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世界怪魚釣行記

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”あいのり”でゆく、鬼狩りツアー1~3日目

2005-07-16 18:32:56 | 2005(モンゴル・中国)
「1日目」
 「”あいのり”でゆく、鬼狩り」。って、そんなこと可能なのかっ!? 実はジープチャター費用を安くおさえるために、「一般観光ツアー」と「カタログ&雑誌写真撮影」と「自分の釣り」をミックスした超行き当りばったりツアーを遂行したのです(笑)。メンバーは男4人(俺、カメラマン曼荼羅さん、スーパーバックパッカー坂垣さん、謎のアメリカ人JJ)、女の子2人(ハナちゃん、ノリちゃん)、そしてドライバーのカバ男。
 「女の子をチョロートに連れて行って大丈夫なのかっ!?」とお思いでしょうが、一人でアフガンやコロンビアにあっさり旅をしちゃうぐらいのタフガール達なのでご心配なく!(日本の釣り師よりタフよ♪) さてさてどうなることやら・・。


 初日、チョロート川に向かう途中にある「ちょっとした砂漠」を観光しました。左写真、おきまりの一発戟u砂漠で行き唐黷髏l」を披露する俺。右写真、そんな俺を放置し「キャッキャ」と砂山を登る彼女たち・・。


 なかなか綺麗な風景ですが、はっきり言って俺には「退屈です!(笑)」。「早く釣りがしてぇ~!」。


 日が沈み、川原にテントを張ってアウトドアクッキング! 左写真、最近の俺の得意料理「鳥モモの炭火焼」。格段に料理技術はアップしております!(でも、それから2週間後、まさかあれを料理して食うことになろうとは・・)。右写真、カメラマン曼荼羅さん。世界の山を渡り歩いてきただけあってアウトドア料理はお手のモン。フランス仕込みの野菜スープ、美味かったっす!

 とりあえず、初日はこんなもんっす。

「2日目」
 2日目、チョロート川に程近い「遊牧民のゲル」を訪問! みんな思い思いにゆったりと楽しんでいます。
 しかしっ! 俺の心は「早く釣りしてぇ~」。ということで、遊牧民の振るまうアルヒ(地酒)をガンガン飲んで気を紛らわせる俺(笑)。


 そして終に姿を現したチョロート川。「う、美しい」、しかし本命ャCントはまだまだ先です。


 途中、一発戟u橋からぶら下がり」を披露するが、「酔い」と「橋の腐り」のため、件p点が低い一枚となりました。無念・・。


 そんなこんなで、ダラダラとャCントに向かうと夕暮れ時に・・。夜になると大雨になりこの日の釣りは断念しました。皆でカレーを作り、狭い車内で寂しい夕食。トホホ・・。

「3日目」
 早朝一人テントを抜け出し鬼狩り開始! 先ずはストーム社のシャロークランクサブワートを使い水面直下を広範囲に高速チェック。キャンプ地から約1km下流の緩やかな流れのシャローでレノックのあたりが連発! そしてファーストキャッチは62cm2.4kgのランカーレノック!


 そしてさらに1km下流。岩裏の反転流で初タイメンを狩る! 77cmとお子様サイズながらとりあえず安堵のため息。



 「3日目後半に続く!」と言いたいところだが、この日から7月26日までの画像を間違ってすべて消去してしまったの・・。

坂垣さん、ハナちゃん、ノリちゃん、JJ>
あの楽しい思いではすべて消え去りました…。
羊をとっ捕まえ丸ごと食べたことや
フブスグル湖畔で、大木を使った「無茶苦茶な焚き火」や
坂垣さんやハナちゃんが釣った魚や
俺が前半に釣ったタイメンやら
地リス捕獲作戦やら
あのお馬鹿で最高に楽しかった旅の写真はもうない。
あぁ…。

「補足」
 この日の午後、71cmのタイメンを追加(ルアーはサブワート)。翌日夜釣りで87cmをゲット(ルアーはジタバグジョイント改)。
 ※下写真はカメラマン曼荼羅さんが撮影した1枚(87cm)。

 そしてハナちゃんにタイメンがヒットするが痛恨のバラシ(レノックはャcャcと釣っていました)。
 ※下写真はカメラマン曼荼羅さんが撮影した1枚。

 翌々日、川を後にしテルヒンツァガーン湖に向かう。

12日目に続く!(泣)

