7月26日(土)
今日はお庭でバーベキュー
甥っ子の彼女がウチの家族に興味あるらしく、ウチの家族と一緒に庭でバーベキューしたいと言い出したのがきっかけです。
それならば、バーベキューしながら花火大会が見れてちょうどいい今日にしよう、どうせならかねてよりウチの庭でバーベキューしたいと言っている人たちを一遍に呼んでしまおうということになったのです。
ウチは家族だけでも大人数なのに、それぞれが友達や恋人を呼んだりしたので結構な人数になってしまいました。
買い物へ行く者、庭のテーブルや椅子を掃除する者、バーベキューのセッティングをする者・・・みんな朝から大忙し。
もちろんお肉や焼きそばは美味しかったけど、意外にも塩焼きイカが一番人気で奪い合いでした。
夏の夜空に咲いた花火も、とても綺麗でした。
とまぁ、ここまでは言っちゃあなんだけどついでのイベント。
さて、ここから本題に入りましょう。
今から遡ること数週間前の話。
義理の兄が小学校時代の同窓会とやらに出かけて行きました。
ま、ちょっと面倒くさい気もして行くのやめようかな、なんて思ったりもしたそうですが、やっぱり最後には何となく行った方がいいような気がして家を出て行ったそうです。
そこで小学校を卒業してから一回も会ってなかった親友と、数十年ぶりに再会。
しかしその友達は会うなり、
「何十年ぶりに会ったのにいきなりこういうコト言って悪いんだけど・・・お前・・・連れて来たね。なんか憑いてるよ」
と言われたから義兄もびっくり。
なんせもう何年も前から身の回りで起こる怪奇現象に原因が分からず悩んでいたところでしたから!
このお友達は、とある有名な超能力者(ほとんどの人が名前を知っているだろうと思われる、TVでも見かけるお方です)のお弟子さんなのです。
弟子と言っても、本人は舞台衣装を造るという立派な本業をちゃんと持っていて、彼がその有名な超能力者のもとで修行をしたのには、自分の特別な能力で以て周囲の困っている人を救ってあげたい、幸せにしてあげたいという願いからなのだそうです。
立派な志ですなぁ。。。
その彼が霊視したところ、ウチに不思議な現象が起こる原因は「石」だと言うのです。
「大きな石がいっぱい・・・軍団で見えるよ。それが良くないな」
大きな石?
そんなのウチの庭には無い。この家の下に土台として入っているのかな?とか私たち家族はそんな想像をしてました。
そして今日。
その不思議な能力を持った義理の兄の友達という方が奥様と一緒にいらっしゃいました。
まぁ、先生と呼ばせて頂きましょう。見た目はお笑い芸人「超新塾」の、背の高いリーゼントの人に似てます。
近くのバス停まで義兄が迎えに行きました。そしてダラダラと歩きながら昔話をして我が家まであと数十メートルという場所へ来た時、先生が突然悲鳴を上げたそうです。
先生は全身に鳥肌を立たせながら、
「これだ!これだよ、俺が見えたの」
と、我が家の向かいのお宅の隣にある空き地(造園会社の土地)に並んだ大きな石の軍団を指差しました。
石はとても「気」が入りやすいんだそうです。
となると私が京都の伏見稲荷で挑戦した「おもかる石」も、あながち根拠のない占いではなかったんですね。
先生は、その石の軍団たちに、とてつもないマイナスの気が入り込んでいるとおっしゃいました。この辺りで死んだ人は居なくても、色んな場所から死者の念がやって来てこの石に入り込んでいると。
「ここ、事故多いでしょ?」
と先生は訊ねる。
そうなのです。ウチの前の四つ角ではほんとにちょいちょい事故が起きるのです。
車と車だったり、バイクだったり、何故か単独で電信柱に突っ込んだり。。。
幸い、今のところ死亡事故は起きてませんが。
こうした事故が同じ場所で頻繁に起こるのは、この石の前を通った車に乗り込んだ悪い霊の仕業だそうです。
