2016年2月22日(日)、高尾周辺の梅見に行った。高尾の梅祭りってのがあって、これは3/12~27にあるらしいけど、暖冬のせいか、お梅さんは我慢しきれずもうだいぶ咲いている。
八王子市発行 広報はちおうじより転載
地図中、西浅川というのがあるが、これは西浅川の交差点のことで、中央線の高架橋を越えた駅からはかなり歩いたところにある。高架橋を過ぎ少し行くと、右側に遊歩道梅林がある。梅の木がてんこ盛りなんて思ってはいけない。
日本のプチ観光地の常として、掛け声の割にはかなりしょぼいたたずまい。遊歩道梅林は西浅川の右岸にあるのだが、小生、左岸でしゃがんで酒を呑む(途中で買ってきた缶ビールと缶酒)。そんなやつは俺ひとり。日曜とはいえ、シーズン初めなので梅見客は少ない。枯れ木がにょっきり突っ立ているが、これも梅なのだろう。
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・なーんちゃって。この川の上流方向を望むと以下のようになる。遠景に京王線が見える。
奥に見える橋が20号の陸橋。これをくぐる。
陸橋の反対側に出る。陸橋の左側(上流方向)と、
陸橋の右側(下流方向)。
上流側の奥のほうに家があったので、このあたりは私有地なのかもしれない。川のたたずまいがよい。
こういう可憐な風情が梅にはよく似合う。
上流側のいちばん奥。左ての民家に自家製の橋がかかっていて、それを伝って20号に出る。
20号沿いの一見見栄えのする浅川をバシャバシャ撮る。
これらの景色をそのまま鵜呑みにしてはならない。これらは映画のセットのワンシーンみたいなもので、いわばクローズアップだけに耐えられるカットである。つまり非常に狭いごく限られた範囲内だけでのちょい良いシーンなのであって、もっと上流、もっと下流に眼を転じてより大きな範囲を眺望したときにも格好いい景観なのかと問われれば、それはちょい???なのだ。最近のテレビなんかでもそうだけれど、何でもないちょい良い風景をやたら「絶景だ」「絶景だ」と連呼するのが当たり前みたいになっているけど、そういったカットを見るとたいていはクローズアップである。駅に貼ってある観光ポスターなんかもそうだ。カメラをノーマルさらにはより後方にひいて撮影するなら、ボロが出るってことなんじゃなかろうか。そうでなくてもやたらアップを多用しすぎる。カメラマンがそういう視覚に慣らされすぎているんじゃないか。もっとひいた視点がほしいと思う今日この頃なのであった。
なんてことを言っててもはじまらない。次のシーンは、上の川岸に出る途中にあるレンガ造りのアーチ。
20号が通る両界橋へと戻る。古いたたずまいを残す家屋がまだ橋のたもとにあった。無人らしい。
橋の反対側の川岸の道。
これを行く。途中にあった金南寺入り口の観音堂。
こちらの梅も数は少ないけれど、道と共にいい風情。途中ですれ違ったサイクリング中の小柄なおっさんが「静かだろう」と言った。
対岸の白梅がハレーションしてる!(失礼)。なおも行くと白山神社に出た。これは高尾白山神社で、八王子中山にも白山神社があり、この中山白山神社は八王子八十八景にも選ばれているが、以下に示すように、より白山神社らしい神韻さははこちらの高尾白山神社のほうがあると思う。
階段を上り、拝殿へ。
拝殿脇にある石段のてっぺんに本殿があるという。
かなり急で長い石段を上る。
頂上到着。
かなりいい風情。本殿の中に本尊は御座しておられる。
周囲はうっそうとした林。
拝殿へと戻る。途中で見かけたお梅ちゃん。
川沿いの道を20号へと向かう。
20号で見つけたレトロな荒物屋さん。
湯たんぽ、昔の座敷ぼうき・・・なんかいい。
店の看板娘さんでっせ!
以上です。お疲れさんどした。
☆古代の砂漠に花一輪。女だてらに勇猛果敢、でっかい帝国おっ建てた。その花の名はパルミラ女王ゼノビア。だけど、ここに登場するゼノビアさんは、えっちょっと、とたじろうじゃうかもしんない女王さま・・・なの。⇒パルミラ幻想☆
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