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「飲めば飲むほど症状がひどくなる」ドラッグストアで気軽に買ってはいけない"あるクスリ"

2021-10-21 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です。

ある種類の頭痛は、薬を飲むほど症状が悪くなる恐れがある。横浜市立大学附属市民医療センターペインクリニック内科の北原雅樹医師は「鎮痛薬をひと月に15回以上摂取している人は薬物乱用頭痛の疑いがある。頭痛薬を飲むほど悪化するので、薬に頼ることをやめて、すぐに医師の診断を受けてほしい」――。(聞き手・構成=医療・健康コミュニケーター高橋誠)
鎮痛剤の飲み過ぎが頭痛を引き起こす
これまで紹介してきた片頭痛や緊張性頭痛は一般にも比較的知られています。しかし、3番目に多い薬物乱用頭痛を知っている人は多くはいません。
私のもとには、頭痛に悩む多くの患者さんがやってきます。痛みがひどく、市販の鎮痛薬を摂取して何とか抑えている人もいます。精密検査を受けても異常は見当たらず、原因が分からずにやってくる人もいます。
話をうかがうと、なかには市販薬の服用が習慣化している人もいます。朝晩、毎日使用しているというケースもありましたが、自分の判断でどんどん薬を飲んでしまうと危険です。薬が効かなくなるばかりか、逆に頭痛がひどくなるからです。仕事や日常生活にも影響を及ぼします。そのような患者さんは薬物乱用頭痛が原因である恐れがあります。
本稿では片頭痛、緊張性頭痛に続く“第3の頭痛”である「薬物乱用頭痛」を取り上げます。これは痛みの専門家でなければ医師でも見逃してしまうこともある、薬の服用過多によって生じる頭痛です。
薬物乱用頭痛は、特に片頭痛の患者さんが、月15回以上も薬を飲みすぎてしまうことで生じる頭痛です。頭痛が起こる前触れを察知して、あらかじめ痛みを避けようとしてしまうのです。
しかし、それこそが頭痛をこじらせ、長引かせている要因です。このタイプの頭痛を治すには、「鎮痛薬を予防薬として使うという習慣」を止めるしかありません。
【北原式 薬物乱用頭痛4つのチェック】
1.数年前とは頭痛の性質が違う
2.前ほど薬が効かなくなってきた
3.すっきりと痛みが消える時があまりない
4.頭痛薬が手放せない
このような症状が出てきたときは、薬物乱用頭痛が疑われます。この頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛と異なり、治療法・予防法が確立されておりません。詳しい原因も分かっていません。
慢性頭痛の診療ガイドライン作成員会編、日本神経学会・日本頭痛学会監修の『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』(医学書院)によると、日本国内では、薬物乱用頭痛の1年間有病率を調べたデータはありません。しかし、諸外国では人口の1~2%がこの頭痛に悩み、女性が全体の約70%占めています。
もう一度、前回、前々回でご紹介した図表1を見てみましょう。
提供=北原雅樹医師
有病率を日本の人口に当てはめると、患者さんは120~240万人と推計され、決して見逃すわけにはいきません。図の右側に薬物乱用頭痛を壁のように縦に示した理由は、患者さんの薬物乱用を何とかやめさせたい、薬物乱用頭痛という壁を乗り越えたいという目標、願いを込めたためです。
“薬漬け”から抜け出すしかない
薬物乱用頭痛(Medication Overuse Headache=MOH)の概念についてはおおむね一致しており、細かいところ、例えば、どれくらいの頻度や分量で薬を飲みすぎたら薬物乱用頭痛といえる症状に変わるのか、あるいは薬の服用をやめたらこの症状は治まるのか、などでは意見が分かれています。
明らかに薬が原因だから二次性頭痛であるという人もいますが、ここでは一次性頭痛のカテゴリーに分類しました。なぜならば臨床の現場では、医師も患者も片頭痛、緊張型頭痛のレベルでとらえている人が大変多いためです。
