goo blog サービス終了のお知らせ 

世界怪魚釣行記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

高知県宿毛の旅

2015-01-22 12:03:00 | 「日本怪魚釣行記」
 「旅する怪魚ロッド ディアモンMV-65 VALI TUDO」を完成させるための旅、第一弾は高知のカンパチ泳がせ釣り!

 2007年夏、モンゴルの大草原にて開催した魚鬼祭り(3日間でタイメン29匹)。
http://wind.ap.teacup.com/fishing/321.html
 その時、ご一緒した秋丸さんを訪ね、エッグさんと高知県の宿毛(すくも)にやって来ました! 広島から車を飛ばして6時間、四国の西の外れにある辺鄙な街はどこか異国の様で、イイ感じです。
 宿毛の中心街はシャッターが閉まっている店が多く、閑散とした感じ…。その一角にエッグさんオススメのキリンハウスという昭和風なハンバーガーショップはあった…。

 手描きのメニューが哀愁を醸し出していてなんとも…。

 スナック&ハンバーガー&チーズクウォーターを注文すると、店主が「830万円です~」と笑顔で言う(ギャグのセンスも昭和風…)。俺も調子に乗って、1000円札を「じゃあ一千万で…」と手渡すが、何故かシカトされた…笑。

 寂れた田舎町に霞む様に存在する繁華街が大好きな居酒屋ハンター、夜は理想の店を探して飲み歩く。

 魚料理メインの一軒目の店、近所の常連さんでワイワイガヤガヤの、感じの良い店だった。


 翌日、久々に再会した秋丸さんは南海の船長さんになっていた。相変わらず怪しい…。

http://www9.plala.or.jp/akimaru18/
 だが、この日は風速15m。海が荒れて船で出れない…。暇なんで、「取り敢えず、漁港で何か釣りますか?」ということになったが、エッグさんが何も釣り道具を持ってこなかったので、釣具屋さんに直行しピンクのロッド&リールを買って(笑)、一匹目。フグ…。

 まあ、俺も車に渓流用しか入っておらず、カサゴとフグを釣っただけで終ったのだが…。風が強すぎて、早めに撤収。

 その後は温泉入って、再び居酒屋巡りで三軒ハシゴ…。

 翌朝、風がなんとかおさまり4時の出船。目的地は片道3時間と結構な距離。エッグさんの夕方の飛行機に間に合うよう実釣5時間勝負である。
 まずは泳がせ用のサバを探すが、中々釣れずに大苦戦。結局3時間探してサバ2匹ムロアジ1匹(エッグさんがなんとかサビキでゲット。俺は鰍ッたが大物がヒットしてラインブレイクしたりで、ゼロ…)。エッグさんのサバ2匹を強奪し(笑)、時間がないので泳がせ開始!
 それからは以外と早かった。突然、ズズズズッとロッドが引き込まれ、合わせを2度入れると猛烈なファーストラン!

 秋丸さんにお借りしていたジガー2000の糸巻き量が少なかったため、「糸無くなる~!!(汗)」。残り20m、なんとか指ドラグで止めることが出来ました…(ホントはもっと大きなリールがあったが、MV-65のリールシートに合わずにライトなリールを使っていた)。

 秋丸さんが操縦席に戻り、船で追ってもらってからはのんびりファイト。

 十数分後、ついに船縁に姿を見せ、秋丸さんがネットイン!

 MV-65プロトタイプ4thモデルでの初釣果!

 PE8号での真っ向勝負に勝利、やったー!

 この1匹に満足したので、あとはジギングにチェンジ。ハガツオや、

 エビスダイをゲット。

 エビスダイの何だか情けない顔、可愛い…。

 それから再び3時間かけて港に戻り、松山まで車で3時間。エッグさんを空港に送り届けた後、フェリーで広島へ。運転から解放され、「玄関開けたら2分でビール(笑)」でした…笑。

 エッグさんにカンパチの半身を奪われた…。でも、エッグさんから奪ったサバを餌に釣ったからいいや(笑)。

 そしてエビスダイ、その姿もさることながら、鱗が強固過ぎてペンチじゃないと剥がせません…。刺身にするまで1時間格闘しました。でも、刺身はめちゃ美味かった!

