山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

樽前山

2017-08-01 19:55:09 | 九州以外の山

7月27日 (木) 晴れ 

26日から30日まで休暇を取って、北海道へ行ってきました。

春の段階では、この休暇で剣岳に登る予定でしたが、ちょっと予定変更してこちらへ。

26日、午後の飛行機で千歳へ。レンタカーを借りて札幌のビジネスホテルに宿泊。

27日は4時半起床。樽前山の7合目駐車場へ向かいます。この駐車場は案外狭く、人気の山なので満車になるのも早いそう。満車になると五合目のゲートが閉められるので空きを待つか、そこから歩かねばなりません。

支笏湖畔に出ると、目指す樽前山が見えてきた!

支笏湖温泉でトイレ休憩。トイレから出てくると、妙齢の女性が近寄ってきて~。

「タッマエ、マッコー」と聞こえます。韓国からのの旅行者グループでした。

こちらは、ハングルはさっぱり「???」

何度かハングルと、日本語の応酬があり、なんとなく「樽前山登山口のマップコードを教えてくれ」と言ってあるように理解。

私もナビで来ているものの、マップコードは入れていないので、当然日本語でその旨を伝え、「あなたの車のナビに目的地をセットしてあげましょう」と申し出ると、何とか通じたみたい。そちらの車のナビ(当然ハングル表記)に何とか目的地をセットしてあげて、何とかお役にたてました。

そんなこんなで、登山口に7時チョイ過ぎに到着。

3割ぐらいの入りの駐車場で隣の車のおじさんと話しながら準備。そちらは盛岡からひと月ほどあちこち山を登りながらの旅行だそうです。

うらやましい!と言ったら、「仕事がある方がよっぽどいいですよ!」と返された。そんなもんですかね^^;

7:18 登山届に記帳して出発

少し登ると、展望が広がり、支笏湖が見えてくる

樹林帯が過ぎると、東山を見上げながら左側から鞍部へ登って行く。

空の雲がもう秋のような!爽やかな風が吹いて気持ちよく登る。

マイヅルソウの結実や、お目当てのタルマエソウ(イワブクロ)はちょうど見ごろでいたるところで見ることができる。

分岐到着。

どーんと溶岩ドームがあらわれて~~!

風は強い。まずは東山のピークへ

山頂は強風で、カメラを構えても腕が動くぐらい。

明日登る羊蹄山がはるかに見えていた。

鞍部まで戻り、西山へ向かう。標高が下がると風も治まり気持ちが良い。中央に小さく写っているポンちゃんの先の二股を右に行ったのだが、左に行けばコマクサが見られたのかもしれない。

溶岩ドームを右に見ながら時計回りに歩いていく。見え方が変わって面白い。

西山への急登を登るカミさん  右中央の。見えるかな

こちら側にはイワギキョウがたくさん咲いている。

風に揺れる花がとてもいい!

 

周回路の分岐から風不死山(右)方面に少し下り、お花畑コースへと下る。

お花畑コースはやはり6月が良いらしく、イソツツジやマルバシモツケは終わっていた。

イワヒゲも見当たらず。(+_+)

ヒュッテ前に下山してきた。11:00

今日の花さんです。

タルマエソウ(イワブクロ)

丁度見頃かな?いたるところで見れました。

イワギキョウ、今回のお気に入りです。

右下はシラタマノキ?

これもお初の、ミヤマホツツジ

カールが可愛い!

九州でも見れそうな?ノリウツギ、ウラジロタデ、ヨツバヒヨドリ

最近よく見る、オオバノトンボソウ

モウセンゴケは湿地にではなく風当たりの強い登山道に咲いていました(不思議)

まだ蕾

ノギランはちょうど良いときです。多かった!

捩じってないネジバナと、よーく捩じったネジバナ

エゾイソツツジの花後(葉はヒカゲツツジのはを小さくした感じ)

マルバシモツケ、?、?、ホソバノヤマハハコ

 

樽前山、1000mほどの山ですが、花の豊富さ、ロケーションの良さは格別でした。何度も通って散策したいコースではありますね。

遠いのが難点!当たり前か?!^^;

下山が早かったので、支笏湖温泉まで戻り、支笏湖遊覧船で観光。

日本第二の透明度の湖で深さも二番目。魚を見ながら、英彦山の材木石みたいな柱状節理が水中に

今夜の宿泊地のニセコのペンションへ向かう。

温泉に入った後近くの居酒屋で夕食。そこの女将がなんと中津近くの出身で、北海道にいながら九州の話で盛り上がる。

飲み物は当然芋焼酎!。なんじゃこれ~~!(爆)

ルートは、YAMAP