予防薬ではなく、治療薬(痛みの発作の時に使用する薬)を月10~15回以上使用した患者さんに薬物乱用頭痛を起こりやすいという傾向があります。まさしく乱用といえる頻度なのですが、起こさない人もおられ、原因は不明です。
薬物乱用頭痛から抜け出すには、治療薬を4~8週間はやめる必要がありますが、やめるのは大変ですし、やめてもよくならない人がいるので一筋縄ではいきません。さらには再発の危険性もあります。対処法をまとめますと、以下の通りです。
1.薬物乱用頭痛について十分に知る(医療者も患者も一般の方も)
2.乱用している薬剤をやめる(減薬ではなく完全にやめるほうが良い、できれば8週間)
3.必要に応じて片頭痛予防薬や非薬物療法(運動療法や心理社会的療法)を用いながらやめる(なかなか完全にピタッとやめることができないから)
4.再発を防ぐ
頭痛は簡単には治らない
予防法は、理学療法、鍼灸、バイオフィードバック、各種トリガーポイント療法、リラクゼーション、認知行動療法、マインドフルネスなどがメインになります。薬物乱用頭痛の予防薬は、片頭痛と同じで以下の通りです。
・抗けいれん薬系:バルブロ酸系、トピラマート(日本では保険適応外)
・ベータ拮抗薬系
・カルシウム拮抗薬系
・抗うつ薬系
・抗CGRP抗体(新しく出た薬)
先述の『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』によると、楽物乱用頭痛の再発率は約30%とされています。片頭痛治療薬トリプタンを再び多用してしまう方が多いという事実を受け止め、予防薬を採り入れ、運動療法、リラクゼーション、呼吸法などにも目を向けることがもっと大切です。
それでも一筋縄ではいかないこともあり、外来ベースで手に余る場合は、入院治療で医療者の監視のもと、規則正しい生活を行うことをお勧めします。
薬物乱用頭痛のように紆余曲折が強いられ、長期戦になるやっかいな慢性の頭痛では、医者との二人三脚が欠かせません。健康で長生きするためには、これまでの連載記事でご紹介した通りの多様な頭痛の症状に寄り添いウォッチしてくれる「かかりつけ医」が心強い味方になります。まずは信頼できるかかりつけ医を見つけましょう。
痛みに寄り添える「いい医者」と「ダメな医者」
良い医者は紹介状を出すことをためらいません。きちんとした治療をしている自信があるからです。自分の専門性の中で精いっぱい治療してきた結果が紹介状に現れるからです。また難しい症状であれば、頭痛を理解している医師のセカンドオピニオンを求め、石橋をたたきたいと思うのは良い医者の本能でもあります。
残念ながら、すべての医者がしっかり標準治療を順守しているとは言えません。長引く頭痛にもかかわらず、頭部MRI検査を1度も行わないとすると、正しい診断はできません。このような医者は、自信がないために紹介状をためらうタイプです。2割くらいいるでしょう。変な治療をして、症状を悪化させてしまう医者もいます。
「ご近所さんだから」「先生には意見を言いにくい」とは言わずに、医者から黙って立ち去る勇気も必要です。自分の頭痛を一番よく分かっているのは自分自身です。じっくり自分の頭痛の状態を自己観察する。医者に状態を伝え、コーチングを受けながら生活習慣を改める。医者任にせずに自分が主体となることが、頭痛における医者との向き合い方のポイントとなります。
それがかかりつけ医の質を高めることにもなります。大学病院とかかりつけ医のよりよい医療連携のためにも、かかりつけ医の質の向上は必須です。このような患者―かかりつけ医―大学病院の医療連携サイクルを回すことが大切です。
「いい医者」は少しずつ増えてきた
私は横浜市立大学附属市民総合医療センターペインクリニック内科に着任して4年経ちますが、かかりつけ医からの紹介状の質が上がってきたことを感じます。着任当初はごく簡単な通り一遍の単純で義務的な紹介状ばかりでした。
しかし最近は、「片頭痛が疑われますが、薬が効きません。画像診断でも異常所見なしです。心理社会的要因を私なりに調べてみましたが特に見当たりませんでした。貴院での集学的な精査と治療をお願いいたします」などとこれまでの治療歴と現在の問題がわかるようなレベルの紹介状が多くなってきました。
