風は
まだ冷たいけれど
ポカポカと
日差しが
暖かい
山肌を
這うように
萌黄色が
里から
山頂に向かって
ゆっくり
登って行く
林の中に
入って行くと
地表に近い
風当たりの少ない
木々は
薄黄緑に
包まれ
春を感じる
黄金色の
花が
目に
飛び込んで来た
「山吹」だ
やっと
芽吹き始めた
草木の中で
一足早く
我が
天下とばかりに
咲き誇る
スーッと伸びる
枝先に
向かって
節毎に
花を
付けている
ゆらゆらと
風に揺られる様に
しばらく
見惚れてしまう
風は
まだ冷たいけれど
ポカポカと
日差しが
暖かい
山肌を
這うように
萌黄色が
里から
山頂に向かって
ゆっくり
登って行く
林の中に
入って行くと
地表に近い
風当たりの少ない
木々は
薄黄緑に
包まれ
春を感じる
黄金色の
花が
目に
飛び込んで来た
「山吹」だ
やっと
芽吹き始めた
草木の中で
一足早く
我が
天下とばかりに
咲き誇る
スーッと伸びる
枝先に
向かって
節毎に
花を
付けている
ゆらゆらと
風に揺られる様に
しばらく
見惚れてしまう