PRESSな時間

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

PRESSな時間

2013-07-26 19:56:14 | 社会

7/26「警戒区域と復興」
(写真:双葉町出身亀谷さん)
今日、
福島県内は警戒区域が見直され、
「復興」
と言う点から見ると新たな一歩を歩み始めたようだ。
確かに今回の選挙では原発事故と言う争点は無きに等しく、
マスコミ報道も
「臭いものには蓋」なのか、
それとも「見て見ぬ振り」なのか
山本太郎氏の当選まで原発事故は封印されたままだった。
山本氏が当選しても、
なるべく原発問題に触れない様に様々な仕掛けがされており、
多分、このブームと言うべき時間が過ぎてしまえば、
今度は「バッシング」の荒らしかもしれない。
おりしも、
選挙が終わった翌日には
東電による「地下水の海洋への漏水」が発覚し、
漁業関係者は大変大きなショックを隠しきれないと言う報道があった。
そうなると、
今回の警戒区域見直しも、
「住んでも宜しい」
と言うお墨付きと言うより、
「これ以上の補償はしません」
と言う、
最後通告に等しいものなのかもしれない。
福島県県民健康調査も
「早期発見、早期治療」と言う
放射性物質に依る健康被害を
半ば認めたかの様な方針に転換するようである。
これでは
「去るも地獄、残るも地獄」
と言う苦しみの中で
「復興」と言うかけ声だけが空に響き渡る
空しい福島県になってしまう可能性がある。
放射能はそんなに簡単に無くなるものなのだろうか?
そして、
子孫への影響は無いのだろうか?
と言う住民の素朴な問いを、
「アベノミクス」
と言う
目の前のニンジンで押しつぶしてしまった都会の一人として、
深く反省し、
また,新たに一つ一つ拾ってゆかなければならないと思っている。

PRESSな時間

2013-07-25 20:38:42 | 社会

7/25「見えないものを確信する」
人間に取って一番難しい事は一体なんなのだろうか?。
それは「見えないものを確信する事」なのではないだろうか。
例えば「放射能」など、
人間に取って重要なとこでも目に見えない事がこの世には存在する。
この事を理解するには
キリスト教の世界が一番手っ取り早いのだが、
仏教世界の日本や
日本人にはなかなか理解出来ない部分が有ると思っている。
私は生活の中での
「憲法」
もやはりその部類に入っていると思っている。
余程の上級裁判でない限り
「憲法」を持ち出す事が無いし
日本人の生活では
いざ、「憲法改正」とか、「○○条の改正」と言われてもなかなかピンとこない。
だから、
今回の選挙でも
実は「憲法改正」が焦点の一つだったが、
マスコミの操作に依ってかなり順番が下位の方に押しやられてしまった。
その為に
せっかく大事な要件が
「目に見えないもの」
にされてしまい、
きっとあっという間に憲法改正がされてしまう可能性が出て来た。
目に見えないものを信じるとは
そこに大変な勇気と忍耐と信頼が無いと成立しない。
いわゆる人間の「愛情」「絆」など、
言葉になってはいるものの,
実際、
「これがそうだ。」
と言うものを表そうとすると絶対的に出来ない。
これからの日本人は
この
「見えないものを確信する」
と言う荒技を幾度となく経験しなければならないと
思っている。

PRESSな時間

2013-07-24 21:02:47 | 社会

7/24「三すくみ」
最近、鎌田荢さんの公式ブログである
「鎌田荢 公式ブログ」の投稿にかなり熱心になってしまい
、こちらのブログの方をおろそかにしてしまっていた。
(申し訳ありません。)
何故かと言うと、
最初は単なる感想のつもりで投稿していたのだが、
ある日、
私の社名と名前が掲載された文章が載っていたのでかなりビックリし、
それ以来、
自分なりに時間をかけて投稿する様にしている。
お陰で、
私自身、内容も、文章の技巧的な点に於いても中身の濃いものが書ける様になり、
また、
自分なりの視点
と言うものが出来つつあると言う事に気がついた。
例えば「原発労働者」、「雇用問題(労働貧困)」「日本の軍事化」
と言う3つの問題を一纏めにし、
どの点が、
どのように、
相違しているのかと言う事を客観的に見つめられる様になって来た。
更には