自分の仕事に自信のあるゴルゴ13のようなプロフェッショナルな臨床医を目指し、医療連携への地道な啓発を重ねた結果、連携先の医師たちの向学心の向上に寄与でき、まさに「石の上に3年」を実感でき、うれしく思います。“健康長寿”には慢性痛を克服したほうがいい
多くの人は年齢を重ねるごとに体のどこかが痛みます。近年はIT化が加速し社会構造が転換し、ましてやこの2年はコロナ禍で行動の変化が強いられています。ご高齢の人が若いころに正しかったやり方や成功体験が、これら変化の大激流のなかで通用するとは限りません。
仕事のやり方や生活習慣を見直して、今の時代にふさわしいやり方や新たな習慣、社会環境に辛抱強く適応することによって、慢性痛を克服してほしいと思います。慢性痛のない人のほうが、慢性痛のある人よりも健康寿命も平均寿命も長い、しかも認知症にもなりにくいというデータがあるからです。
年をとっても体がそれほど悪くならないようにする。長引く頭痛もまずはそこからです。いつまでもゴルフや釣り、山登り、旅行を続けたいなど、人生の夢や目標を持つことは痛みに打ち勝つ最大の武器になります。痛みがあっても前向きに幸せに生きることこそ大事なのだと思います。
西洋科学は何に対しても1に分析、2に分析で限りなく細分化されました。そのお陰で医学は進化し、日本人の寿命も延びました。しかし人間の体は一か所治せばよいと言うものでなく全体のバランスの中でどうあるべきか、しかもそれを患者さんの立場で治療を選択すべきなのです。
いい医者と二人三脚で頭痛に向き合う
頭痛を専門に診る医者は多くありません。患者から見ると医者にかかっても頭痛の症状がなかなか改善せず、そのままずるずると医者漬け、薬漬けになる傾向があります。せっかく平均寿命が延びても、このままでは健康寿命が短くなっていくように思います。
超高齢少子多死社会は、現在の社会保障制度を崩壊させつつあります。国民が健康のありがたみ、国民皆保険制度の恩恵を享受している今のうちに、痛みの治療も集学的なアプローチ(様々な医療者が連携しあって患者を診ること)を確立することが課題です。さもなければ、健康寿命と平均寿命は離れて行くでしょう。
皆さまの頭痛を一生ものにしないために、われわれ医療者も研鑽を積んでいます。皆さまも頭痛を甘く見ずに、良い医者と二人三脚で頭痛に向き合い、健康寿命を延ばしてゆきましょう。
(詳しく知りたい方はこちら)
◎慢性痛に関するYouTubeチャンネル「慢性の痛み講座 北原先生の痛み塾」
第53回:頭痛総論
第56回:薬剤乱用性頭痛
◎慢性痛についての総合的情報サイト「&慢性痛」
(注1)本稿での解説は、世界最高峰の痛みの研究組織、米国ワシントン州立ワシントン大学集学的痛み治療センターでの5年間の留学時代に習得し、日本帰国後に臨床に応用し多くの症例を積み重ねたうえで多少改変した、痛みの専門医として有効性が高いと感じる個人的見解、私論であります。意見には個人差がありますので、あくまでも主治医の先生と相談のうえ、どの治療を選択するかは自己責任としてくださいますよう、お願い申し上げます。
(注2)私の在籍する横浜市立大学附属市民総合医療センター ペインクリニック内科では、現在、神奈川県内の患者さんのみ受け付けています。全国各地からのお問い合わせは「慢性の痛み政策ホームページ」の全国の集学的痛みセンターの一覧をご参照ください。
(注3)厚生労働省「からだの痛み相談支援事業」の電話相談窓口はこちらです。
(聞き手・構成=医療・健康コミュニケーター高橋誠)
    * 北原 雅樹(きたはら・まさき)
横浜市立大学附属市民総合医療センターペインクリニック内科診療教授
1987年東京大学医学部卒業。1991〜1996年、米国ワシントン州立ワシントン大学ペインセンターに臨床留学。帝京大学溝口病院麻酔科講師、東京慈恵会医科大学ペインクリニック診療部長、麻酔科准教授を経て、2017年4月から横浜市立大学附属市民総合医療センター。2018年4月から現職。専門は難治性慢性疼痛の治療。