武旅の装備(チョロート川遠征2)

2005-07-12 19:33:50 | 2005(モンゴル・中国)
●「鮎邪DEADSLOW(GANCRAFT)」15cm、36g
 フック「トレブル23 ロングシャンク1/0(がまかつ)」
 スプリットリング「平打ち130lb(マリア)」
 ※ウェイトチューン

 6月の第一回遠征で「開高さんサイズ」を超える「鬼」を引き出したこのルアー。最終日にしか使ってなかったが、タイメンだけを選んで引き出すことができ、また魚の出方の勢いが違う!! 今までチョロートの水圧に負けない強い動きのルアーにばかりに気がいっていたけれど、「スローリトリーブモデルをあえて急流域で使いバランスを崩させる」のがタイメンに効くみたい! 20個ぐらいストックがあるので、今後一発大物用のメインでガンガン使っていくつもり!

●「JOLT(GRAYZ)」
●「ビックバド改」エバグリの小型ブレード装着

 この二つは最強のパイロットルアー! 「ビックバド」はロッド操作で潜らせることも浮かせることも自在、チョロートのほぼ全域を攻めることができる。また、2004年に130cm100cm。2002年に110cmを捕獲した実績があり大物率高し!!
 そして、今年から導入した「JOLT」。ビックバドと同じような使い方だがより表層系か。自分が使ってるルアーの中では「コンスタントに魚を取る力」は一番かも!!
GRAYZのHP http://www18.ocn.ne.jp/~grayz/mokuji2.html

●「Timberflash(エバーグリーン)」23cm、3OZ 
●「ESDORIVE(エバーグリーン)」17cm、42g
●「JOINTED CLAW178(GANCRAFT)」
  178mm、2OZ
●「JOINTED CLAW148(GANCRAFT)」
フック「トレブル23 ロングシャンク1(がまかつ)」

 こちらは湖のパイクに使おうと考えている「S字系」。2004年に狩った110cmをこれらで超えたいなぁと思ってる。しかし、「Timberflash」はタイメンにも使ってみたいなぁと思ってる。「鮎邪DEADSLOW」が鬼を狩った時に近い状況ではひょっとしたら大爆発するかも?

●ORINOKO Monster(水面屋)
●叉鬼(武オリジナル)
●ジタバグジョイント5/8OZ&ジタバグ5/8OZ
●「マグナムラットアタット(エバーグリーン)」7cm、29g
●「ラットアタットハイパーソニック(エバーグリーン)」4.3cm、10g

 こちらは夜釣り、TOPのメイン。2004年にオリノコに104cmがでたようにパイクも釣れればなぁと思ってる。

●その他お遊び系TOP

 2001年に115cmを狩った「蒙古製地リスルアー」を「ジタバグバージョン」に改造(動き的には一番動物に近いかも!)。「マスキージッター」(正直「ORINOKO Monster」&「叉鬼」があればいらないけど、好きなルアーだしね!)。「マーレコッド用の豪州製ジタバグ」(期待していたがはっきり言って流れに弱い・・)。「アライ君」。

●コンクエスト201(シマノ)
●アンタレス5(シマノ)
●JIGGER 8HG 50&60LB(サンライン)
●TROUTIST WILD 6&12&16LB(サンライン)

 おなじみコンクエスト201、PE60lbを巻いています。アンタレスには50lb。50lbは高切れしやすいので、今後は60lbメインでいくことになるでしょう!
 また6lbは小型タイメン、レノック&パーチ数釣り用。16lbはパイクのオカッパリ遠投用です。

●偏光グラス「WARRIOR」「RAPTURE」(山本光学)


”あいのり”でゆく、草原鯰釣りツアー

2005-07-09 11:35:00 | 2005(モンゴル・中国)
「1日目」
 「酒を飲みながら、ダラダラ草原鯰を狙っちゃおう!ツアー」に続く第二弾、「”あいのり”でゆく、草原鯰釣りツアー」が遂行されました~!(フィッシングツアー界初の試みか? 笑)。
 メンバーは男3人(俺含む)、女の子3人、モンゴル娘、そしてドライバーのカバ男。前回も参加した「ひげバーテンさん」以外は釣りをやったこともありませ~ん。さてさてどうなることやら・・。


