何やら庭が騒がしい・・・
おや?
ぷち「庭に見知らぬ子供がたくさんいますニャ」
ルイ「あのね、あたい知ってるの。
お姉ちゃんとこの子供たちが、友達呼んで遊んでるの」
「そりゃ結構なコトで・・・夏休みになると色んなお客さんがちょいちょい来ますなぁ。まるでキャンプ場みたいだニャ」
「勝手に遠くへ遊びに行けない子供たちにとっては、ウチで遊ぶのが楽しいらしいの。緑も多いし、川も近いし」
「ふーん。ま、どうせ最終的にはゲームしたりDVD観たりするのが目的だろうニャ」
「ところで親分は?今日は仕事お休みの日じゃありませんでしたっけ?」
「親分は表参道でランチ&ショッピングだとかで、嬉しそうに出かけて行ったの」
「あの人もよく遊びますなぁ。休みの日に一日家でのんびり過ごすということを知らないのニャ」
「でも親分が居ないと、好き勝手に過ごせるから嬉しいの」
「ココとか、」
「こんなトコとか」
「ル・・・ルイ殿、流石にそこは降りた方がいいのニャ」
「あ"っっなんてことをル・・・ルイ殿、これは・・・親分が怒るのニャ」
<Before>
「あ・・・」
「親分お帰りなの~」
親分は何も見なかったかのように、荒らされた部屋をただ黙って片付けておられた。
ルイ殿の必殺技はスゴイのニャ。