精神科医が「毒友と付き合うな!」と断言するワケ

2021-10-21 13:30:00 | 日記

下記の記事はダイアモンドオンラインからの借用(コピー)です

コロナ禍や自粛生活などの「環境の変化」により、多くの人が将来への不安を抱え、「大きなストレス」を感じています。
ストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥ってしまいます。
19万部を突破した『ストレスフリー超大全』で、著者の精神科医・樺沢紫苑氏は、ストレスフリーに生きる方法を、「科学的なファクト」と「今すぐできるToDo」で紹介した。
「アドバイスを聞いてラクになった!」「今すべきことがわかった!」と、YouTubeでも大反響を集める樺沢氏。そのストレスフリーの本質に迫るーー(この記事は2020年7月10日付け記事を再構成したものです)
「一人でいること」のリスク
日本のある調査によると、「本当の友達が0人だと思う」と答えた人は、男性で約4割、女性で約3割にも及びました。親友や信頼できる友達がいない人は意外に多く、「深い友達がほしい」という半面、コミュニケーションの面倒くささや、コミュニケーションへの苦手意識との葛藤も見受けられます。
あなたには「親友」と呼べる友達はいるでしょうか。親友の定義は難しいですが、「本当に困ったときに相談できる友人」が親友です。あなたが余命3ヵ月を宣告されたときに、すぐに電話して知らせたい人がいるとしたら、それが親友でしょう。
ひとりカラオケやひとり焼肉など、「ひとり○○」のコンテンツが増えましたが、それでも「1人でも最高に楽しい」という人は少数派で、やはり友人や恋人、家族と行ったほうが2倍以上楽しいのです。
たとえば、レストランのフルコースで2時間、1人で食事をしても、間が持たないことでしょう。おいしい食事は、おしゃべりしながら楽しく食べることで、さらに満足度が高まります。
楽しいことをした場合、それを共有できる友人がいると、「人生が2倍楽しくなる」と言えます。
とはいえ、私の場合はそういう親友がいるかというと、たぶんいません。学生時代は、仲のよい友人もいましたが、50歳を越えてくると、彼らとのつながりは希薄になってきて、数年に一度会うか会わないかになってきました。
じゃあ、私の人生は不幸なのかというと、個人的には毎日楽しく暮らしていて、非常に幸せな人生を送っていると思います。いるに越したことはないけれど、いないからといって大きく困ることはない、というのが本音です。
Photo: Adobe Stock
友達がいると不安が半分に減る
メンタル疾患の患者さんに、「今まで、友人や家族など、誰かに相談しましたか」と質問をすると、ほとんどの患者さんは「誰にも相談したことがない」「悩みを相談できる友達がいない」と言います。
誰にも相談できないので、悩みやストレスを自分1人で抱えるしかなく、その悩みは大きくなり、心をむしばみ、やがてメンタル疾患に陥るのです。
悩みを人に相談することで、ガス抜きになり、「アウトプット」「表現」が癒やしに通じます。つまり、「人に話す」だけで、心は癒やされ、心の健康は保たれます。
心理カウンセリングは、そういう役割のものです。クライアント(来談者)は「話す」だけ、カウンセラーは「聞く」だけですが、それだけでもクライアントは癒やされます。「話す」「相談する」という行為で、不安やストレスは半分以下になるのです。
友達や家族がいない孤独な状態は、健康に悪いことがわかっています。孤独の健康へのリスクは、「タバコを1日15本吸う」「肥満者の死亡率の2倍」に匹敵します。「孤独」はあなたの心と体をむしばみます。友達がいて、定期的に会って話す。それだけで、あなたは健康でいられるし、長生きできるということです。
友達は1人いればいい
「友達100人作ろう」「みんなと仲良くしよう」という学校教育が諸悪の根源なのですが、「友達がいない人」は「ダメな人」というレッテルを貼られがちです。そういう子どもはいじめの標的になることも多く、「みんなと仲良くしよう」という理想を安易に掲げてしまう教育が、子どもに大きなプレッシャーをかけています。
みんなと仲良くする必要など、微塵もありません。自分の気に入った人、仲良くしたい人とだけ仲良くすれば十分です。仲良くしたくない人と、仲良くなろうと努力することほどストレスになることはありません。
友達は1人いれば十分です。もちろん、2~3人いれば、またそれも楽しいでしょうが、「自分は友達がたくさんいないからダメな人間」と落ち込む必要などないのです。
「毒友」なら、いないほうがマシ
何年か前に、LINEの「既読無視」が話題になりました。LINEのメッセージで「既読」になっているのに、コメントやスタンプを返さないと「既読無視?」などと言われて、非難されるのです。
