謎パーク

いろいろな謎を考える。宇宙とか地球とかに関する謎や中南米謎の古代文明だとか。それとあっちこちの白昼の徘徊夜話だとか。

♪微妙にワンダーな八王子・泉町の湧水群

2017-11-25 08:48:19 | 日記

 ってことで今回は、八王子の泉町というところに行ってきました。北浅川沿いにある町です。ここはけっこう、一部の好事家のあいだでは知られた町です。まず湧水群があること、それから住所に「~丁目」という丁番がないこと、外国人が居留地外に滞留にすることが困難な時代(明治10年代)に外国人神父をいただいた教会が建てられたことなどでけっこう知られています。丁番といえば、わたしが住んでいるあたりも昔は丁番がなかったように思います。八王子の各地に丁番がついたのはそう古いことではなく、泉町はそういう流れからとり残された一角なのでしょう。

 で、今日は湧水群の探索です。近所の人に湧水群はどこかと尋ねると、知らない人と、知ってはいても近くの叶谷町の湧水源ととり違える人との二手に分かれて、肝心の泉町の湧水群については無関心な人ばかりです。地元だと往々にしてあること。しょうがないので、とりあえず北浅川方面に向かいます。すると一般家屋どうしの境目みたいなところにらしきものを発見。

 これ湧水だと思います。水面の白いのは太陽の反射で、水はほんとにきれいです。ちっこい小川といった風情。でも、水中に生えている水草が並みの小川とはちょっと違う雰囲気をかもし出しています。

 小川に沿って続く狭い隙間をたどってゆくと

とか、

とか、

とかの湧水風景が続きます。以下のような野菊が咲き乱れるるなかを流れる光景も。

でっかい鯉がお出迎え。

はは、尾っぽだけ・・・

 さらに流れ流れる湧水風景。

 民家の間をちょろちょろはい回って流れる風情がなかなかいいと思うんですが・・・。

 以下はすぐ近くの叶谷町の湧水源で、去年の4月に撮った写真です。

 これはこれでいいのですが、わたし個人としては、ちょっとした隙間をちょろちょろ流れる泉町の湧水のほうが好きです。

 さて、泉町湧水群のランドマーク的な水路を探して歩いてるのですがなかなか巡り合えません。このあたりは再開発地域のようで、大きな覆いをかけてたたずむ工事現場が目につきます。

 それと無住の荒廃した木造家屋がちらほらと目につきます。

 さて、昼になったのでコンビニで買ってきた握り飯をほおばりに北浅川の河原に向かいます。

 手前の河川敷の向こうに北浅川が流れています。

 このお化けのような木の近くでメシを済ませて、再び徘徊の途につきます。

 南松枝公園という公園を起点に歩き始めます。以下は近くの紅葉。

 泉町湧水群のランドマーク的な水路をこれから探すのですが、小生のような方向オンチにはなかなかホネです。一度などあちこち這いずり回ったあげく、元の南松枝公園に戻っちまうという体たらく。

 それでも人に聞き聞きやっとたどり着きました。なんと、南松枝公園とは目と鼻の先だったことが判明。

 ネット上で紹介されている泉町湧水群のランドマーク的な場所といえばたいてい上の写真です。

 

 これはランドマーク水路の一方の端っこ。今まで紹介してきた湧水路に近いたたずまいです。まあ、こういうほうが小生には性に合います。この水路の道をはさんだ向かい側では再開発が進んでいて、白い覆いをかけた中で作業が行われています。この写真を撮っているときにも、ニッカポッカ姿のお姐さんが路上を闊歩していました。

 湧水巡りはここまでにして帰途につきます。バス停に向かう途中、十字架を見つけました。

 これがカトリック泉町教会です。この教会が建てられた経緯は「1876年(明治9年)、当時はまだ外国人が居留地外に滞留にすることが困難な時代であったが、山上青年(山上卓樹)はテストヴィド神父を自分の村、下壱分方に招いた。キリスト教の自由、平等、博愛の精神に、大いに共鳴していたからである。村人たちはこぞって神父を出迎えた。その様子を山上氏は晩年次のように語っている。「横浜より神父を請し、ひとたびその教理の講演を試みるや、聴衆はくものごとく集まり、たちまちにして志願者は続出し…」(以上、カトリック泉町教会のホームページから引用)ということだそう。

 山上卓樹は、被差別への差別に抗議して自由民権運動に参加し、1878年(明治11)に聖瑪利亜教会(現カトリック泉町教会)を建てたという。

 さてお次は、少し先にある相即寺に向かう。

 境内にある「ランドセル地蔵」のレプリカ。

 

 背中にランドセルをしょっている。本物は背後の地蔵堂に安置されている。以下は堂前の説明パネル。

  下は堂内に保管されている本物のランドセル地蔵。

 はーい、以上でThe endざーんす。

 

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