我輩のご主人は猫の親分である。
彼女は幼い頃から猫と生活を共にし、猫をこよなく愛してきたお方である。
猫が好き、というレベルではなく、親分はもう猫そのものだと我輩は思う。
怒りの感情を露にした時、敵をシャーッと威嚇するそのお姿はまるで猫である。
小さい頃にパパ上から「お前、本当は猫の親分でしょ?」と言われて以来、彼女は自分を猫の一種であると思い込んでいるようなのニャ。
会社の男性や友人たちからも「猫派っぽいですよね」と言われるらしい。それはきっと「猫好きに見える」ではなくて、「まるで猫ですよね」というニュアンスに違いニャい。
我輩はそんな親分を敬愛している(つもりである)。
彼女はこの家の中で誰よりも、我輩を猫可愛がりに可愛がってくれるのニャ。
仕事から帰って来るとまず我輩の名前を呼びながら擦り寄って来る。
特に美味しい物をくれる訳ではニャいが。それでも我輩は嬉しい。撫でてもらえるだけで嬉しいのニャ。
我輩がこの格好をすると親分は大変喜ぶ。
だから我輩はなるべくこの格好で寝てあげることにしている。
これでも色々と気ぃ使ってますのニャ。
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