 観光がメインの初日、UBから西へ6時間、古都「ハラホリン」を目指しました! 左写真、道中「オボー」を観光。オボーとはその土地の神のよりしろである積み石。旅人は旅の安全を祈り、時計廻りに3回廻って石を放って積みます(俺はいつも「デカイ魚が釣れますよ~に!」とお願いします 笑)。右写真は仏教寺院「エルデニゾー」、あまりにお粗末な代物にみんな「ャJーン」とした顔をしていました・・(笑)。


 そして、ハラホリンから山道を走ること1時間半、朝青龍の故郷そして温泉の町「ホジルト」に向かう!
 左写真、なんとモンゴルでは温泉に入る前にドクターチェックを受けなくてはなりません。しかし2時間近く待たされた挙句、血圧を測って終わりです・・(笑)。
 右写真、なんとなく露天風呂を想像していたのですが、見てびっくり!ただの風呂じゃん!!(笑) しかも女医さんが絶えず見張っていて、体を洗うことも動くことも許されません・・(あぁ、秋田に帰ってまともな温泉にいきて~!)。 


 その夜は川原でキャンプ。夕食は「鳥モモのナンプラー漬け」を炭火で焼いたもの、「これは美味いぞぉ~!」。そして夕食後はただひたすら酒を飲む! すると深夜、オレンジ色から黄緑色に変化し、ブルブルと移動するUFOが夜空に出現! 「かなり浮ゥった・・」。

「2日目」
 翌日、ナマズ川に移動っ! 先ずは草原で餌のミミズを掘りま~す!(笑)。今回もブッコミ釣りがメインです!(なんせご飯を食べたり、飲んだりしなくてはならないので、手の離せる餌釣りしか無理っぽい。皆も釣りにあんまり興味なさそうだし・・)。


 夕食はやっぱり「羊焼肉」です! みんなでワイワイやりながら、草原で焼く肉は美味いっ! 


 夕食後、本格的に釣りを開始! 左写真、ヒゲバーテンさんが直ぐにフナ系のお魚をゲット! 右写真、そしてモンゴリアンガールがグットサイズの草原鯰を手にする!(計るの忘れちゃった)。


 こんな小さな鯰まで釣れちゃった~!


 「キャーキャー、キモ~イ♪」と大騒ぎです・・。


 左写真、ヒゲバーテンさんは俺の「親切かつ丁寧、そして的確で冴えたガイドによって(笑)、みるみる上達! こんなのを続け様に釣っていました~!


 夜が更けるごとに鯰の活性があがり、投げれば直ぐにアタリがある! しかしその時、「トムトル!」というカバ男の叫び声がっ! 「え? タイメン!?」、駆けつけると確かにドラグが「ジィジィー」鳴っている!
 しかし、よく見ると仕鰍ッは竿先に・・。「巻きすぎてオモリがトップガイドに引っかかってドラグが出ていただけなのね・・」「こいつ、真正のバカッ!!(笑)」

「3日目」
 そして、釣りに飽きた皆は酒を飲みまくりー!(いや、俺は釣りをしたかったけどさぁ・・)。それにしても焚き火を囲んで飲む酒って最高だなぁ。


 しかし、2時を過ぎると皆は疲れ果て寝てしまった。「チャンス到来っ!」、直ぐにルアータックルを用意し一人夜のトップウォーターゲームを開始した! ちなみにタックルは「ステラ3000」+「エバグリのフィランギ」、ラインが6LB(障害物が少なく、また飛距離を出したいため)。ルアーはジタバグ3/8oz。 


 ャCントは川が三つの中洲によって四つに分断されている地点のシャロー。凄い勢いでアタックがあるがその割りにノラズ・・。4時までがんばりましたが、最大で50cm後半に止まりました。もうちょっと試行錯誤が必要かな?