「この石やだなぁー・・・でも、俺には退かすほどの力がないよ。多分、プロの霊媒師でも命懸けじゃないかなぁ」
なんて恐ろしいことを言うじゃありませんか。
やだなぁ。私、毎日その前を通って通勤してるんですけど。。。。
その話を聞いている最中で姉が突然顔色を変え、
「この子たちがまだ小さい頃に、あそこからいくつか石を拾って来たことがあって、それまだ玄関に置いてあるんですけど・・・フォトフレームの後ろに隠してあったんです」
「玄関にあったの?だからか玄関に入った時、『気をつけろ!』って声がしたんだよ!その石、早く捨てて!」
そう言われて姉が持って来ると、先生はまた全身に鳥肌を立たせて
「それダメ!早く元のところへ捨てて!」
と、子供が怖いものから逃げるようにパニックになってました。
姉の家に姿なき何者かの気配が玄関から入って来て階段を昇ったり、あちこち歩き回ったりしていたのも、その石が原因だそうです。
いやぁ・・・石って気軽に拾って来てはいけないんですね。
不安だったので、私も海で拾って来た石を見てもらいました。
「うん。これは大丈夫。何の問題もない」
と先生は穏やかな笑顔でおっしゃる。
ううーん・・・姉の家にあったあの石とこの石、何がどう違うのか?
素人の私にはさっぱり判りません。
さらにこの先生、ヒーリングみたいなものも出来ます。
手を当てると悪いところが判るらしく、そこへプラスの気を送ってくれるんですが、大人数にも関わらず先生は私たち家族全員を見てくれました。
先生が背中に手を当てると、ほんわりと暖かい。不思議な感覚がします。
姪っ子や甥っ子は
「とてもいい子だねえ。心配しなくても将来成功するから、もっと力抜いて楽に生きていいんだよ?」
「この子は将来スゴくなるよ。この子がやりたいって事があったら、周囲の人は絶対に反対しちゃダメ」
などと前途有望な人生を約束されたような言葉を貰ってとてもご満悦。
それにひきかえ私が頂いたお言葉は
「・・・・なるべく常温のものを飲むようにしてね」
そ・・・それだけですかと、密かに心の中でつっこんでしまった。
「疲れやすいっていうか、いつもだるいでしょ?」
確かに!
「だるいです!夏なんかもう生きてるのがやっと!」
「冷たいものばっかり飲んでるでしょ?内臓が冷たくなってるもの。こりゃしんどいよ」
おっしゃる通りです。
私にとっては冬だろうが夏だろうが、基本、氷の入ってない飲み物はあり得ないのです。常温のぬるい飲み物なんて不味いもの、誰が飲めるかい!って主義だけは決して曲げられませんでした。
だって不味いんですもの。
「身体が冷えてるとは自覚してたけど・・・そうだったんですかぁぁ」
「なるべく身体を温めるようなものを飲んで、規則正しく食べて、夜更かもしないように。無理させちゃダメだからね」
言われること全て、身に覚えがあって耳が痛い。
背中にちょっと触れただけで全て見透かされてしまって、恥ずかしいやらショックやら。
全員を見終わった先生は私が居ない時、姉にそっと告げた。
「お父様もお母様も健康だし、子供たちも素直で何の問題もない。この家は皆さん明るくてとても健やか。ただね・・・一番心配なのは・・・・」
今回、家族の中でワースト1だったのは私だそうです。
兄や母の方が私よりも長いこと時間かかってて大変そうだったのに、一番ダメだったのは私なんですか?!
「妹さん、すごく心配なんだよねー。内臓機能がかなり弱ってる。ほんとに気をつけてって言っといて」
ガーン ガーン ガーン・・・
ショックのあまりムンクの叫びのようになってしまった。
という訳でそれから飲み物には氷を入れていない私です。
先生のスゴい話はまだありますが、今日は長くなってしまったので、また明日に続編として載せるとします。
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