それも、たったの1時間でも、返信がないと既読無視と言われてしまうので、15分おきにスマホをチェックしないといけなかったりして、お風呂にもゆっくり入れないなどと社会問題となりました。
あなたの人生を楽しく、豊かにするのが友達です。友達とは、上下関係ではないのです。送信してすぐに返信がないだけで怒り出すような人間は、あなたを「下」の存在と見ています。上下関係であなたを支配することに喜びを見出しています。
「毒友」はバッサリ切る
「親友」はあなたの人生をプラスにしますが、「毒友」はマイナスの影響を及ぼします。
「毒友」と付き合っても、百害あって一利なしです。困ったときにあなたを助けてくれることはありませんので、さっさと関係を切るべきです。
とはいえ、あなたの悪口を言いふらしたり、嫌がらせをされても面倒なので、徐々に距離をとるようにしましょう。自然と疎遠にして、関係性をトーンダウンしていくべきです。
食事などに誘われたときに、「誘ってくれてありがとう。でも、どうしても避けられない用事があって……」と、感謝しながら丁重に断ることを繰り返すと、やがて誘われなくなるはずです。
「仲間」がいれば、「友達」はいらない
先ほど述べたように、私には友達はいません。ここ3年間で、誰かの自宅に呼ばれたことは、たったの1回です。それでも寂しいと思わないのは、「仲間」がいるからなのです。
私は、友達はいませんが、「仲間」は多いほうです。本を書いている「著者同士の仲間」や、私が主宰する「ウェブ心理塾の仲間」など、100人以上はいます。
仲間というのは、共通の目的のために集まり、協力し、助け合い、応援し合う関係です。「友達」の場合、つながりの原動力は「友情」ですが、「仲間」の場合は「ビジョン、夢、目的」などが原動力となります。
仲間の場合、「目的」実現が結束力の中心となりますから、「方向性」が違うと思えば、抜けるのは自由であり、抜けたからといって関係が険悪になることはありません。
「友情」は私の場合、互いに「縛り合う」イメージがありますが、「仲間」の場合は互いに「協力し合う」関係です。足を引っ張るのではなく、ボブスレーのように後ろから押して加速をつけてあげるのが仲間です。
「仲間」のいいところは、「プライベートに干渉しない」ということです。今まで、何十回も会っている人でも、家族構成などのプライベートはまったく知らない人も結構います。すると、関係性が「楽」なのです。
「自分の目的」を明確にする
仲間を見つける方法は、次項で詳しく説明しますが、コミュニティに所属することが近道です。それぞれのコミュニティには、「目的」があります。
バスケットボールの同好会であれば、「バスケの上達」ですし、手芸サークルであれば、「手芸技術の向上や展示会への出品」です。
なんの目的もないコミュニティは、ほとんど存在しません。ということは、まずはあなた自身が「目的」を持つことからはじまるということです。
友達同士でバンドをはじめると、それは「バンド仲間」になります。仲間関係が深まれば、そこから親友が見つかることもあります。友達から仲間ができ、仲間から友達ができます。
「友達」しかいないと重たい関係だけになりますが、「仲間」がいれば寂しくないし、精神的にも楽でつながりやすいのです。仲間がいれば、「友達を作らないといけない」あるいは「友達がいないから孤独だ」という悩みからは解放されます。
「仲間」を中心にした人間関係を意識することで、「友達」関係の悩みは、解決に向かうでしょう。
「ストレスへの対処法」は不変のスキルだ!
私の臨床経験では、「几帳面でまじめな人ほどうつになりやすい」傾向を感じます。なぜなら、ストレスの原因を真正面から受け止め、不安になり、悩み続け、リセットできないからです。
悪いストレスをなくしていくことが、「ストレスフリーな人」になるためには重要です。
あなたの「考え方」「受け止め方」を少し変えるだけで、ストレスを受け流せるようになります。それだけで、「不安」や「悩み」の9割は消すことができます。
本書では、誰しもが悪いストレスを感じる「人間関係」「プライベート」「仕事」「メンタル」「健康」という5つのテーマに対し、「科学的なファクト」と「今すぐできるToDo」を示します。「いま何をすべきか」が明確になるでしょう。
『ストレスフリー超大全』(ダイヤモンド社)
2年の歳月をかけて書き下ろした集大成!
超・現実的で役に立つノウハウ!
多くのビジネス書では、「ストレスから逃げろ」「ストレスなんか気にするな」という精神論が書かれていますが、そのようなアドバイスは非現実的です。
樺沢紫苑(かばさわ・しおん)
精神科医、作家


