サナリ日記

貧乏でもがんばっている編集プロダクションの日常

肩書きは勝ってるのに

2008-06-13 12:24:35 | Weblog
先週、K専務様から、

「ミッドタウンでパーティがあるからよろしく」

というお誘いがありました。

またパーティですか。
景気のいいところはあるんですね。
場所は六本木ミッドタウン。

仕事でミッドタウンの近所には行きましたが、
興味がないのでスルーしてました。
まあ、この機会にちょっと足を運んでみようかと思い参加。

で、なんのパーティかは当日までわかりません。
とりあえず今回は「ブラックタイ」というドレスコードはなかったので、
普段着をちょっとおしゃれにした感じで会場に。

会場に入ってビックリ。
Oakwood Residence Roppongi T-cube

「いつもご利用いただいておりますお客様のためのプライベートパーティ」

だそうです。
申し訳ありませんが、利用させていただいておりません。
利用したくても無理です。
1ヵ月の家賃、一番安くて65万円。


新人編集者:「ねー、あんたこんなところ利用してんの?」

K専務:「まさか。家はあるから借りる必要はない」


そういえばこの方、都内にマントルピース付きの一軒家をお持ちでした。
じゃあなぜ招待されたのかと聞くと、
ここの取締役がお友だちだからとのこと。

世の中、お金持ち同士はつながっている……。

弊社も貧乏とはいえ、立派な会社です。
社長だって、名刺は“代表取締役社長”です。
いや、名刺だけじゃなく実際社長です。
K専務は所詮“専務”という二番手。
こっちは“社長”だ!


新人編集者:「お金持ちの友だちっていないの?」

社長:「紹介してくれ。お金貸してくれるかな?」


だ、だめだ……。