ウィーンで研究留学!

以前はウィーンでの留学生活を綴っておりました。今後はクラッシック音楽を中心に細く長く続けていけたらと思っています。

圧倒的。。。

2006年11月16日 04時39分50秒 | 音楽(クラシック)
ふらふらしていたら硬いものが頭にぶち当たったような衝撃でした。

ベルリンフィル・ラトルのショスタコービッチ、予想をはるかに上回ってすごかった。特に前半の交響曲1番。彼らが発する音は常に音が深い、そう思わされました。1番は1番だけにもっと軽く演奏されるものだと思っていましたが、こんなに内容のある音楽だったとは知りませんでした。今日はあんまりいろいろ書かないことにします。

後半の15番はしっかりまじめに聴いたことが無かったのですが、かなり難しい曲です。いい演奏でしたが、この晩年の境地をラトルがものにしているか、これはまだ難しいのではないかと思いました。

とりあえずベルリンフィルをもっと聴きたくなりました。ベルリンはそんなに遠くないわけだから年に何度かフィルハーモニーホールに聴きに行くことを本気で考える気になりました。


ところで、やっぱりウィーンフィルのショスタコは駄目です。ゲルギエフに「モーツァルトのようにやっては駄目だ!」と言われていたそうですが、それがいいところも悪いところも表現しているように思います。少なくとも僕がショスタコに求めるものではないですね。でもまた今度ゲルギエフと4番をやるみたいです。