
来年1月に出版予定の「米粉のパン、麺、おやつ」の印刷があがって、いよいよ最終
チェックに入ります。
ノングルテンで作ることの難しさを知っている方も、まったく知らない方もただ単に
「米のおいしさと感動」を受け取っていただけたら・・・と、思っています。
今回は、本当に誰でもが簡単に作っていただけるよう、もっとも初歩的な技術をお知らせしますが
そこから興味を持っていただき、サラパン教室の米粉本科で本格的な技術を学んでいただけると
嬉しいですね。
何しろこんなに米があって、良い米粉も出回ってきているのに、その米粉を使いきれる『技術』を
もった方が少なすぎます。
サラパン教室の米粉本科の第一期卒業生が約30名あまり・・・・そして第二期生が20数名、現在
全国から通ってきてくれています。
そんな皆さんの情熱が、私がもっと頑張る!エネルギーになっているのだと思います。
何故、私がここまでノングルテンにこだわるのか・・・・
話せば長くなりますが、まずは『米はおいしい』ということでしょうか。
だから、極力米のおいしさを邪魔するものは排除したい!
その筆頭が「小麦グルテン」の味と香りなのです。
小麦粉には小麦粉のおいしさがあり、米には米のおいしさがある・・・・
私は、そう確信しています。
そして、日本の食の未来を考えたときに、輸入小麦粉から取り出されたグルテンを使わなくても
国産の米だけで作る『新たな米の食文化』を築いていく・・・線路を敷くべきと思っています。
米を日本の財産とする方法の、選択肢のひとつになって欲しいと心から願っています。
「米粉のパン、麺、お菓子」~パルコ出版
来年一月末に発売予定です。
そして、この本を教科書にする「米粉のパン、麺、お菓子」ミニ教室も開講予定です。
本を見てもわかりにくいところを、皆さんで実践しながらお勉強をしていただけるように
したいと思っています。
アレルギーフリーのメニューも、マクロビ的なメニューも、おいしいから大好きというメニューも
たくさんの方々に喜んでいただけるよなレシピが満載です。
お楽しみに!