 カナダで買ったお皿に4種盛り合わせに。

 ハガツオの漬け丼も中々美味かった!

 秋丸さん、エッグさん、ありがとうございました!

俺的、世界三大ラテス制覇

2014-08-28 01:27:00 | 「日本怪魚釣行記」
 何年か前にラテス系にはまっていた時(確か、2006~2008年ぐらい)、いつか必ず実現させようと思っていた自分なりの目標がある。

「バラマンディ110cmオーバー」
「ナイルパーチ100lbオーバー」
「アカメ100cmオーバー」


 1と0で構成されたハードル、いつか全てクリアしてみようと密かに考えていた。

 2006年パプアニューギニア、115.5cm18kg(IGFA検査済みのデジタル計りにて計測)。



 2007年エジプト、145cm49kg(IGFA検査済みのデジタル計りにて計測。48kg後半~49kgを行ったり来たりしましたが、魚体保護のため早めにリリースしたいので、49kgとしました)




 そして最後の砦、アカメを手に…。

 祝、俺的、世界三大ラテス制覇!!  「いやー、ビールが美味い」。ちなみに三種類全て食べてみたけど、アカメが一番だった。やっぱり海水魚って美味しいね…。




旅へ、お次は南の海へ…その3

2014-08-27 10:28:00 | 「日本怪魚釣行記」
 もう帰ろうかと思っていたその朝、突如現れてくれた奇跡の1匹。これで広島に気持ち良く帰れる…。

 6日目早朝、昨夜は酔っ払っていつの間にか運転席で眠ってしまったらしい。酷く体が痛い…。ぼぉーとしながら車から起き出し海を覗くと、「おやっ、船の真下にアカメさん」。試しにコジマさんミノーを投げてみると、少し反応してまた定位置に戻る。残念。だが、回収間際に足元で別方向からシーバスが突如姿を現しバイト。意外と活性は高いかも!?と思い、この漁港でデカいアカメを捕るならここしかないと思っていた場所に移動する。

 そして、やった、やったった!! 写真を撮ってくれる人が現れるまで、ロー プで係留中…。

 初めの2匹は皆と一緒に獲った。 でも、一人になってもやれた。103cm15.6kg。先日のアカメに比べるとそんなには大きくないけど、 案内してくれた人への恩返しの意味で一人で獲らなければならなかった。

 残って釣りを深める手もあるが、満身創痍。パンツ3日ぐらい替えてねぇー!(笑)。早く我が家のエアウィーブの上で眠りたい…。この1匹で大いに満足し、広島に帰れる。
 旅を共にしてくれた皆、ありがとうこざいました!




旅へ、お次は南の海へ…その2

2014-08-26 13:37:00 | 「日本怪魚釣行記」
 3日目は中弛み。なんせ断続的に雨が降りしきる中、大の大人が7人で野宿生活(笑)。睡眠時間も3~4時間と、疲労困憊です……。
 この日はスーパー銭湯でユッタリしてから、皆でうどん屋へ。そしてのんびりと漁港巡り。

 結局、この夜は何事も起こらなかった…。山崎さん・学君・ドクターK君・YKさんが帰路につき、そして翌昼、健ちゃんと平坂さんもそれぞれの旅へ。再び同じ店でウドンを食ってから二人を駅で見送ると、一人になった。健ちゃんの「やりきった…」という言葉に満足感を深めたが、何か少しだけ心残りがあるような気がして、高知にもうちょっと居残ることにした。
 その夜、車中泊した漁港ではスーパーボイルが続いたが、結局ルアーを食わせられなかった。水面直下に浮いたボラに、スズキに混じってあちらこちらで巨アカメが襲い鰍ゥる光景に胸が高鳴る。たが、俺、やっぱ海釣り素人だわ…。外道のクロダイを食糧としてキープして眠りについた。

