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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第7話「ほんとの願い」感想

2011-05-27 07:42:29 | あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

 今回は仁太・ぽっぽ・鳴子がまためんまの願いを叶えるために花火を打ち上げようと頑張る話。花火代20万を仁太達は用意できるのでしょうか…?また話が思わぬ方向へ動き出しました。
 今回も色々見所はあったはずですが、ラストのあの一言に持って行かれました~。あの花は引きがいつも強烈ですね…。めんまフォント配布も必見です!公式すごすぎる…。


 最初は秘密基地のシーンから。鳴子はやっぱり家出してしまってきたようです。しばらくは秘密基地で暮らすことになるようです。そんな鳴子に注意しようとする仁太…。ここの仁太の休みだすと面倒なことになる、1日休んでも変わらない、でもずるずる続けると抜け出せなくなるという話は妙にリアルで何だか重かったです…。さすが経験者。思い返すと学校やバイト先でいつもいた人が、ある日いきなり来なくなったと思ったら、やめていたというケースが何回かありましたがそういう感じだったんでしょうか。これは恐ろしいです…。
 鳴子もそんな仁太の話で元気に。他人のために一生懸命な仁太が鳴子は好きなようです。ですがめんまのことを思い出して複雑な気分に…。
 鳴子はここでめんまに捕らわれていちゃいけないと仁太に言いますが、仁太は受け入れられず…。仁太は不機嫌になり帰ろうとしますが、ここでふとしたはずみで鳴子が仁太を押し倒してしまうという体制に~。まさかのハプニングです。そこにちょうどぽっぽが入ってきて…ナイスタイミング。お約束ですねー。まさか鳴子のこういうシーンが見れるとは思わなかったですー。

 その後仁太達は気を取りなおし、めんまの日記を読んでみることに。ですが内容は今日も皆と遊べて面白かった・楽しかった的な日記ばかり…。これには仁太達も困惑気味に。
 ですが日記にも次第に内容の変化が出てくるようになり転んだ、痛かった的な話、そして仁太母のお見舞い話に――。そして過去の回想。この頃の皆は本当に可愛かったなと改めて感じました…。この頃は皆、本当仲良しでした。
 そんな中、めんまは神様に向かって手紙を打ち上げようと提案。それで仁太も花火をつくろうとした時のことを思い出します――。まためんまの願いに向けて動き出す時がきたようです。

 家で一人ゲームをしているめんま。めんまの動きがまたかわいいです。その後仁太帰宅。この日は仁太がめんまのために塩ラーメンを作ってくれることに。今回は1話を思い出すシーンが多い気がしました。ちょうど折り返し地点だったからでしょうか。


 翌日。ゆきあつ達と花火について話し合うことに。火薬を扱うためには色々資格が必要なようで、花火を打ち上げることは実際大変なようです…。
 ここで昔の自分達が書いた設計図が出てきますが、色々無茶苦茶で…。皆当時のことをそれぞれ思い思いに振り返ります。子供の発想はある意味すごいです。
 その設計図を元に実際打ち上げたようですが、ただ空に打ち上げるだけで終わったようです。ロケット花火を追い帰る当時の仁太達のシーンがとても綺麗でした。これはこれでよかった気も…。

 話し合いが終わり帰る、仁太・ゆきあつ・知利子。ゆきあつはこの仁太の作戦も徒労で終わるんじゃないかと考えていました。そう言われて動揺する仁太でしたが、仁太も仁太で分かってはいるようです――

「本人に確かめるのが怖いかもしれないな…」

 そんな二人を昔の仁太、ゆきあつに重ねる知利子でした。これがめんまの願いでなくても、仁太がこうして動くことがめんまの願いへたどり着くプロセスになるような気がします。
 ゆきあつは結局この日自分が気づいたことを言わなかったようです。そのことを言えばめんまの日記帳も仁太達は最後まで読んで、何かに気付けたんでしょうね…。どうやらまだその時ではないようです。
 またゆきあつが黙っていた理由でまためんまの願いに関する謎が深まってきました――


「宿海には内緒にして
 集まろうって言ったんだよ
 めんまが」


 どうやらめんまは仁太に内緒で皆に何か相談しようとしていたみたいです。もしかするとめんまの願いは仁太に関係していることなんでしょうか…?今後どう繋がっていくのか楽しみです。


 後半。仁太父に花火師の人を紹介してもらえることに。ですが花火を作るのには最低20万必要で…。20万稼ぐのはかなり大変です…。
 そこで鳴子・ぽっぽ、そして仁太はバイトをすることを決意!

