマハハコ以外判らず~
右下はヨツバムグラ
ベニバナイチヤクソウ発見!花はもう終盤だったが嬉しい(お初)
タカネニガナ咲く登山道をエッチラオッチラ!下はアキノキリンソウかな?
それにしても登り甲斐ある山だよ~~!
シマリス見っけ~~!メチャ可愛い!イワオトギリと?
標高が上がり、ハイマツ地帯をすぎると、チシマフウロが出てきた。(お初)
クルマユリ 九州のコオニユリとノヒメユリを足して二で割ったような花
ウラジロタデは大群生
9合目で振り向くと大展望は広がっていた。(ここまで3時間半)
とりあえず北山コースに向かうが、ちょっとカミさんがバテ気味でこのまま進むと雨で休憩するポイントももうないので、急がば回れでいったん避難小屋へ行って昼食休憩をとることにする。
11:15~12:00山小屋で休憩
ここは、有人の避難小屋であり、休憩は一人300円、宿泊は1000円必要です。水食料やごみはすべて個人の責任で持ち込み持ち帰りということです。
濡れた服を乾かし、お弁当を食べて、管理人さんとおしゃべりする。雨がずっと降り続いているので周回はやめて、遠回りのようだが北山コースからのピストンが安全ですよとアドバイスをもらい再出発
小屋前に咲くエゾカンゾウ
少し雨も小降りになってきた。
昨日も見たイワブクロやイワギキョウを楽しみながら
ウコンウツギ、リンネソウとの事でした。、ナガバキタアザミ
エゾノツガザクラ(花後)、マルバシモツケ
お釜の縁の登りあがる。
北山は目の前、風と雨がまだ強い。
京極ピークへ向かうと次第に雨が上がってきた。
13:00 山頂に到着。
登り甲斐のある山でしたねえ!
下山にかかると、雨が上がり、一瞬ガスがとれた
大きな火口だ
花を楽しみながら降りて行こう。
ウメバチソウがもう咲いていた。9合目から上では高山で言う、お花畑を経験できたのが嬉しかった。
コケモモ
右下はサマニヨモギ
また降り出した雨ではあったが大降りせず、風もあまりなかったのが幸いでした。
下りは例の調子で飛ばす飛ばす。
15:25 登山口
登り甲斐も、下り甲斐もある良い山でしたね。まだ花も見れなかったものも多かったが、この条件の中では健闘したかな?と
下山後は、今日の宿へ(民宿なかやま) ここは蕎麦屋さんで民宿もやっているというお店。食事対応とも、ホテル、ペンションなどよりお落ち着く山登りにはぴったりの宿でした。