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ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

さつまいもを味わう

2015年11月10日 14時20分03秒 | 園芸
この秋もさつまいもがたくさん採れました。

 
 品種はべにあずま。名前のとおり、洗うと、鮮やかな赤紫色になる。

小さな種イモから、出たつるをプランターに植えたのは、6月でした。
大型のプランターに3本、小型のプランターに1本。さらにカボチャのプランターの端っこに2本つるを植えました。
つるが見事に伸びて、どの苗にもぷっくらと膨らんださつまいもがどっさり実っていました。全部合わせると、大小40個、重さで8kgくらい採れたので、びっくりするやら嬉しいやら。

 
 形のよいいもたち。

掘って1週間くらい置くと、水分が減って芋が甘くなります。今日は、さつまいもの天ぷらを作りました。

 
 カリッとした衣に甘いおイモは、最高!

私は、天ぷらの衣は、固めが好きです。小麦粉と塩少々に冷水を加えて混ぜるだけ。少しとろみがつくくらいにして芋にからませます。
揚げたては、絶品です。今年のおいもも、とても甘い出来上がりです。たっぷり味わっていただくことにしましょう。

今年のさつまいもの成長がよかったのは、何が効いたのでしょう。

土は、春先に使用した土を再生しました。堆肥と石灰窒素、油粕入りの合成肥料などを混ぜ込みました。追肥のかわりに台所の生ごみで作った堆肥を混ぜた土を入れました。毎日たっぷりお水をやってくれた夫にも感謝ですね。

春まで小さな種イモを大事に保存して、来年の春、また新しい苗を育ててみようと思います。

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ベランダ育ちのスイカ

2015年08月12日 09時25分10秒 | 園芸
ベランダ育ちのスイカです。

  
  名前は、「大魔神」だけど、小魔神ができた。
  

たった一つ実ったのです。受粉からおよそ45日で熟れるとのことでした。
記念に、抱いて重さを量りました。
重さは、3.1kgありました。

ほぅ!小柄ですが、表面がつるっと滑らか。
熟れ具合はどうかな?慎重に半分に切ってみました。

  

まあ!よく熟れていること!少し熟れ過ぎて種のまわりが空いていました。
これならきっと甘い。ラップをかけて冷蔵庫に。夫が帰って来たらいっしょに食べようと、味見するのを我慢しました。

  

夜、食後のデザートで味わいました。甘く優しい舌触り。いい味です。

ベランダの柵にツルが折れないよう、赤いネットで実を吊るして助けてやりました。
ご近所の方が、スイカを見上げて、楽しみですねと眺めておられたようです。
毎日、そっと耳を寄せて指でコンコンと熟れ具合を探ってみたりしました。
この2ヶ月間、見守り続けた願いが無事かなってよかったなと思います。

広島の実家の母もこの黒スイカを植えておりました。
こちらでは、一つのツルに7個の巨大スイカができたとか。
一番大きいのは、一つ9kgあったそうです。

すげぇ!
うちの3倍でかい。細身の母は、やっとのことで家に持ち帰りましたそうな。
重いだけじゃなく、堅い。
「切ろうと思っても包丁がたたん。あんたはよう切らんよ。」といっておりました。
母の育てたスイカをもらって食べました。
ちょっと目が粗く堅かった。うちの方が美味しいな、と内心思いました。

天候不順で、曇り空の多い梅雨が続きました。スイカにとっては、あまりいい夏ではなかったかもしれません。
それでも、よく育ったことが何よりうれしいことでした。

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カボチャの受粉

2015年08月05日 16時35分01秒 | 園芸
ベランダの巨大カボチャのつるに、チューリップのように首の長い雄花が次々と咲いていく。
待ちかねていた雌花の蕾もだんだんと膨らんでいき、大きく花開いた。うまく実を結びますようにと朝晩願うばかり。

