四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

2019年授業納め

2019-12-21 | 着付け教室

少し早くて恐縮ですが.. 今日は教室の2019年授業納めでした

今年最後の授業は、追加講習の生徒さん☆
この教室の扉を初めて叩いて下さったのは、かれこれ12年前のことです
専門職に就かれていらっしゃる方で、当時は「習い事に通う余裕がやっと少しだけできたところです」とおっしゃっていました
あの日の顔が、今でも懐かしくよぎります

お仕事にお忙しい毎日の中にも思い出して頂いて、年に1~2回おさらいに来て顔を見せてくださるのは嬉しいことです!

お仕事では経験を積まれさらにキャリアアップされていらっしゃるので、多分、教室で見せて下さる顔とは違う表情できりっとされていらっしゃることでしょう
密かに想像して楽しんでみたりすることも・・
私にとってはやっぱり教室で見せて下さる顔が、いつまでも可愛い素の生徒さんの顔なのです♪(^^)

今日は、小紋と名古屋帯・袋帯のおさらいでした


綸子の帯揚げは、縮緬の帯揚げより丁寧な仕上げをしないとあらが目立ちます
貧弱にならないようにふっくら仕上げて、綸子の素材の華やかさを生かしましょう(^^)/


自分の寸法にぴったりの着物が一番着やすいのは間違いありませんが、身巾の広い着物、ジャスト寸法の着物、細めの着物・・色々あると思います
その場合、裾合わせだけでなく衿合わせでも工夫が必要です
広衿の着物では、衿巾の折り分を臨機応変に変えることで「今の自分の寸法」に近づけます
できるだけすっきり着るために、洋服ではできない「着物ならではの着方」なのです


この小紋に合わせる袋帯ではありませんが、今日の練習のためにお持ちになられた袋帯はup素敵なねん金綴錦の袋帯でした
礼装を着る機会に備えて、軽くて締めやすいこの帯できちんと二重太鼓が締められるように慣れておかれるといいと思います!!

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私は、今年最後の授業でしたので「準礼装」でコーディネートして授業に臨んでみました
今年も一年間、無事に授業をつとめることができてほっとしています
ひとえに生徒の皆さまのお陰です
今年もありがとうございました

 


背に縫い紋を一つ入れた、伊勢型紙道具彫の江戸小紋「菊唐草」です

 


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