会社の同僚が、どうしても桜の時期に京都へ行って
保津川のライン下りをしたい!と懇願するので
また来ちゃいました、京都へ。
京都駅に住み着いている神様が居たとしたら
「アイツまた来たのか?!」と思うでしょうね。
空を見れば美しい晴天!
こりゃ絶好のお花見日和ですなぁ。
…て、コトは相当混むってコトだあね。
京都へ着いたら、駅ホーム内のロッカーに荷物を突っ込み、
そのままJR山陰本線に乗って嵯峨嵐山へGO!
ここからトロッコ列車で、ライン下りの起点である亀岡まで行きます。
…が、まずは腹ごしらえといきますか。
嵐山のよーじやカフェでランチします。
トロッコ列車の席は予め新宿のJTBで予約しておいたので
心配することなく、時間までのんびりできます♪
んで、駅へ戻ってみたらすんごい人、人、人!!!
いやぁ~…前売りで予約しといて良かった。
さぁ、トロッコ列車がやって参りました!
これに乗るのは2度目だなぁ。
何年か前に姉と姪と3人で乗った時は
床が格子状で、下が透けて見えたからスリル満点だったけど
今回は車両が違うので、下は見えませぬ。
桜のシーズンとあって、車内は立っている人もたくさん居て熱気ムンムンです。
人に揉まれているお年寄りが気の毒で、席を譲ってあげようかなとか思ったけど
うーん…でも、わざわざ予約した席だしな~…なんて1人で葛藤する私をよそに
列車はズンズン進んで行くのでありました。
あちらに見えるは、死ぬまでに一度泊まってみたい旅館「ほしのや」さん。
トロッコ亀岡駅から、ライン下りの乗船場までは
バスに乗って行きます。
混み混みだったけど、15分ほど待てば乗れました。
流れの速い所では全員揃って「おぉ~っ」と声をあげてしまいます。
端に座っている人は油断すると濡れます。
つい童心に返っちゃうし、めっちゃテンションあがってしまふ
ライン下りの所要時間はおよそ2時間ほど。
船頭さんたちの冗談だらけの案内に笑い、
川岸で甲羅干ししている亀たちがいる長閑な景色あり、
急な流れあり、自然の景観あり、季節の風景あり、
そして野性の猿たちに遭遇したり、
おでんや団子を売る舟がやって来たりで
退屈する暇がありませんでした。
のんびり舟に揺られながら食べるお団子もまたイイもんですね。
そんなこんなで嵐山に到着です。
嵐山は桜がちょうど見頃でございました。
なんとも艶やかじゃありませんか!
でも、花よりなんとかなのね。
小腹が減ったのか、ついつい「とうふドーナツ」の誘惑に魅了され…
甘くなく、サクサクのほくほくで美味しかったっす
予定にはなかったけど、2人して衝動的に甘いモノが食べたくなったので
「老松」に入って本わらび餅をいただきました。
ぷにょぷにょで美味
さて、食べ終わったら竹林の道をちらっと散策して
また嵯峨嵐山駅からJRに乗って京都駅へ戻ります。
ロッカーから荷物を取って、いよいよ本日のお宿へ!
今回泊まるのはホテルや旅館ではありません。
町家一軒を貸切でございます。
小さな路地を入って行くと、普通に暮らしている人たちの家々の
一角にひっそりとありました。
なかなかステキです!
お風呂も綺麗っす
ゆっくり眠れそうな寝室だし。
これで1人¥13,000(食事なし)は、そんなに高くないと私は思うのですが。
とにかく気に入った!
日頃の疲れ+寝不足+はしゃぎ過ぎで疲弊しきった私たちは、
お宿で一息ついてコーヒーを飲んだ後すぐに
グースカ寝入ってしまいました。
万が一の為に設定しておいた携帯のアラームに助けられたようなもの。
それがなかったら…あぁ、恐ろしい!
お宿の手続きに来たおじちゃんが祇園の白川沿いの夜桜は良いですよ
と勧めてくれたので、白川通をそぞろ歩きしてみました。
まぁ、ここは何度も来てるけど、何度来てもいいですね。
辰巳大明神の夜桜もステキでした。
こっちの写真撮ってる間にホンモノの舞妓さんが目の前を通過。
撮るタイミングを逸してしまいました…。
さぁ、夕飯でっせ!
また来ちゃいましたよ、石塀小路の「豆ちゃ」へ。
気に入ったんですね、私。
19:30からの予約で入って
さんざん飲んで、くっちゃべって店を出たのは22時過ぎ。
それでも祇園さん(八坂神社)には煌々と灯りが。
その灯りに吸い寄せられる、虫のような私たち。
そうか、こっちの人々は節電したところで関東や東北の為にもならないから
特に節電する必要ないんですね。
だから町や店が普通に明るいんだな。
なにやら賑やかだと思ったら円山公園では
大勢の人々が花見の宴を楽しんでいらっしゃいましたよ。
今の日本には、こういう明るい場所もあった方がいいですね。安心します。
今夜は月も綺麗です。
我々も便乗して花見酒&月見酒といきますか。
(花札だったら高得点ですね)
ああ、心身共にリフレッシュ~