続 中国ダラダラ旅日記2005

2005-07-03 17:29:15 | 2005(モンゴル・中国)
 プラットホームで出発の時を待つこと1時間。タバコを2本吸って、ビールを一缶開けると青い空が揺らいだ。ウランバートルから蒙中国境の街へは約15時間。モンゴルビザを更新するための「小さな旅」の始まりだ。


 視界が横にグラグラ、車体が縦にゴトゴトと揺れている。旅の始まりだというのに、「なんだか、モノ凄く気分が悪い・・・」。チケット代をケチったばかりに1コンパートメントに6人がけ、その中の4人が羊の食いすぎでタルみたいな体型をしたデブ女だ・・。絶えられず、列車の連結部に立ちずっと外を眺めていた。
 やがていくら走っても変化のなかった車窓が夕日の赤に染まった。「草原に夕日が沈む一瞬」が好きだ。「永遠」を感じさせるその退屈な風景の中に一瞬の「変化」を見出すと少しほっとするのだ。

 しかし、すぐに大地は「闇」に覆われた。その夜、俺はまるで「パンに挟まれたソーセージ」のように、デブ女の間で眠った・・。


 翌朝、蒙古の南端、国境の街「ザミーンウド」に列車は停まった。ここから中国側の街「二連」を目指した。
 今までどれだけ「国境線」を越えたことだろうか? 例えばチベットとネパールの国境線、ヒマラヤ山脈をつらぬくその線は、500mはあろうかという断崖にあり、眼下に落下したトラックの残骸を見るたびにちょっとドキドキしたものだ。
 しかし、この蒙中国境線は緊張感の欠片もない! 荒地に子供でも越えられそうな柵があるだけ・・。まるで放牧地の所有境界線みたいだなぁ(笑)。
 子供のような兵隊さんがボケェーと突っ立っているのを見て思い出した。そういえば、テルヒンツァガーン湖の遊牧民ミャグマの次男「ビョンバック」が今年の5月からここで兵役についているらしい。「あいつのことだから1日目に沈む夕日を見ながらホームシックにかかっているだろうなぁ。タリアト村から出たことのないあいつにとってここは外国みたいなもんだなぁ・・」とボンヤリと思った。


 しかしっ!中国側のイミグレーションに入ると凄いことになっていた。モンゴル人達は我先に国境を越えようとして、目を血走らせ押しのけあっているではないか! 一番初めに検疫カードを提出するのだが、誰もが何も考えずに滅茶苦茶に書き殴っている。隣のモンゴル女なんか名前だけ書いて終わりだ・・。それを中国人の係官がまるでゴミでも扱うかのように集めている。
 「もしかして、適当なことを書いても問題ないんじゃない?」、試しに「うんこ、うんこ、うんこ・・・」とすべての欄に書き込み、一番下に「ちゅうごくじん」と続けて書いた(漢字はダメよ 笑)。「やっぱり、OKだった・・(笑)」

 昼近くになって二連に抜けた。区画整理によって道路は桝目状、建物は真新しくまるで生活感を感じさせない街だ。しかし、未だに人力車が街中至る所を走っているのがちょっとイイ! 早速一台つかまえて蒙古の領事館へと走らせた!
 肩を揺らし、汗を流して懸命にこいではいるが、車体はキコキコと音をたてノロノロだ。勇ましいカモフラジャケットとは対照的にやせ細った体と禿げた頭が痛ましい・・。1km程走っても2元(約30円)、とするとこの親父の一日の稼ぎはどれ位なんだろうか? ちょっとだけ計算し、気が遠くなって考えるのを止めた。
 経済発展に取り残された親父は死ぬまでキコキコ。つ、辛い・・・。 


草原鯰釣りツアー写真集

2005-07-03 14:03:52 | 2005(モンゴル・中国)
 自称写真家「坂垣さん」が撮った今回のツアー写真です!


下写真(お客さんに親切かつ丁寧、そして的確なタックル説明をする俺 笑)。


下写真(お客さんに親切かつ丁寧、そして的確なャCント説明をする俺。なんかもの凄くやらせっぽい写真・・笑)


下写真(こいつが「草原鯰」。60cm後半のグットサイズ!)


下写真(「草原鯰」は昼でも結構釣れます)


下写真(PM11時ぐらいに沈む夕日。)


下写真(モンゴルならではの「羊の焼肉」です!)


下写真(釣り場の風景。中州周辺のシャローが草原鯰のャCントだ!)


下写真(大物の引きに耐える俺。というのは嘘で巨大な草の塊が引っかかっただけです・・)


下写真(釣り場では「乗馬」「ゲルステイ」なども楽しめます!)