これらの問題が
今の日本にとって
「三すくみ」状態であると言う事も
私なりの意見と今後の展開について文章として表せる様になって来た。
これからは、
この三すくみの問題がもっと大きく、
かつ、都会の問題として顕著な形として表面化すると思われる。
つまり、
消費増税、社会保障費の増額、電気料金の得上げ、TPP参加など、
この三すくみに更なる三すくみが加わり、
もう,
日本人は心も,経済も身動きが取れなくなるかもしれない。
と言う不安が心の中に渦巻いている事も確かである。
その時に、
今度は、
一人一人が社会に答えを出す時がやって来る。
しかし、私自身、まだ回答は作っていない。
「どうすれば良いか」
と疑問符だけが頭をよぎっている。

PRESSな時間

2013-07-23 20:16:38 | 社会

7/23「絶対に」
今日,
今まで梓澤弁護士と谷内さんと言うフリージャーナリストの講演会を聞いていた。
梓澤弁護士は

IWJで他の弁護士や岩上安身氏と
「自民党改憲草案」に対しての鼎談をずっとやっていたが
今日の講演では
今回の参院選の2,3日前にあった、
石破自民党幹事長の新聞インタビューを元に
憲法21条の改正に対しての自民党改正案の批判をしていたようだった。

梓澤氏が最も協調した点は
「今回の自民党改正案では①公共の福祉の替わりに「公の秩序」が協調され。
②「拷問の禁止」の項での「絶対に」と言う言葉が削除されている」
と言う点だと協調していた。
つまり、
「公の秩序」とは政府や公共機関がそれと認めればそれが
「公の秩序」
になると言う事だ。
そして、
②の「絶対に」と言う言葉が削除されていると言う事は、
その事が公に認められると言う事になると言う事なのだ。
それはそれぞれに言葉の意味は違っても、

その中に、
「人権」は全く無視されると言う事を理解しなければならない。
つまり,
2つの言葉の中には
「人権」はまったく無視されると言う事になるのだ。
その中に於いて,
人権が否定される世界の最たる者ものは
「戦争」
であろう。
例えば自分の友人の中に軍隊や戦争に反対する者がデモをしているとする。
しかし、
自分は軍隊(若しくは銃を持った兵士)だとする。
自分は銃を向けたくないが命令に背けば死刑が待っている。
そのような時にも自分及び友人に
「人権」は存在するのだ。
しかし、今回の憲法改正では
「絶対に」
と言う言葉が欠けている為に
「公の秩序」
と言う文為に自分は友人に銃を向けなければならなくなるのである。
こんな状況を作り出してしまった自分に反省をしている。
そして、
「絶対に」このような事を許してはならないと
声を大にして叫びたいのである。

PRESSな時間

2013-07-22 09:39:44 | 社会

7/22「もう尻込みは許されない」
今日,或るラジオを聞いてたら、
「日本人は重大な決断をする時尻込みをしてしまう。だから、今回の選挙では原発問題が争点になった為に投票率が落ちたなのだ。」
と言う様な発言を聞いた。
確かに、
日本社会は
何か大きな決断をする時には神社仏閣に祈願に行くし、
親に相談をしたりする傾向があると思っている。
しかし、
原発立地地域など以外で、原発問題を考える人は
さほど多くないし、
この問題が私達の生活に直接関わって来ていると感じている人々も
そう多くはない。
ラジオの識者が
何故、投票率と原発問題との関係性を
このような形で解釈するのか
私としては理解に苦しむ。
しかし、
問題は
原発問題のように
生命に直接関わる事を
「尻込みしてしまう」
と定義付けられた
私達の方にあるのではないだろうか。
日本の場合、
どんな事でも
「政治」に絡んだ話題は極力避けようとするし
「原発問題」も多くの場所で「タブー」とされているようだ。
私の通っている絵画教室でも、
私が原発の話をすると講師が非常に厭がるし、
生活クラブでも生産者との絡みで原発や放射線被ばくの話は別の場所でやるか,
若しくはタブーとされている。
だから、
多くの場合話を広めようとしても
「自主規制」
と言う名の尻込みをしてしまうのだ。
しかし、
毎日、被ばくの恐怖にさらされ、
なおかつ、
今もなお、出し続けられている放射性物質に私
達はどのような手段を以て
防護しなければならないのか
未だに判らないと言うのが正解なのである。
そう考えると
もう尻込みをしている時間はないのである。
私達は足首からゆっくりとで良いので
天に向かって立ち上がるときではないかと
思っている。.