紀子さまが研究されていた「メディアが子どもに及ぼす影響」 眞子さまが「誹謗中傷」で複雑性PTSDという皮肉

2021-10-21 11:00:00 | 日記

下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です。


 秋篠宮家長女・眞子さま(29)と小室圭さん(30)が今月26日に入籍する。そんな眞子さまは複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された。
 ***

 ただでさえ先行き不安な眞子さまと小室圭さんの今後を、文字通りさらに「複雑」にしたのが過日の「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」診断だ。〈誹謗中傷と感じられるできごとを、長期にわたり反復的に体験された結果〉だそうで、眞子さまは中学生の頃から精神的負担を感じてこられたのだという。
 何をもって「誹謗中傷」とするのか判然としないが、いずれにせよ、精神科医の和田秀樹氏が〈(複雑性PTSDの患者は)普段の生活にも不自由なさって、就労意欲はあっても、なかなか仕事に就くのが難しいという方もいらっしゃる〉(本誌「週刊新潮」10月14日号)と指摘したように、眞子さまの行く末が案じられるのだ。
 そして眞子さまご本人はもとより、娘を見守る母として、紀子妃殿下のご心痛も憂慮されるところ。というのも、
「紀子さまは2017年に、お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所の特別招聘研究員に就任されたのですが、そこでの研究テーマが、今となってみると何とも言い難いものでして……」(皇室関係者)
メディアが子どもに及ぼす影響を研究
 実際、同大学の資料には、紀子さまが研究されてきたテーマがこう記されている。
〈子ども期の家庭の経済的状況、家族関係、メディアなどの養育環境が子どもの発達やQOLに及ぼす短期的・長期的な影響に関する追跡研究、思春期・青年期の健康行動の発達など心身の健康や発達に関する基礎的研究〉
 先に紹介したように、眞子さまがお患いになった要因はネットやメディアによる「誹謗中傷」とされる。そして紀子さまはまさに、〈メディアなどの養育環境が子どもに及ぼす影響〉を研究されていたのである。
「研究対象とすべきが娘の眞子さまだったとは、何たる皮肉でしょう」(前出関係者)
 なお、複雑性PTSDの診断を下したNTT東日本関東病院品質保証室長で、元精神神経科部長の秋山剛医師に、自宅前で改めて見解を尋ねたところ、本誌の質問を一切無視し、記者に一瞥(いちべつ)もくれることなく、立ち去っていった……。