 5日目、一人になると、釣りをしない午前中から昼過ぎまでが、モノ凄く暇だ…。スーパー銭湯行って疲れを癒したり、昨夜釣ったクロダイのムニエルを作ったり、ステーキを焼いたり…。先日、皆でアカメの丸焼きを食べた公園で…。


 ところで、ストーブは先日買った「ギガパワーマイクロマックスウルトラライト(snow peak)」。世界最軽量56.0g。収納時、W67×D34×H80mm。めっちゃ小さい! 少々安定感に不安があるが、一人旅にはャPットにも忍ばせることができるこのサイズが嬉しい。

 お腹が一杯になったら、「またアカメに会いたいなぁ」。

 「そろそろ動くか…」。

 5年前にチェックした小さな漁港を訪れると、網に絡まって死に絶えたアカメに会えた…。

 夜は日中にチェックした3つの漁港を順に回る。2つの漁港を何事もなく終え、最後。今夜の宿泊予定地を訪れると、昨夜と違ってボイルはほとんど消えている。テンション低めにコジマさんからいただいたダイワのミノーを投げていると、足元で銀鱗が魔チた。外灯にはっきりと照らされたその魚体は丸みを帯び、明らかにシーバスとは違った。
 それから数投目、「来たっー!」。でも、軽い。シーバスだった…笑。PE5号なんで、グリグリ巻いて速攻でぶち抜く。

 日中、嫁へのお土産としてスカリにキープしていた蟹を盗まれたので(テナガエビだけしか残ってなかった…)、代わりにシーバスをキープすることに。「嫁よ、俺はシーバス位しか釣れん男じゃけぇ…」。その後、シーバスの反応のみで終了…。
 その3に続く…。

旅へ、お次は南の海へ…

2014-08-24 17:29:00 | 「日本怪魚釣行記」
 ダイジェスト更新です!

 北海道から帰って直ぐに車を走らせるはずだったが、あまりの疲労感に断念。翌朝、しっかりと疲れをとってから南国高知へ向かう。広島インターに乗って直ぐ、左サイドに目をやると、防風壁の隙間から土砂災害の現場が目に飛び込んできた。ほんの一瞬で、かつ数Kmも離れていると思われるが、ハッキリと分かるほど大規模なものだった。おまけに道中、ずっと雨が降り続き、南国に行くというのに気分はブルー。

 高知には昼過ぎの到着。山崎さん・健ちゃん・平坂さん達と合流し、いよいよアカメハンティングを開始する。
 雨の影響でだいぶ濁りが入っており苦戦が予想されたが、初めてのアカメとの出会いはその夜…。幸先良いメーターオーバー!

 赤い目、カッコ良過ぎる…。

 健ちゃん・山崎さんとアカメを抱え上げ、喜びを分かち合う。そういえば、昨年の夏もこんな写真を撮ったっけ。今年の夏休みも素敵な1枚が撮れてよかった。

 おまけに健ちゃんとのツーショット。

 朝を迎えて、学君・YKさんも合流し、漁港巡りを開始。気の良い漁師さんからスイカをもらってご満悦

 おまけに、網に鰍ゥった子アカメも…。

 公園で丸焼きにすることに(笑)。

 肉も一緒に焼き始め、カオスな…。

 腹一杯になり、再び漁港巡り。小魚の十目釣り。写真には撮ってないが、チヌ・キビレなんかも。なぜか漁港内でブルーギルが釣れた…。



 そして夜になり、ドクターK君も広島から駆け付け、再び、アカメさん降臨! 大幅サイズアップ!


 興奮覚めやらぬまま、皆でワイワイ夕食に。

 ドクターK君が先日釣ったスッャ唐フ調理を開始。

 血を絞るK君。その狂気に満ちた笑みが浮「…。マッドドクターK君じゃ…。

 お酒で割って、学君がちょっと嫌そうにゴクリ。

 その後もマッドドクターの解体ショーは続く…。

 スッャ涛迥ョ成! 今回もまた、美味い!

 その2へ続く…。