  
  受粉させたカボチャの雌花。

カボチャの雌花の花のすぐ下には、まるく大きなふくらみがあって、大きさは直径3cmくらいだ。これがだんだんと肥大し、カボチャの実となっていく。
すいかの雌花は、1cmくらいだから、カボチャはずいぶんと大きな花をつけるものだ。

カボチャのつるがめきめき伸びて行く頃、一つの大きな雌花が咲きかけていた。一週間前のことだ。
いよいよ花が咲くその日。それは曇り空の日で、太陽がほとんど姿を見せない日だった。その日に雄花と雌花は、半分花びらを開いたまま、口をすぼめてしまった。残念ながら、受粉は失敗したようだ。

  
  受粉しなかった雌花は、やがて枯れていった。

毎日眺めていると、その成長ぶりが刻々と変化し、とても楽しみになってくるものだ。だから、曇り空の不運な日に開花を迎えたことは、とても残念だった。だが、また次の花が大きくなる。きっと次はうまくいきますように。

カボチャの開花は、朝一番に日の出頃に咲き始め、お昼頃にはすぼんでしまうのである。その限られた時間内に虫が飛んできて受粉しなければ、たとえどんなに立派な花が咲いても、実は付かず、徐々に黄色く褪せて枯れていく。

そして、再び大きな雌花が三つ次々と咲いた。昨日~今日へと、お天気は上々。明るい太陽に向かい、大きく花びらを開いた雌花、雄花は生き生きと見事に咲いていた。

私は、綿棒でそっと雄花の花粉を雌花につけてやった。自然に任せて、虫が飛んできて受粉してくれることを待つのもいい。でも、どうしても受粉させてみたかった。さて、うまく実がつくだろうか。

  
  緑の枝や葉に守られた雌花。

カボチャの巨大に枝分かれしたつるは、次々と蕾をつけるが、栄養状態により、うまく花開くものと花が咲くこともなく、しおれてしまうものもある。また、たとえ受粉しても、一つのつるに、限られた数の実しか結ばない。これは、植物の知恵のようだ。たくさん実を結んでしまうと、木や葉や根が弱り、成長して種を残すことができなくなる。カボチャやすいかのように巨大な実を付ける植物は、数は少なくとも大きな実を残す。実のならないつるは、不要かというと、そうではない。木や根を丈夫にするように栄養を作るのである。

  
  緑の厚いカーテンの陰は涼しい。

人が育てて大きくしてやっていると思うのは、少し違っている気がする。
その植物のたくましい生命力により、命を恵んでもらっているのかもしれない。植物がせっせと蓄えた栄養を、分けてもらって生きている。

だから、採り入れの時には、「ありがとう。いただきます。」と野菜たちに挨拶をしたいのである。
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小松菜の栽培

2015年07月25日 15時01分37秒 | 園芸
冷たい飲み物ばかり欲しくなる一日です。ベランダの葉っぱたちの見事な成長ぶりは、ほれぼれします。

  
  向こうから、ゴーヤ、へちま、カボチャのつる。涼しい木陰ができてきた。

今朝は、何をやっても汗が額からぽとぽと落ちるのです。それでも、小松菜の種まきがしたいので、狭いベランダの通路を行ったり来たり、土いじりをしました。

6月から始めた堆肥づくりは、前途多難と思っておりましたが、今日ゴミを埋めたところを掘り返してみると、ほとんど野菜くずの形がなくなり、もうじき堆肥として使えそうです。
生ごみを埋め込んだプランターに植えたカボチャが、メキメキと育ってきました。一緒に植えておいたさつまいものつるも、どんどん伸び始めました。堆肥が効いてきたことを教えててくれています。

カボチャが枯れなくてよかった。

さて、今日の本題は、小松菜の栽培についてです。去年の秋、早取りの小松菜の種を買って育てました。その種がたくさん残っていたので、もったいないなと思い、試しにポットで育ててみることにしました。
プランターがもう増やせないからです。