 眞子さまご結婚の影響 佳子さま結婚相手の身体調査厳格化、遠のく自由恋愛

2021-10-21 10:00:00 | 日記

下記の記事はNEWSポストセブンオンラインからの借用(コピー)です。

 眞子内親王と小室圭氏の結婚(10月26日)を間近に控え、二人を巡る報道は過熱するばかりだ。
 10月に入ると、小室氏の母・佳代さんが遺族年金と疾病手当金の不正受給で刑事告発されたと報じられ、直後には佳代さんの元婚約者が〈佳代さんからの解決金の提案については、体調の問題もあり進展はありません〉〈圭さん本人の意思を伝えてくださいとお願いしていますが、いまだに届いていない状況です〉とコメントを出した。
 秋篠宮家にも厳しい目が向けられる中、逆風に負けず精力的に活動しているのが、佳子内親王である。
「佳子さまは5月6日付で一般財団法人『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員としてご就職されました。現在は週3日ほどの勤務と公務をこなし、10月10日には、日本のガールスカウト活動100周年を祝う『国際ガールズメッセ』の式典にオンラインで参加されました。一方で眞子さまの結婚報道の影響もあるのか、赤坂御用地では、口数が少なく元気がなさそうに見える時もあります」(宮内庁関係者)
 今回の結婚を機に、「佳子さまにも今後、数々の難題が降りかかるのではないか」と語るのは、皇室ジャーナリストの神田秀一氏だ。
 その一つが、佳子内親王の「結婚相手」である。秋篠宮皇嗣と紀子妃が結婚した際は、自由恋愛であることが話題となり、眞子内親王も同様に国際基督教大学(ICU)で小室氏と出会い、9年越しの愛を実らせて結婚を決めた。
 しかし、佳子内親王の結婚は“先祖返り”となるかもしれないと神田氏は指摘する。
「眞子さまの結婚では、宮内庁が小室さんの身辺調査を徹底しなかったゆえ、婚約後に様々な問題が噴出しました。内親王が結婚するのに伝統的な儀式もなく、一時金も辞退されるという大混乱に陥りました。
 この反省から、佳子さまが結婚する際には、宮内庁が相手の家柄や皇室観、資産、交友関係まで徹底的に調べざるを得なくなるのではないか。佳子さまの行動に対しても、宮内庁職員ならびに護衛の皇宮警察のチェックが厳しくなるでしょう」
 2019年3月のICU卒業時に発表した文書で、佳子内親王はこんな言葉を綴られた。
〈私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています〉
 自身の結婚観にもつながると推察される内容だが、“身体検査”が厳格化すれば自由恋愛は遠のく。
「小室母子があれだけメディアに追いかけられるのを見た男性は、皇族との結婚に腰が引けるはずです。小室さんをしのぐほどの強心臓がなければ、佳子さまとの結婚に踏み出しづらいかもしれません」(皇室ジャーナリスト)


人生100年時代に増える高齢者の結婚 懸念される「好ましくない関係」とは

2021-10-21 08:30:00 | 日記

下記の記事はヨミドクターデジタルからの借用(コピー)です。


最近は、高齢になってもパートナーを見つけるために結婚相談所に登録している人が増えているといいます。2016年の厚生労働省の人口動態統計特殊報告によると、男女ともに64~68歳の婚姻件数が増加しています。ある結婚相談所のサイトを見ますと、今までのご成婚の最高年齢は男性会員83歳、女性会員73歳ということですので、「人生100年時代」が実感されます。
男女双方の思惑が一致
 しかし、高齢者が結婚する場合には、家族に反対されることが非常に多いようです。特に多くの財産がある高齢男性の家族にとっては、結婚で「見知らぬ女性に財産を持っていかれる」との心配が大きいのでしょう。
 高齢になってパートナーを探す理由には、男性は「身の回りのことを世話してほしい」、女性は「将来の生活費が心配」が多いようです。高度成長期に男性は仕事に明け暮れ、女性は専業主婦として家庭を守ってきたことの弊害が、そこに出ているように思えます。仕事中心の男性は掃除・洗濯や食事など身の回りのことを妻に任せていたので、離婚や死別をした途端に生活が乱れます。一方、専業主婦の女性も、夫と別れると金銭的に生活が苦しくなります。その両者の思惑が一致するのも、高齢者の婚活の特徴かもしれません。
 特に男性の場合は、身の回りの世話をしてくれる家政婦さんのような役割を結婚相手に求めますので、上から目線になりがちです。また女性の場合は、経済力がないために結婚するので、どうしても文句を言わずに辛抱強く世話をすることになります。長年連れ添った夫婦でも、このような関係はあまり好ましくないと、何度もこのコラムに書いてきましたが、全くの赤の他人が高齢になってこのような関係になると、かなりまずいことになりそうです。パートナーに「死んでほしい」と思うこともあり得るでしょう。
新しいパートナーには対等な目線を持って
 以前のコラム「『夫に早死にしてもらいたい妻たち』はいます」で、私たちが既婚女性(平均年齢46.4歳)にアンケート調査を行ったところ、約半数の妻が夫の早死にを望んでいたことを書きました。離婚をすれば生活に困ってしまう妻が、夫からのストレスにさらされている姿も浮かび上がります。極端な場合、これは“事件”にも発展しかねない状況です。
 なんとか熟年期まで夫婦生活を維持していたなら、対等な関係を築き、互いに依存しない生活を目指して、人生の最後まで継続するようにがんばりましょう。また、熟年期まで独身の方は生活力もありますので、新しいパートナーには対等な目線を持って接することが大切だと思います。(石蔵文信 大阪大学招へい教授)


