マンション管理士綾さんのブログ

マンション管理士は「正義の味方・月光仮面」?

10.17富士見市マンション管理セミナー&無料相談会、盛大に

2015-10-17 23:16:35 | ブログ
多くの皆さんの参加を頂き、用意した40セットの資料が1部を残してなくなりました。
ご協力していただきました。皆様、参加された皆様に感謝、感謝です。
又資料を提供していただきました、富士見市宮島副課長、埼玉県住宅課マンション係、
マンション管理センターさんにも、この場をお借りして、感謝申し上げます。

4000枚に上る案内チラシの配布行動に参加してくれた6名の管理士さん。
これまでの各行政窓口においでいただいた相談者の皆さん40名に案内はがき
を送る等、お誘い活動にも頑張りました。

受付簿に記載された人数は18名と支えてくれた管理士15名の参加ですが、
受付簿に記載されなかった人たちも幾人かいました。
連れだっておいでになり、一人だけが代表して受付したなど、等々
組合員に渡すからあと1部資料が欲しいと一人で2部持ち帰った人も。

前もって、備え付けのDVDやプロジェクターの操作の打ち合わせはしたのですが、
土曜日の担当者(シルバー人材センターからの派遣》が、操作はわかりますから
との説明を信じたのですが、当日の2人の当直者は、何もわかりませんとのこと、
事前に、私のPCを持ち込んで、実演してみるテストをしないまま、
50分前に会場に入り、操作を始めたのですが、思うようにプロジェクターの
上映ができずに、開会が15分遅れた始まりました。

冷や汗をかきましたが、何とか15分遅れで、開始、軌道に乗ることが出来ました。

富士見市高齢福祉課、副課長の宮島由加里氏による認知症サポーター講座、
題して「マンションで認知症とどう向き合うか」の副題での話は
単なるサポーター養成講座にとどまらず、副本として彼女が作成してくれた
「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり(マンション編)」の
手作りの冊子は、埼玉県でも初めてのもので、幾人かの管理士から、
「こんなのは初めて見る。これは貴重な資料だ」と高い評価が表明されました。

又、認知症サポーター養成講座ですから、講演終了後、参加者には
認知症サポーター研修終了証としてのオレンジリングが配布されました。

続いて、私の講演「マンション管理規約改正を考える」の話は
開会の遅れも考慮して、40分程度に詰めて報告、質疑に入ってから
次々と質問が続き、8名の質問で、これ以上続けると、相談時間が短くなる
心配から、質疑を打ち切り、個別の質問は、これから始まる相談会での
質問をお願いしますということで、質疑を打ち切りました。

脱法ハウスというのは何か?との質問には、あれだけ騒がれた事件が
あったが、まだまだマンション管理組合又はマンション居住者の意識に
脱法ハウスの危険が伝わっていないことを実感しました。

脱法ハウス、シェアハウス問題、委任状、決議要件、標準管理規約の採用
互いに規約を資料として交換したい、組合の交流会を希望する、賃借人が
規約を守らない等々の質問がありました。

無料相談会に移り、5組の相談者に12人の管理士が対応し、閉館10分前まで
熱心な相談が続きました。

最後に帰る時点で、今後もこのような催事があれば是非ご連絡ください。
住所氏名をきちんと書いておきました。お願いします。との
うれしい伝言が数名から頂きました。

感謝、感謝です。




富士見市後援、マンション管理セミナー&無料相談会のご案内

2015-10-08 00:36:50 | ニュース
一般社団法人、埼玉県マンション管理士会富士見支部が、
初めて富士見市で、

マンション管理セミナー&無料相談会
富士見市後援を頂いています。

日時:平成27年10月17日(土)午後1時20分より午後4時30迄
場所:ピアザ富士見(東上線ふじみ野駅東口、駅前交番横)


演題は、富士見市の高齢福祉課、副課長による「マンションで認知症とう向き合うか」
私の講演は「マンション管理規約改正を考える」となっています。

次ページに、管理士会で作成した、市内マンション居住者等にお知らせする、フライヤーをUPします。
少々お待ちください。




 

第6回管理組合交流会

2015-10-07 23:40:40 | 随想
 27年10月4日、S管理組合会議室にて、新参加組合も
含めて8組合、内2組合が欠席の状況で、
第6回マンション管理組合意見交流会が開催されました。

冒頭、前回参加者の要望から決められた管理士による講演
「基礎からわかるマンションの耐震工事の進め方」と題して
押し迫る震災対策としての耐震診断をどう考えるか?
診断の結果に以下に対応して、補強工事を実施するか否か
等々について、約45分の講演の後、質疑応答に入った。

震災の切迫感はどの程度のものか?との質問から始まった
質疑は、それぞれの管理組合役員の考え方の意見交換も
含めて、司会者が時間を気にして、別の話題にするとの
声をかけるまで、途絶えることなく質問が続いた。

富士見市での耐震診断の実績、補助制度の不足感、
他市の取り組みの現状も補助制度の内容もあまり変わらず
実績もあるといえるほどの数ではないこと。
それでも富士見市で実施したあるマンションの概要の
話には興味深々で、3.11の大地震での被害状況も
参加組合の具体的な話として出された。

あるマンションでは3・11で土台にヒビが入って
地震保険から数千万円の給付があり、その資金で耐震診断
を実施、補強工事に入っている話がある一方、目だった
被害もなく、頑丈なマンションだから大丈夫ではとの
話もでて、診断をしてもそのあとが見通しが立たないとの話も。

いずれにしても参加組合のほとんどが旧耐震による建築であり、
診断だけは、何とか工面して実施したほうが良いのではと
考えるが、財政問題がネックで補助制度の一層の拡充を求めたいとの声も。

又、プレキャスト構造は旧耐震でも大丈夫か、強いとの
話があるが、その根拠は、科学的な証明があるのかとの
質問が前回からの宿題とされていて、現在認定構造計算建築士が
私の依頼で、資料を集めてくれているところであると
一応の回答をしたが、依頼した時点での建築士の話は
「プレキャストそのものは確かに強いが、問題は接合部分
の状況を確認しないと、一番の弱点が接合部分であり、
一概にプレキャスト構造だから大丈夫とは言えない」と
の話があったことをお伝えした。

築年数から言って、給排水管の取り換え工事を進めていたり
これから進める計画中の所もあり、修繕積立金で専有部分も
一括工事を実施したところ、これから一括でやるが、専用部分の費用は
当然個人負担を、お願いしている。それでは反対者も出てむつかしい
等々の意見交換が行われた。

管理士から、本来共用部分に使うことになっている修繕積立金を
一括工事、一体工事であるからといって専有部分の給排水管取り換え
工事に支弁することについては、規約を改正するなど、慎重な
取り組みが必要であること、誰かがおかしい反対といい始めても、
きちんと説明責任が果たせるように、準備してからすすめること
をおすすめするとの話で取りまとめました。