いりこだしを取るのは、久しぶり。
毎朝の味噌汁つくりには、鰹だしパックが欠かせない毎日を送っておりました。あるとき、テレビで「簡単いりこだしの作り方」をやっていました。
やり方は、ペットボトルに水を入れ、いりこを一つかみ入れ、冷蔵庫で一晩置いておくということ。とっても簡単で、それで美味しいだしが取れるとのことでした。
さっそくやってみました。
準備は、500mlのペットボトルいっぱいの水に、約15gの煮干しを入れて蓋をします。
そのまま、冷蔵庫へ入れます。(お椀 約3杯取れます。)
翌朝、鍋にいりこごと注ぎ、火にかけます。私は、出汁殻は、沸騰する前に取り除きます。
さっぱりとした美味しい出し汁が取れます。
鰹だしパックは、味がいいけれど、かなり塩分が入っていて、いつもつい入れすぎていました。このいりこだしだと、塩分が控えめで旨味がちゃんと滲みだしているのです。
子どもの頃は、毎朝、いりこ入りの味噌汁でした。親は、カルシウムがたっぷりで栄養になるから、絶対いりこは残したらダメよ、といつも言い聞かせられていました。出汁の出た後のいりこ殻は、ぞっとするほど嫌いでした。何となく生臭く苦味があって美味しいとは思えませんでした。
いりこの頭とはらわたを取り、だしを取ると美味しいのですが、面倒なので続かない。丸ごと入れて出汁をとるこのやり方は、簡単でおいしいのでこれからも続けようと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます