8月19日 (日) 晴れ
昭和の森から、宇美新道経由で宝満山へ
下山は河原谷コースでしたが、スズメバチに刺されました。(+_+)
<以下顛末>
河原谷コースを、兎道分岐をすぎて快調に下っていました。下山してお昼を取るつもりだったのでちょっとスピードは上がっていました。
砂防ダムに近づいた時でしたか?場所を正確に思い出せませんが、首の後ろに激痛が!
あわてって左手を痛いところに当てると、結構大きな虫の感触。
掴んで振り払いました。黒い蜂のようでした。多分触った感じから大スズメバチではないかと?
かなり痛かったのですがどうしようもないので急いで登山口へ下って行きました。
しばらくすると手足のさきがピリピリとしてきました。
動悸も次第に激しくなってきたようですが、とにかく車まで帰ろうと、歩き続けました。
車に戻り、汗をかいていたので上着を着替えようと脱いでみると全体に、ジンマシンの様な赤い発疹が出ていて驚きました。
ズボンをめくってみると足にも同じように出ています。
病院へ行かねば!と思い
はたと!今日は日曜日だ!
そうだ119に電話して空いている病院を訊いてみよう!
と、119へ電話
すぐに出てくれて、此方の状態を説明すると
「それは、アナフィラキシーショックです。救急車を向かわせます」ときっぱり言われました。
昭和の森の入り口付近で待つこと10分位で救急車が到着。
直ぐに担架に乗せられ、救急車へ。
ドライバーと別に二人の救命士でした。(一人は女性でした)
車内では、一人は私の免許証などから年齢など確認、親族への連絡などてきぱきと、もう一人の方は横について心拍数、血圧測定の機器などを取り付けたり私の意識がもうろうとしていないか、ずっと話しかけてくれます。
こちらは、熱も出ているようで少しはぼーっとしている状態でしたが、救急車に乗った段階で助かるな!という安心感もあり、割と落ち着いていました。
近くの救急病院が空いてないので少し遠くまで運ばれたようです。
青洲会と言ってたので志免町かと思っていましたが粕屋の青洲会病院でした。
救急搬送の入り口から救急処置室へ入り治療
血圧はだいぶ上がっていましたが、自分の意識はしっかりしていましたので、質問にも的確に答えたつもりですが、
とにかく医師や看護師がてきぱきとことを進めてくれました。
処置は、アレルギー抑制の点滴です。
2時間ほどかけて点滴するとだいぶ発疹も少なくなってきたので、もう帰っていいですよ!
薬を三日分貰って、タクシーを呼んで昭和の森へ。
自分の車で自宅へ戻りました。
翌日の昼ごろまでは、少し体調がおかしかったですが、夜には普段通りに戻りホッとしている所です。
今回スズメバチに刺された原因を自分なりに考えてみました。
まず、ザックが黒色であったこと
黒い色を攻撃する性質があると聞きます。
羽音に全く気付かなかったので、少し前にザックにとまっていたのではないかと思います。下りでザックも揺れるので、近い首筋に移動して刺したのかもしれません。目に見える範囲で確認できていれば少し対処の仕方もあったと思うのですが、どうしようもありませんでした。
でも刺された場所が登山口まで割と近かったのは幸いでした。
119に電話したのも良かったと思います。
自分で病院を探していたら、と思うとゾッとします。
現在は、刺された部位が少し腫れて痒みがありますが、普通にできています。
しかし、抗体が出来て二度目に刺された場合、もっとひどいショック症状が出ると聞きます。
今日、アレルギー科を受診してきました。
とりあえず、アレルギーの血液検査だけでしたが、一月後ぐらいに抗体検査をする予定です。
それまではしばらく、本格的な山歩きは自粛することにしました。(命あっての物種ですからね)
抗体検査後、自己注射剤(エピペン)などを携帯するか、あればいいのですが飲み薬なども考えていますが?
スズメバチがおとなしくなる晩秋を待って山歩きを再開するか?今のところ未定です。
今日、宇美町役場に電話して登山者への注意喚起の看板設置の要請をしました。対応してくれるそうです。
駆除の業者も手配しますとの事でした。
長くなりましたが読んでくださり有り難うございます。
皆様も十分注意して山を楽しんでくださいm(__)m
一応この日の写真を並べます。
アキノタムラソウ 可憐なツルリン
ミズタビラコは半年ぐらい咲いてるんじゃない?
イワギボウシ ヤマジノホトトギス
クルマバナ
キンミズヒキ ヤマノイモ
マツカゼソウ ミズタマソウ
画家のダリを思い出しましたツユクサ ダイコンソウ
ミヤマウズラ
思いかけず咲いていた、シュスラン
写真では、ピンクが美味いこと出ていませんが、ホンに少女の恥じらいのほっぺの色ですね