おてんば珊瑚

我が家のおてんば娘(日本テリア)の日常を紹介したいと思います。

母のこと・・・

2006-09-07 23:48:46 | その他
何がどう忙しいというわけではないのに、なかなか更新出来ません。

先月のお盆の時から、実家の母の体調が悪いのです。
具体的にいうと、下痢が止まらないのです。
毎日整腸剤を飲んでいて至って元気。胃腸など悪くした事はないのです。
下痢なんて年に数えるほどで、たまにはすっきりして良かった・・・くらいの
事を言っていた丈夫な母でした。

今月80歳を迎えるので、子供や孫たちでお祝いする予定で計画も立てていました。

日頃元気で丈夫ですから、私自身も忙しいのも重なってそのうち治るでしょう・・・
と軽く考えていましたが、どうも今回は変なのです・・・?

初めは母も滅多に無いことなので、薬局で下痢止めを買って飲んだのです。
案の定その日のうちに止まったので、すぐに普通の食事にしたようです。
が、次の日になると又同じ症状で、どうもいつもと勝手が違うと・・・
姉に電話したら、病院へ行った方がいいよと勧められて、姪が連れて行ってくれた
病院では、下痢止めと整腸剤を出してくれて、消化の良い食事を摂るように言われました。
ところが、この薬もいっこうに効かないと・・・いままで経験がない事と、早く治さなくちゃと
ひとりで焦っていたのかもしれない?ここまでで1週間が経ちました。

それじゃ胃腸科の専門医に掛かった方がいいよと、姉が掛かっている総合病院の胃腸科へ・・・。
ここは副院長が胃腸科・肛門科の専門らしく、東京の病院を調べたらネットで検索出来ました。
設備も充実していて、近所でポリープをとった人の評判も上々でしたから・・・
ここならと考えて行ったのですが・・・ここからが問題なのです。

実際に診てくれたのは副院長ではなく、関連病院から来ていた医師で、行く度に医師が違うのです。
A医師は消化のいい、腸に負担の無い物なら何を食べてもいいと言う。
薬は前回の病院と同じもの+胸焼け、吐き気止めの薬(こんな症状は一切無し)を2週間分もくれた。
(この時便をとって検査もしました・・・数日後の結果まち)

次に行ったら、今度はB医師で、検査結果はすべて陰性で異常なし・・・薬は同じで下痢した時だけ
下痢止めを飲んで、止まったらすぐに飲むのを止めるという指示でした。
この時37度の微熱もあった為、その事をいうと風邪の菌が入ったのかも?だそうだ。
まったく初めから吐き気など無いから、その薬も飲むのか聞くと飲んでいた方がいいという指示でした。
薬局でさらに念を押して聞いたら、害は無いから飲んでいても大丈夫ですよと言われたといいます。
聞いていて、この時点でこの病院には不信感を持ちました!

母の下痢は、私なんかが聞いていても大した事がないように思うのです。
腹痛は無い。下痢便でも1日に1回もしくは2回くらいまで。
食事はお粥、白身魚、野菜は細かく切って煮込んだものなど・・・いわゆる消化の良いご飯です。
年取ると脱水が怖いので、水分は多めに摂取(ポカリなども飲んで)するように・・・と
すべて言われた事を守っているのに、下痢は止まらないのです。

私は、神経性の下痢なんじゃないかと思ったりするのですが、本人は頑として違うと言い張ります。

そして3回目はA医師でした。すると今度は何も入れない方がいいと言うのです。
今のまま食べながら薬で止めていても、腸内に悪玉菌が増えていればそれが下痢を起こすのだから
全部出すしかない・・・水分以外は摂らない様にして良い菌を増やす薬だけ飲んでいれば止まると言います。
母が腸内の検査の事を聞くと、前の(便)検査は異常ないのだから、やったって苦しいおもいをするだけだと言われました。
この時でもう3週間が経っています。

私がこの時一緒に居たら、なんで最初にそう言ってくれないのか?聞きたいですよ。
高齢で、夏バテも多少あって、前日が涼しかったりして風邪も手伝って・・・悪い条件が重なったくらいと
医師も来られれば、何もしないわけにもいかないのでしょう・・・その都度ああだこうだと
違う事を言って、体力が無くなってフラフラしたら点滴しましょう・・・と言います。

水分だけで栄養も採れず、もう3週間も下痢が止まらない・・・姪は昼間は自分の親の事でも大変なのに
少しも嫌がらずに、御婆ちゃんの面倒を看てくれます。私とてそうちょくちょくは行ってられないし
泊まってくるわけにもいかない。だけど、母を今の状態でひとりにしておけないので
我が家に来てもらうことになって、それでも医者に言われたように・・・
可哀想に水分だけを採っていたのですが、絶食状態になって3日と半日・・・
そろそろ、固まったう○こが出てもいい頃だと期待していたのに(便は丸2日出ていません)
今日の午前に2回、午後に2回となんと4回も下痢便で最悪な状態です。
こんな事してたら本当に入院することになってしまう・・・とりあえず保険証を持っていたので
こっちの病院で点滴してもらおうと、胃腸科の病院を捜して午後から行ったのです。
先生は長々話す母親の説明に困惑ぎみでしたが、最後まで聞いてくれて・・・
下痢を急に止めるのは良くないが、弱い薬を食べながら飲んでいって
徐々に治すしかしょうがないですね。と説明してくれた・・・。
聞いていて納得のいく説明で、点滴も水分補給だけどしてくれました。
薬局でも飲む薬の説明を詳しくしてくれて・・・なんかそれだけでも安心出来ます。

夜はごく少量の3分粥と減塩梅干1個、野菜のスープだけ・・・4日くらい粒の物を入れてないので
ホントに少量なのに、喜んで食べていた母がとても哀れで、一緒に住んでいればここまで悪くは
ならなかったろうにと申し訳ない想いです。

薬も今度は弱い下痢止めの錠剤とせんぶり・ビォフェルミンなど聞いた事のある成分4種類の粉薬で
夕飯の時飲んだら苦いと言っていたので、“良薬口に苦し”で今度は効くような気もするのですが
点滴で元気になったのか、母もこれで治るかもと思っているようなので・・・
たとえ神経性のものでも、家に居る間に治って欲しいと願うだけです。

でも、今後の私たち兄妹の課題・・・ひとりで居る母のこと・・・どうする?




コメント (24)
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