ロフォーテン諸島のスヴォルヴァーからレイネへの移動はバス
天気次第で臨機応変に行動しようと、バスのスケジュールを二つピックアップしていました
①スヴォルヴァー発(14:00)→乗換なし→レイネ着(17:10)
②スヴォルヴァー発(11:10)→レクネス(12:35)乗換(12:40)
→レイネ着(13:48)
スヴォルヴァーの天気が良かったら①案で、朝の内にヘニングスヴァーへ足を伸ばそうかなと思っていましたが、生憎スヴォルヴァーは朝から雨が降り出していました
レイネの天気を調べてみると
②案で、午前中にレイネへ向けて発つことに(^^)/
バスの乗換えは全く問題ないです
乗車時、運転手さんから切符を買う時に「レクネスで乗換えてレイネへ」と伝えておいたところ、レクネスで下車時「あのバスに乗換えて」と指差しで教えてくれました
すぐ斜め後ろに停まっていたÅ(オー)行きのバスに乗り換えるだけです
切符はそのまま乗り換えたバスの運転手さんに見せればOK☆
バスで長時間の移動が大変かというと、そんなことはありません
昔の映画に出てくるような田舎の路線バス(それも趣きがあって大好きですが)ではなく、シートもふかふかで窓も大きく快適です
ノルウェーは移動もまた景色を楽しむ時間だと実感します
レイネに到着
Reine(レイネ)で二泊するロルブー
個人のオーナーが経営している一軒だけのロルブーです
何軒も連なっている「レイネロルブー」とどちらにしようか迷った末、こちらに決めました
オーナーの奥さんがとても親切で、予めメールのやりとりを何回かさせて頂く中で、滞在中にしてみたかったトレッキングプランの相談にも乗って下さり、ありがたかったです
景色・ロケーションも抜群、間取りもベランダも広く明るく、室内設備は使い易いように完備しており、まるで別荘にいるようでした♪
北極圏にあるロフォーテン諸島の長い冬がそろそろ終わり、春が訪れていました
スヴォルヴァーでも見かけましたが、レイネではもっとあちこちにタラが干された棚がありました
ノルウェー北部、2月~5月の風物詩
ちょうど見られて嬉しかったです
ストックフィッシュ(干しダラ)の説明
https://cod.fromnorway.com/ja/norwegian-cod/stockfish/
到着の日の夕食は、宿泊を迷った方の「レイネロルブー」に併設されているレストランに行きました(歩いて3~5分)
赤ワインを1本空けて、食後にはまたアクアビット☆☆
*フィッシュスープ(魚貝)
*干しダラのソテー
*フィレステーキ
この日は晴れ間が出たり曇ったりのレイネ
日入り(22:34)頃に暮れていく空をベランダから見たら水墨画みたいでした
天気予報を確認したら、明日は快晴
午前中からトレッキング(ハイキング)に出る予定ですが、レイネの朝焼けも見たいので日の出(3:28)前に起きようと決めました(^^)/
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翌朝のこと
昨日、少し小高い場所からレイネの町を見下ろしたらきれいだったので3時半には起き出して、散歩に出ることにしました
気持ちのいい朝です
気温は7℃位?
レイネの町が少しずつ明けていきました
ひとけのない朝のレイネの町を目を閉じながら歩くと、まるで熱海を歩いているようです
なぜなら、干物の匂いがたちこめているから(^^
干し棚にたくさんのタラが干されている時期です
私は嫌いな匂いではありません
日本の朝ごはんを思い出す、懐かしい匂いです
湿度なのか風の関係かわかりませんが、朝は特に濃い気がしました
ノルウェーと日本は、こんなところが似ているのかも・・と思いながら、ぐっと距離が縮まったような気持ちになった朝でした
朝日に輝き出す干しダラがなんとも壮観で、とても美しかったです
早朝の棚の上には、鳥たちがたくさんとまっていました
頭と身は、分けて別々の棚に干してあります
頭は、もしかしてスープ等の出汁をとるのに使うのでしょうか?
調べてみないとわかりませんが・・
レイネの話題はこの回一つにまとめようと思っていましたが、このあとのトレッキング(ハイキング)の体験が楽しく、写真がたくさんありすぎるので^^; 「レイネ その2」を別記事にしたいと思います
次回は、
■『スカンジナビア半島の旅⑥ロフォーテン諸島レイネ その2』