先日、まめの避妊手術をした。
手術が無事に済んで、翌日病院へ迎えに行くと
「まめちゃんは、身体が小さいので麻酔から醒めるのがちょっとだけスローでした。
経過は順調ですけど、傷口を護る為に服のようなものを着せてあります。
例えばどこかにひっかけちゃっても、簡単に破けるようにできているので
心配要りませんよ」
と、先生はにこやかに説明する。
迎えに行った私と甥(高)は、
先生の言った「服のようなもの」を、完全に「猫ちゃんの服」と思い込んで
頭上にモワモワンと想像図を浮かべる。
お洋服を着たまめ。
可愛いではないか。
早く見たいじゃないか。
どんなの着てるのかしらん。
先生、手術の痛そうな話はもういいから、早くまめを連れて来てくださいよ。
とは勿論言えないので、暫し我慢して話を聞く。
ワクワクしながら待つこと数分、
やがて奥から現れたまめの姿に私と甥(高)は
「…」の絶句。
だって、そこに居たのは…
怪獣ニャンギラス~!
「ギニャーァ!」
おぉ、水を飲んでいる姿が更に怪獣チック。
「んごっ、んごっ」
母「あら!やだ~、な~に~コレ?」
兄「ケッケッケッケ!」
姉「きゃはははっ。かわいい~っ!」
甥(大)「何だこの生き物は?可愛いじゃないか」
姪(中)「わ~、ミイラ!?」
私ら勝手な人間共は、まめの面白い姿を見て楽しんでいる。
まめにゃん、お疲れ様。
なんかちょっと疲れたみたいで かわいそう…。
でもこの包帯の巻き方、細やかな気配りがあって
病院の先生方の愛情を感じるなぁ。