「俺もやる、バイト!」

 まさか仁太がバイトをすることになるとは…驚きでした。こうしてまた仁太は自分のためではなく、めんまのために行動することになります。
 まず仁太は鳴子の店でバイト。しかも早くもレジ打ちをマスターしたりとなかなか十兆。接客はやっぱり苦手なようでしたが、鳴子がフォローで乗り切ります。
 ですが同じ高校の生徒が店に入ってきて、鳴子の陰口を…。やっぱり噂はまだ収まっていないようです。噂にまたショックを受ける鳴子ですが、ここでも仁太が助けに!

「いらっしゃいませー!!」

 仁太はそう叫ぶことでその陰口を打ち消しますー。そんな仁太の行動に鳴子も救われたようでした。今回は仁太カッコいいですね。やっぱり仁太も根本的なところでは昔と変わっていないのかもしれません。
 その後も順調に働く仁太。店のポスターにも注目です。鳴子の仁太への好感度もまた上がってきたようですー。

『なんかこうしているとあの頃と変わらない』

 そして鳴子の仁太の呼び方が、宿海→じんたんへ呼び方が変化!!これは大きな変化ですねー。そして仁太も鳴子のことをあなると呼びます。外でそれは~。良い流れになってきましたー。

 ゆきあつと知利子。勉強している中、電話で会話します。二人とも仁太達のことが気になりつつも、なかなか動けないようで。
 ゆきあつはそのことでまた知利子に相談しようと茶に誘いますが、知利子は誘いを断り、勉強に打ち込みます。学年2位と4位…知利子もゆきあつと釣り合う関係で居続けるために努力しているようです。知利子も知利子で大変なんですね…。今回も知利子の意外な一面が見れてよかったです。


 バイトから帰ってきた仁太、不機嫌なめんま。むくれるめんまが良い感じ。夜はすぐ寝て、朝はすぐ出るという状況で二人の生活はすれ違っていました。
 そんな中、TVで犬が出るときめんまは軽い気持ちで、出てくる犬がメスだから仁太が変なことをしていると思うことにしようとしますが、出てきた犬は本当にメスで~。めんまがっかり…。わりと的確かも。
 めんまもまた回覧板を届けにきたおばさんの話で仁太が学校に行っておらず、バイトしていることを知ります――。仁太父もその事実に動揺していましたが…?今後がちょっと心配です。
 そしてめんまは「いくない!」を連発して飛び出し、秘密基地へ。その頃秘密基地では鳴子がぽっぽと電話で会話していました。仁太はゲームショップだけでなく、工事現場のバイトまで掛け持ちしようとしていたみたいでした。ロケット花火ってお金も飛んでいくんだねーという鳴子の言葉が妙に印象に残りました。ぽっぽにじんたんという呼び方につっこまれて照れる鳴子が~。素晴らしいツンデレっぷりでしたー。
 仁太のもっと自分のことをかんがえろという言葉を思い出しためんまは仁太の元へ向かいます――。


 夜、工事現場で一生懸命働く仁太。働く仁太の姿はとても輝いて見えました。そんな仁太の姿に作業員も感心。ぽっぽも誇らしげなようでした。昔も今もぽっぽはブレていないですね。

「そうなんすよ
 カッケーんすよ、じんたんは」

 めんまもそんな仁太の姿を見て、また何か感じたようです…。


『めんまが自分のこと考えていない間
 ずっとじんたんがめんまのこと、
 考えてくれてたんだ…』


 それからめんまはこっそりライトを当てて仁太を応援。こっそり仁太を見守りますー。ここの演出もまた素晴らしかったです。

「カッケーんすよ
 ピカピカ光るじんたん
 カッケーんすよ…」

 仁太が家に帰ってくるとテーブルにはめんまが作った蒸しパンが!知利子のアドバイスもあったからかかなりおいしくできたようです。しかも仁太母の味にかなり近づいたようで…。
 今日のことについて話す仁太。

「なんかさ意外と家にずっといるより楽っていうか、
 こう…生きてるって感じがするっていうかさ」

 仁太も働くことで生きがいを感じたようです。
 そんな仁太の姿がめんまにも輝いて見えるようでした。


「めんまも…
 めんまもね生きてるって感じの
 じんたんを見ていると
 生きているって感じするよ!」


 これからも仁太にはこの調子で頑張って欲しいです!学校はどうしたとツッコミたい気持ちもありますが、引きこもり気味だった仁太にとっては良い機会だったのかもしれません。めんまがいることで仁太も着実に成長していっている気がします。

