8/9「感情論と責任論」
今日長崎ではプルトニウム型原爆の透過に依る
被ばくでなくなった方の慰霊祭が行われた。
東北ではかつてないと言われる豪雨の中、
そして長崎では暑さの中、
慰霊祭が挙行された。
私自身冷房を消さずにいるのだが、
日が落ちても未だ27度以上を記録している。
外気はもっと暑いのだから高齢化した式典は
これから考え直さなければならないのかもしれない。
しかし、
もっと考えなければならないのは
太平洋戦争を含めたかつての戦争の反省と責任論なのではないだろうか。
日本人は
「喉もと過ぎれば暑さ忘れる」
と言う様に過去の事象をあっさりと忘れてしまう。
だから、
「明日に向って」とか「明日への希望」
などと言う言葉に躍らされ、
同じ様な過ちを何度も繰り返す。
それは直近の話として
「主権回復の日」での天皇万歳事件
や東電福島事故の汚染水流入事件などへと繋がってゆくのである。
私達はこのような悪質なでも、
小さな事象より明日のご飯の種を志向してしまうが
それよりもまず、
感情論から抜け出し、
未来への責任論に転換すべき時期に来ているのではないかと思うのである。