「夫に早死にしてもらいたい妻たち」はいます

ストレス源になる夫が長生きすると妻の寿命が縮むようですので、夫の早死にを望む妻は少なからずいるようです。私たちが1217人の既婚女性(平均年齢46.4歳)にアンケート調査をしたところ、約半数の妻が夫の早死にを望んでいたから驚きました(「妻の病気の9割は夫がつくる」マキノ出版)。
それでも別れない理由
 夫の早死にを望んでいる妻には、「そんなに嫌なら、離婚でもすればいいじゃないか?」と考える人もいるでしょう。しかし、離婚には主に「三つのハードル」があると言われています。
1.離婚がすんなり決まる例は少なく、財産分与や子供の親権に関してはかなりもめますので、弁護士を雇って争わなければならないでしょう。
2.子供の親権以上に問題になるのが財産分与です。現金だけなら、まだ分けやすいのですが、多くの方にとって財産と言えば土地や家屋です。それをどのように分けるかは、かなり厄介な問題でしょう。
3.離婚という家庭騒動が、白日のもとに 晒さら されるのもつらい話です。うわさ話のネタにもなるでしょう。
ある意味自然なことかも…
 このような様々な理由から、離婚に難色を示す妻は多いようです。ある程度慰謝料や財産をもらっても、十分な仕事ができなければ、毎月の生活に困ってしまうでしょう。そのために離婚をしたくてもできない妻は、少なからずいるようです。離婚もできない上に、夫からのストレスにさらされている妻が、夫の早死にを望むのは、ある意味、自然なことかもしれません。ジャーナリストの小林美希さんはこのような夫の早死にを望む妻に関して取材し、2016年に「夫に死んでほしい妻たち」(朝日新書)を出版されました。夫にはショックな内容ですが、そうならないように、よく読んでしっかりと勉強しておいてください。
「小さな復讐」にも気をつけて
 以前紹介した「旦那デスノート」というサイトがあります。このコラムを書くために、久しぶりにのぞいてみましたが、相変わらず「夫に死んでほしい妻たち」が、とんでもないことを投稿しています。特に、本当に夫が亡くなった方の投稿には、多くの共感や「羨ましい」と言う声が殺到しています。気の弱い男性は、あまり見ないほうがいいと思いますが、後学のため、勇気を出してのぞいてみてもいいかもしれません。
 このように、夫が原因のストレスから逃げ場を失った妻たちは、本気で我々の早死にを望むようです。それほど強いストレスを感じていない妻にも、夫に嫌がらせすることで発散している人がいます。例えば、夫の歯ブラシでお風呂を掃除して、そのまま元に戻すとか、みそ汁に鼻くそを入れるというような、夫には気づかれない小さな 復讐ふくしゅう をしている妻は少なくありません。
「夫は貞淑な妻だと思っています」
 このようなコラムを紹介した時、夫側から「健康被害が懸念されるような話はすべきではない」とのお叱りをいただきました。しかし、何も知らないと本当に健康被害が起きる恐れがありますので、この場を借りて啓発したいと思います。今後は、歯磨きの前にはしっかりと消毒したほうがよさそうです。
 ある番組で、このような復讐をしている妻たちと同席したことがあります。休憩の時に恐る恐る「夫の前でも文句を言うのですか?」と聞いたところ、「夫は貞淑な妻だと思っています」と、皆さん答えられました。いつも文句を言っている妻より、おとなしい妻に注意したほうがよさそうですね!(石蔵文信 大阪大学招へい教授)