マンション管理士綾さんのブログ

マンション管理士は「正義の味方・月光仮面」?

この所、風も悪く、あまり飛べていませんが

2013-05-19 10:10:15 | スポーツ

実は空を飛んでいます。

Airwing_1102
これはだいぶ古いもので、川越市ホームエリア荒川上空です。
機体は使用中の機体デザイヤーですが、
エンジンはすでに乗り換えたものです。トーハツGT200,

Photo
越後長岡のスカイハーバーからの飛行を
僚機が撮影したものです。


一本松(陸前高田市)に会ってきました

2013-05-05 11:15:27 | 旅行記

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2011年3月11日、東日本大震災、福島原発メルトダウン事故の1ヵ月後、
陸前高田市を勝手に応援する会として、バス2台で、陸前高田市にでかけ、
半日のボランテア活動と周辺での消費活動での支援を含めて、旅をしまし
た。

以来、富士見市陸前高田市を勝手に応援する会としても行動し、
これまで6回の東北の旅を続けています。

当初の思いは、ボランテア活動募集の記事は、全てが、身体強健、体力
に自信のある人との要件があり、私どものように、身体、体力に自信が
ない者は、気持ちがあっても支援活動に参加できないとの思いがありました。

第1回支援の旅に、参加した5名が、今度は自分たちでやろうと計画、
コンセプトは、身体強健でなくても、体力に自信がなくとも、支援をした
い気持ちがある人は誰でも支援できるデス。
3本足でも大丈夫かとの問い合わせがあり、大丈夫行きましょうと参加
した3本足の高齢者の働きは見事なものでした。

第2回めは、海辺の畑5枚をバス1台の人数で、瓦礫を片付け、トラク
ターなどが畑に入れるようにする活動でした。数時間の活動でしたが、
3本足の老人には旗を立てた集積所に椅子を出して待機してもらい、
そこを目指した元気なものが瓦礫を運搬、集積することにしました。
彼は、集積場所で待機し、瓦礫の持参者に選別集積を指示、鉄物
はここ、ガラス物はここ、木材はここ、個人の名前の判別できるもの
はここ、といった具合に指示、後から現地のボラセンターから、大きく
評価され感謝の言葉がかけられました。

彼は、この経験から、その後の支援の旅に数回参加しました。

3月には、福島原発20キロのJビレッジまで足を伸ばし、それまで
立ち入り禁止区域だったところに、入れるようになったところまで、
入りましたが、放射能線量が高く、2年間放置されたままの、1ヵ月
後の陸前高田市の現状がよみがえる光景でした。

4月には、一本松にあってきました。 大槌町、花巻温泉、石巻ま
で行きました。高田市では、瓦礫はほぼ片付き、何もない更地に
近い状態になり、市役所も千昌男の立てたホテルも解体され、保
存することが決まった被災建物と、現在通信基地として活動してい
るアンテナの維持のために、電話局舎のみが残された状態で、
各地に山を崩して8mの盛り土をする準備のため、というより、
おくところがないので、盛り土のために近くの山を崩した土の堆積
所となった各地の公有地の盛り土の山がいくつも見える状態と
なっていました。

一本松は作業用の枠に覆われて、一応レプリカで戻ってきていま
したが、現地の藤倉議員の説明では、枝振りが違っているとかで、
再度調整のため作業枠の撤去がされていないままであるとのこと。
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ひょうたん島に会ってきました。
ひょっこりひょうたん島のモデルの島ですが、大槌町の宝来島
です。報道される陸前高田市の復興は、地元の議員たちの奮闘
もあり、一定度進んで見えますが、少し離れた、小さな町、大槌町
では、ほとんど2年前の状態にあり、復興は手付かずの印象です。


固定資産税一括課税始末記

2013-05-05 10:45:25 | ブログ

Aマンション管理組合の固定資産税一括課税に関して、
何人かの個人が税金滞納をすると、連帯債務である
ことから、マンション全体の土地に対して滞納処分が
架けられ、最悪、差し押さえ等々となりかねないため、
管理組合は、緊急避難として、問題はあるが、先ずは
管理組合が一括して納税を済ませ、各人の負担分に
ついては、組合に返還してもらうように要請した。

ところが、組合員にしてみれば、自分の感知せざる所
で、共用部分の増加に伴い、共用部分の課税が、持分
割合によって、按分課税されていたことになり、税金額
にシビアな人は、なぜ自分の税金が増えるのか、納得
出来ないということで、支払いを拒否した結果、組合が
困りはたて事例です。 

「マンション管理センター通信3月号」の記事参照。

土地に関する課税部分について
理事会で慎重に協議した結果、数人が組合に返納し
ないのだから、逆に、返納してもらった金額を全員に
お返しすることで、公平性を確保する方法を取ること
しました。

相手からボール(金)を取るのはむつかしいが、
こちらからボールを渡すのはこちらの意思次第の
方策です。

所沢市の資産税課の協力をえて、各人の負担すべき
固定資産税額の内訳を、按分課税で増えた分と
本来の専有部分に係るこれまでの課税分の金額を
確認、按分課税分は管理組合が負担するとして、
本来の各人負担分を返納してくださいとお願いしても、

数名の反対者が返納してくれないで、逆に、返納して
くれた組合員に同額をお返しして、誰もが自分の
専有部分に係る固定資産税を負担していない状態
の、マイナスレベルでの公平性を確保しました。

今度は建物の按分課税による増額分の扱いです。
これは、地方税法により、市役所が職権で按分課税
しており、納得しない反対者も、相手が市役所です。

問題が解決するまでの3年間の税額ですが、
(共用部分としたのだから)本来組合が払って当然のものを、
市役所が組合員に按分課税してきた結果、組合員が払って
いたもので、これを返すことにしました。
このボールは組合が持っています。

あなたが払いすぎた税金をお返しするから、文書提出等
協力をして下さいとお願いして、反対するものは居ません。
全員が市役所への各人の納税額名寄せ帖取得の委任状
に押印、市役所から、各人に返すべき税額計算の資料を
入手することが出来ました。

土地の税金を返さない数名については、建物の税金を
組合が返す時点で、土地分を相殺して、お返しをすること
にしました。ボールはこちらの手にあり、嫌なら返さないまで
との態度にも見えますが、これで組合員の公平性が確保され
土地建物のそれぞれの税額の返納を巡る調整が完了しました。