三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

図書館を指定管理できる条例案 ~常任委員会を通過~

2013年09月10日 | 議会改革
 本日午前10時から途中トイレ休憩をはさんで午後1時過ぎまでまちづくり常任委員会に付託されていた5議案を審議させていただきました。
 この議案の中でも市民に関心の高い「三田市立図書館条例の一部を改正する条例」は、賛成多数でまちづくり常任委員会を通過しました。
 この審査での議論では、当局からの提案が拙速、市民説明ができていないため、少なくとももう1年議論すべきとの反論。そして慎重に検討すべきとする慎重意見も出されましたが、今回の提案そのものは「指定管理者制度を導入できる」ように条例を改正するもので、指定管理者を選定するための予算化や管理者を決める内容ではありません。まだ、具体的な材料が出されない中での反対も賛成もあったものではありません。

 私は、図書館は誰のものか?の視点に立つと市民が8千人もの署名を集め、議長に陳情書を提出した経緯(市民に説明がないままの指定管理では納得ゆかない)ことに関しては理解しますが、今回の条例案を可決しないことによる議論を先送りにする弊害の方が大きいことから、常例改正に賛成しました。
 
 図書館は利用者である市民のためのものであることは、議論を挟む余地はありませんが、今後出てくるメリット、デメリットの比較表(コスト、開館時間や他のサービスの提供方法)など、本会議での議案通過後に出される資料に基づいて議論すれば良いと思います。
 確かに他市で図書館を指定管理したのは良いが、逆に貸し出し冊数や調査研究、市民要望などが伝わりにくくなった事例もあるようです、しかし、その逆で直営にはできないサービスができているところもあり、利用者数が伸びているところもあります。

 コスト比較はもちろん必要不可欠な材料ですが、市民サービスがいかに向上するかが課題です。
 本日の行政側の説明では、市民への広報は年明けになるとのことですが、情報は出来るだけ速やかに市民に開示してほしいと思います。
 
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