マンション管理士綾さんのブログ

マンション管理士は「正義の味方・月光仮面」?

「アクティブマンション大規模修繕超図解」リリース

2015-04-23 00:22:50 | ニュース

表題の「大規模修繕超図解」は、自立成熟型の架空のマンション管理組合を想定し、
理想の管理組合としてPDCA(plan do check act)のサイクルを基軸に、大規模
修繕に取り組むときの、注意点、知りたい情報などを表紙を含めると14ページに、
それも可能な限り可視化したテキストを作成、「拝啓、修繕委員長殿」と題して
「もっとも簡潔なマンション大規模修繕のレシピです。しかしあなたの知りたい
情報の80%が表現してあります。しかもあなたが知る必要がないことは書いて
いません」と呼びかけている、冊子がリリースしました。

リニュアル技術開発協会(通称り協)とは、マンションの大規模改修工事業務に従事
する「企業」と、マンションの修繕委員会・管理組合の「居住者」によって設立された
NPO法人ですが、そのり協の「設計・設備。マンション管理合同部会」の26年度事業
の一環として、毎月の例会で検討研鑽を重ねて取りまとめられた「超図鑑」です。
リリースまでに、マンションのリニュウアルや大規模修繕工事に関する設備や塗料
その他、それぞれの分野の専門家、一級建築士、マンション管理士など24名が集い、
15月余をかけて取りまとめたものです。

24名の全員がいつも出席しているわけではありませんが、り協の包容力ある計らいで、
会員登録もしていない管理士も幾人か参加し、これを心よく迎え入れてくれて、
不肖、わたくしも11回の例会参加ができました。

今津かずあき氏(一級建築士、マンション管理士)がリーダーシップを発揮して、
各回の資料提供を行い、これに参加した各人が意見を述べ、推敲を重ねる形で
会議が進行しました。その内容は以下の通りです。

00大規模修繕委員会の設置、
01建物調査・診断、
02基本設計
03実施設計、
04施工会社選定、
05総会決議・請負契約
06工事説明会
07定例会議、
08竣工検査・清算、
09竣工図書受領、
10アフターサービス、
11長期修繕計画その1、
12長期修繕計画、その2

の13ページに及び、1ページの半分は可視化の努力で図解を用いた冊子に
仕上がっています。

本冊子には著作権を主張せずに、FREE paperとして、利用したい人はだれでも
使えるものとして発表されました。大いに活用したいと考えます。

 

 


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