黄昏時になんとなく

I live my life my way

猛牛去りゆく 前編

2010-03-19 12:23:51 | 日記
昨日の日刊スポーツの一面はバッファローズ消滅という報道でした

2004年のプロ野球再編問題に端を発して 近鉄が去り今年を最後にバッファローズの名前もなくなる…

寂しいものがあります


ちなみに私が一番最初に好きになった野球チームが近鉄です


きっかけは あの帽子のロゴがカッコいいと思ったことです

小さい頃は近鉄の帽子が欲しかったのですが 祖母が阪神ファンであったためタイガースの帽子をかぶっていました

小さい頃は今と違い衛星放送もインターネットもない時代


また関西に南海・阪急・近鉄と老舗球団がありました


九州に住んでいた私が パ・リーグの試合にお目にかかれるのは年に何回か民放で放送されるナイターか
または週末のNHKのデーゲームでした


で 小さい頃たまたまみたナイターで偶然観たのが 西武戦の東尾投手とデービス内野手の乱闘シーン

とても強烈でしたが 当時もそれ以降もこのチームには泥くさいというか血気盛んというかサムライの香りがする印象でした


そしてパ・リーグファン、プロ野球ファンなら覚えているであろう1988年の「10・19」

当時の私は中学生でかの有名なニュースステーションの放送は観れなかったのですが翌日の新聞で知りました

そして後年 当時のビデオを拝見したのですが 涙が溢れたのを覚えています


同じ時期にビデオで1979年の日本シリーズ 「江夏の21球」も拝見したのですが… 野球の醍醐味を教えてくれたのがこの10・19です

ここまでの経緯でご理解頂けたと思うのですが バッファローズはドラマチック 劇的な試合を数多く展開したチームなのです


このようなチームなのに 当時のプロ野球チームの中では唯一 日本シリーズ優勝経験のないチームでした


1988年のあの日は いつまでも語り継がれるでしょう


そして翌1989年は近鉄・西武・オリックスの3強争い


10月の西武との天王山で ブライアントの奇跡の4連発!

今でも覚えています 10・14のリーグ優勝


助っ人 リベラの勝ち越しアーチ

終盤に球場で起こったウェーブ

最終回 鈴木貴久 大石大二郎の連続ファインプレー

そして

阿波野秀幸が投じた最後の一球
内角ストレート


審判のストライクコールと同時にテレビ観戦していた私は 歓喜のあまり飛び上がりました!

後はブライアントの万歳コールに合わせて一緒に万歳していました

…なんか20年も前の話なんですが 文章に記しているだけでも興奮してきましたね


このままの状態になると文章が混乱しそうなので後は続編に綴ろうと思います


前編はここまでです 次はトルネード旋風と 初めて訪れた大阪ドームの話をしたく思います


追伸

小学生の時 ファミスタでは必ずレールウェイズを選んでいました 懐かしい思い出です