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Endeavour見た

2012-01-17 | 英国部屋


日本でも翻訳本やドラマも放送された「モース警部」の若かりし頃のお話。
ミステリチャンネルとかでも「モース警部」は放送されていましたが、私は未見。
DVDも出てますね~
で、そのドラマでモースを演じているジョン・ソーのビズとShaunのビズが
あまりに違いすぎて、年取ったらこんなに肥えるのかよ…?と思わなくもない。
ご覧の通り、Shaunは細々っす!
華奢というか言い方悪いと貧相なShaunが個人的には大好きなわけですが。
だって~あの細々だったLeeの肥え方に(といっても十分細いけど)ショックを受けた者としては
既に三十路でもこの細さ(実は脱ぐと腹割れてます)はステキすぎるーーー

と、関係ないところで萌えていますけど肝心なお話はというと。
モース警部の原作本も読んでいないし、ドラマも見ていないのでこのドラマが
原作通りなのか、イメージ通りなのか、そもそも原作があるのかオリジナルなのかも
よくわかりませんが、地味ながらも面白かったです。
オックスフォードの風景は美しいですが、Shaunも決して華がある人ではないし、
60年代が舞台にしては女性陣も華やかな色の服は着てないし、
男性陣もトレンチ群だし、かといって英国トラッド炸裂っていうほど優雅でもなく、
とても画面は地味です。でも味わいはある…と言っておこう。

残された証拠からモースが推理していくわけですが、これがわりと
強引というか、地道に証拠を積み重ねてというよりかはひらめきと想像で当てていく感じ。
クロスワードパズルから行方不明の女生徒との居場所を見つけたのはまだ
良いとして、最後の犯人を突き止めるところは
さすがに飛躍しすぎではないかい?というかチカラ技過ぎるわ……
原作もそうなのかな?とちょっと読みたくなりました、コリン・デクスター。
wikiにある「モース警部」を読んでみると、女性が好きで酒が好きで音楽が好きで
破天荒な感じに書いてあったけど、この若かりし頃では音楽好きなのはよくわかる。
後、マザコンかな?と思わせるエピソードもあった。

Shaunは終始押さえた演技で、淡々と演じるんだけど
物憂げな感じとか、人をじっと見つめる表情とか、ちょっと遠慮がちで神経質そうな佇まいとか
今まで見たShaunの作品とはどれも被らない感じ。
とっても魅力的なShaunがそこに居ましたよ。

シリーズ化されるならまた見たいーー
モース警部はNHKでも放送されていたそうなので、この2時間ドラマをNHKで
放送する可能性はありそうかも。
でも、CSの方が希望!だってNHKは吹き替え&カット有りなんだもん。

しかし、amazon.ukは毎度のことながら到着が早いな……