 それからバイトで得たお金を持って前金で花火を作ってもらおうと花火職人さんに交渉をしに行く仁太達ですが、困ったことにそのことで役員に注意され、手をかしてもらえなくなることに…。しかも注意してきたのは本間家…つまりめんま家…。思わぬアクシデントが仁太達を襲います。 
 その頃、仏壇の前でめんまにそのことを報告していためんま母…。注意したのは父親かと思いましたが、注意したのは意外にもめんま母・イレーヌでした――。


「お姉ちゃん…
 仁太君達があなたのために
 色々と頑張ってくれているみたいよ

 ふ さ け て い る わ ね 」


 めんまの笑顔の写真とのギャップが~。めんま母怖~!なんだか凄まじい狂気を感じました…。いつかはくるかと思われていためんま家の話に入っていきそうです。1話から本間一家のシーンがあったのはこの時のためだったのかもしれません。
 仁太達がしようとしていることがめんまに対しての冒涜と思われてしまったんでしょうか?仁太達がめんまを殺したと思い込んでいるとか…?めんま母もまた仁太達同様今でもめんまにとらわれ続けているようです。
 仁太達はめんま母を説得して花火を打ち上げることはできるんでしょうか…?今回も良いシーンが結構あったはずなのに、このシーンでなんか色々吹っ飛んでしまいました~。
 に、してもこれでゆきあつがめんまの格好をしてめんま母の前に行ったらどうなるんでしょう…?本編では絶対に実現しないと思いますが、怖い物みたさで見てみたい気もします。


 次回は仁太達が本間家の説得に動くことになりそうですが、それが本間家にどんな影響を与えることになるのか気になります。エンドカードのセリフ的にめんま弟の出番もありそうで楽しみです。本間家もめんまの願いに関係しているんでしょうか。

 でもゆきあつ達も言っていましたが、花火を打ち上げることもきっとめんまの本当の願いではないんでしょうね。めんまの願いに関しては少しずつ答えへ向かっている気はしましたが、まだ皆がひとつになっていないせいか答えには辿りつかないようで。めんまの本当のお願いは、現時点ではじんたん抜きでめんまが相談しようとしていたことなんじゃないかと思いますが…?皆がまた一つになって終わりではなさそうな気が。考えて出てきたのはこんな感じ。

・仁太に告白、サプライズなど
・仁太母に関すること
・めんまの家に関係すること

 色々考えてみましたが、この花なので、どういう答えが用意されているのかさっぱりです~。今回観て願い自体より、仁太達がそこまで辿りつくまでの過程を大事にしたいのかなと感じました。やっぱり明かされるのはラスト近くなんでしょうか。

 あと今回の放送後チェックしてもらいたいのが「めんまフォント」!公式で無料ダウンロードできますー。今回のめんまの日記で使われた文字です。手書きかと思っていましたが、フォントが制作されていたんですね…。公式すごすぎです。めんまの年齢+手間的な問題なのか漢字はないみたいですが、ひらがな・仮名・数字で使えます。フォント好きなのでこれは嬉しいサプライズでした!
 ちなみにフォントを作るのはかなり地道~な作業の繰り返しで大変なようです。ひらがなと仮名ならどうにかなるみたいですが、漢字まで作ろうとすると何千何万という漢字を一文字ずつ制作しなければならないようで…。感じ恐るべしです。

 ではまた次回に!

 



2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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第7話観ました。 (ひらがなでことみ)
2011-05-28 01:53:49
こんばんわ、ソウキさん。
なにか急に話が動き出しましたね。

めんまの願いが皆でロケット花火を飛ばすことと思っている、じんたん、ぽっぽ、あなるですが…、
ゆきあつと知利子はめんまがじんたんには内緒で相談事を思い出したので、めんまの願い事はまた別なんですね。

でも、最後のめんまの母親が怖かったです。メンマには内緒でめんまの家に行ったときも、じんたんのこと見てましたし~、めんま母なにかあるようですね。
どんな展開になるのか楽しみです。
めんまフォント、私も一時停止して何を書いてるのか観てましたー。
 
 ではでは。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2011-06-03 00:33:52
 ひらがなでことみさんコメントありがとうございます~。
 また話が意外な方向に動き出しましたねー。まさかめんま母がこういう役回りになるとは…。次回一体どうなるんでしょうね。めんまの願いも含めてどうなるか気になります…。めんまフォントもついつい気になってしまいますよね~。いつか何かの印刷物に使ってみたいですー。
 ではでは~。
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