1か月前に種を撒いて育てた小松菜がよく育ちました。

  
  これは、大きめのポットで育てたもの。背丈は20cmくらいに。

  
  これは、試しに牛乳パックに植えてみたもの。思いがけず柔らかそうに良く育った。

広い畑でなくても、つまみ菜にちょうどいい。うまく栽培できそうです。

これから、牛乳パックで育ててみることにしました。これなら、たくさん紙パックがあるし、狭い場所でも並べておけます。移動も簡単。細長いので、ビニルポットで育てたものより、水分のもちもいい。
何より紙なので、後始末が簡単です。

やり方は、牛乳パックの底の四角に、はさみで穴を開けます。底に鉢底石を敷いて、肥料と腐葉土を混ぜた土を入れて、苗を植えこみます。

今日は、ポット10個に種まきをしました。芽が出るまで、プランターの端っこに乗せておけば、水分が保てるので、育ちやすいのです。

  
  一年前の種でも、きっと芽が出るでしょう。

野菜を育てるのは、毎日が楽しみです。特に、食いしん坊の私ですから、花より団子!と言うわけです。
いえいえ、花も好きなのです。でも、狭いベランダですから、今は野菜中心で勉強のつもりでやっています。
いつか畑作りのできる環境へ引っ越したいねと、夫と話しています。



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梅雨なればこそ

2015年07月01日 10時48分49秒 | 園芸
  
  2週間くらい前に挿し木したさつまいもの苗。よく育ってるね。


昨夜から、しとしと雨だ。肌寒い。
気温が低いと、ベランダの野菜たちの成長が遅い。だが、梅雨であっても、いや、梅雨なればこそ、野菜たちはたっぷり水や栄養を得て、根付き、葉や枝を伸ばしていく。

さつまいもの茎を6本、挿し木した。どの苗も雨に打たれて、葉っぱがぴんと生きついた。

ゴーヤは、一番乗りで、つるをどんどん広げ、実を付けている。よしよし、その調子。  
 

種から育てたへちまは、葉っぱが7枚付いたら、芯を止め、ようやく脇芽が出た。でっかいゴーヤの隣りで、つつましく育っている。大器晩成だから、心配はしていないよ。

いちごは、花芽がまた出てきて、実がついた。育て方がよく分からなくて放っている。食べるというより、見て楽しんでいる感じだ。いちごって、実を付けただけで、もう、とっても可愛いんだから。
 

自家製生ごみ堆肥を埋め込んだプランターには、カボチャの苗を植えた。きっと強く育ってくれる気がして。田舎では、畑のゴミ捨て場には、いつも勝手に冬瓜やカボチャの芽が出ていたからなぁ。

  
  カボチャの新芽が美しい。下から写すと、小人になった気分。

生ごみ堆肥づくりは、続けている。密閉容器でEMぼかしを混ぜて処理するので、普段は、悪臭やハエ類が寄って来ないし、わかないからとても助かっている。去年の夏には、ゴミ収集日が待ちきれないほど、困っていたのだ。
ただ、発酵した堆肥を処理する時は、はなばなしい臭いがする。土に埋めたり、土をかけるのが臭い防止には一番である。だから、この時ばかりは、庭や畑のある家がいいな~と思う。


昨日は、狭いベランダを行ったり来たり、野菜の世話をした。夫が持ち帰ってくれた肥沃な落ち葉の堆肥をプランターに入れたのだ。プランター栽培では、最初に混ぜ込んだ堆肥や肥料だけでは、すぐに土が減ってくる。新しく栄養のある土を何度か注ぎ足すようにしている。

茂りすぎた葉っぱは、所々摘んで、風の通りをよくしてやらなければならない。苗によっては、すぐにダニやアブラムシがわくことがあるからだ。

梅雨の時期は、夏に向かう野菜たちにとって、土台となる大事な季節だなと思う。
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