夏越の祓

昨日は夕方から赤坂の氷川神社に行って参りました。

昨日が何の日だったか知ってました？
日本の伝統行事、「夏越の祓」を行なう日です。

どういう行事かというと、

半年間の罪や穢れを人形（ひとがた）に托し、
祓い清めてもらうとともに、
これからの無病息災を願って茅の輪くぐりをする

ということです。

今の仕事で茅の輪くぐりの写真を使うため、
社長をカメラマンとしてこき使い取材に行きました。

人形をもらい自分の名前を書き、
封筒に千円と一緒に入れ巫女さんに渡します。
その一連を写真に撮ってもらい、
そして神主さんと一緒に茅の輪をくぐると儀式は終了。


実は私、神社仏閣はあまり好きな場所ではありません。
どちらかというと、なるべく近寄らないことにしております。
もちろん初詣はしますが、せいぜいその程度。

なぜ近寄らないか？

それは体が疲れるから。
理由はわかりませんが、ぐったりします。


新人編集者：「なんだかすごく体が疲れました…。だるいっす」

社長：「そうかー？オレはすがすがしいぞ♪」

新人編集者：「普通はそうなんですけどね」

社長：「お前は体の中に“祓われる対象”があるんじゃないか？」

新人編集者：「じゃあ、体が軽くなってもいいじゃない」

社長：「祓われないように体内でがんばってるから疲れるんだよ」


さすがだ。私の邪気は神様にも負けないのか。
もしかしたら私自体が妖怪なのかもしれない……。


社長：「一杯やってくか？」

新人編集者：「神聖な場所より俗世の方が好きだ。お付き合いします」



そして、社長はせっかく祓った邪気をもう一度付けに、
私は踏ん張った邪気の景気づけに夜の街へと繰り出しました。


そして本日。
会社自体に吉報がありました♪
夏越の祓のおかげでしょうか。

たとえ体がだるくとも、来年も参加しようっと。