コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話(ウェディングピーチ語り・その3 24年越しの再会の時…!)

2020-10-21 23:18:01 | 24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話。(ウェディングピーチ語り)


 24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話。(ウェディングピーチ語り・その3 24年越しの再会の時…!)


 今回は24年ぶりに
 再び自分の原点の作品・ウェディングピーチを
 読む瞬間まで語っていきます。


 24年ぶりにその作品と再開した時、自分は一体何を思ったのか…ご覧ください。

 あと今回はこのブログの新たな試みとして、記事に画像を使います。ちょうどジブリでまた画像公開されたので…!どこまで「常識の範囲でご自由に」なのか悩むところですが、いらすとやさんを参考に、商用利用(特にグッズ化、フリマアプリで売る人が出てきそうで心配)、誹謗中傷などジブリに迷惑がかかることに使わなければ大丈夫だと自分は判断し、作品の宣伝もしながら使用させていただこうと思います。このブログで使用するジブリ画像は、基本この公式ページからお借りしています。
 ブログで雰囲気が合いそうなところがあれば、今後いらすとやさんと合わせて使っていきたいと思います。今回は…というか自分は耳をすませば、ハウルメインで!他は個性が強くて使いこなす自信ないです…。


耳をすませば [Blu-ray]

 耳をすませばですが、一応ウェディングピーチが連載されてた時期に公開されたという共通点があったりします。1995年、凄い…!
 耳すまも当時観ましたが、生き生きとした絵や、雫の心境や状況の変化、雫と聖司の関係の変化などが細かに描かれていて、感動しました。空想の世界を初めて観た時の衝撃は忘れられません…!
 自分は耳すま・もののけ姫の頃までのジブリ作品が特に好きです。もし耳すま・もののけ姫と、千と千尋以降で何か作画の雰囲気に差を感じる方は、この作品の監督・近藤喜文さんの名前を調べてみると、色々納得できるかもしれません。自分が好きな名シーンの原画、ほとんど近藤さんです…!近藤さんの作品をもっと観たかった…。



 まずこの24年間、単行本未所持のままで経過してしまったのか、説明を。


 小学生の当時はお小遣い事情でちゃお本誌で追うのが精一杯で、単行本は2巻以外購入できませんでした。他の巻も何とかすれば手に入ったかもしれませんが、当時は熟読しすぎていて内容が頭に入っていたので、今はいいかと感じていました。未読の他の漫画を購入したいという、欲にも負けてしまいました…。



 あとは思春期特有の、大人にならなきゃ!という浅はかな考えですね…。色々な作品をジャンル関係なく見てきた自分ですが、小さい頃に見てきた作品と向かい合う時は、どうしても当時を思い出してしまい、気恥ずかしさがありました。
 その時のちゃおは1年ぐらい経過した時に、引っ越し(その2参照)で処分してしまいました…。何となく気恥ずかしさがあって、あっさりさよならしてしまいましたが、今振り返るとそこだけ切り抜いて保管すべきだった…!と思います。
 唯一所持していた2巻もシミ・黄ばみなどの経年劣化が激しくなり、高校の頃処分してしまいました…。


 その時もいつか復刻版や中古本で
 手に入るだろうと考えていましたが、
 本当に愚かでした……



 これ以降は反省し、好きな作品は極力手元に残しています!



 それで10年ぐらい経過して、20代に入った頃。アニメ、映画、漫画、小説などで色々な作品を楽しみ、時に熱い気持ちなども感じていたものの、なかなかウェディングピーチ(漫画版)を読んでいた時以上の感動を感じることができず、





「小学生の頃の自分は

 何故あんなにウェディングピーチのことが
 好きだったんだっけ…?」


 と、迷いや疑問を感じるようになってきました。そしてウェディングピーチが自分の原点だった作品なんだと、感じ始めてきました。
 そして、



「小学生の頃の自分が

 夢中になって読んだ作品を、
 今の大人視点で読み返して、分析したい!」


 と、思うように。


 それ以降復刻を待ったり、古本屋で探したりもしましたが、
 手に入らない状況は変わらず、また何年も経過しました…。



 特にその分析には終盤の展開が収録されている5、6巻が必要不可欠だったので、その巻だけでも!と思いましたが、本当…!に見つかりませんでした。




 3丁目のタマがうちタマとしてアニメ化した時に、
 その思いが更に強くなり、より探し求めるようになりましたが、


 見つからず……。





 ただ心のどこかで、




「再びこの作品に向かい合った時、

 自分はどうなるんだろうか…?」


 という不安を感じていて、どこかその時が来ないほうがいいという思いもありました…。それもあってどこか本気では探していませんでした。
 その途中、作者の谷沢直先生のサイトとツイッターを見つけ癒やされました!今も谷沢先生がウェディングピーチのキャラを描いてくれていることに、とても嬉しさを感じています!!でも何故かウェディングピーチ難民救済ページがあることには今まで気づけませんでした、本当に申し訳ないです…。
 あとこの時、ウェディングピーチを復刻するのが難しいと改めて知り、


 権利が複雑なメディアミックス系の作品は
 安易に捨ててはいけないんだ…と改めて思いました。


 単行本未所持で読みたくなった時、マジで後悔しかないです…。



 そんな感じで2020年9月までは、もう一生再びウェディングピーチを読めないんじゃないか…と、今まで毎晩のように落胆しながら過ごしてきましたが、


 2020年10月上旬に状況が急展開…!!


 いつものようにフォロー&リストから、ツイッター巡回をしていた時。
 作者の谷沢直先生が、ウェディングピーチの中古本のツイートをRTしているのを発見し、その古本屋さんのサイトに行ってみたら…


 なんと全巻セットが在庫あり…!!


 突然訪れた、待ち望んでいたような、なかったような瞬間に、恐ろしく心臓がドキドキしていました。


 そしてドキドキしながら、即注文…!

 注文が確定してからも緊張でドキドキが止まらず、落ち着けませんでした。値段も定価以内と良心的で大感謝です!本当は公式ルートで購入できれば超理想的なんですが…。このことについては記事最後に書きたいと思います。この世の全ての作品、電子書籍として発売して欲しい…!!


 そして
 気持ちが落ち着かない状況が続く中、
 数日後、自宅にウェディングピーチ全6巻分到着!!
  


 24年前の本でしたが、状態はとても良かったです…!!5~6巻が手に入ればどんな状態でもいいと思っていましたが、少し黄ばみがある程度で経年劣化はほとんどなかったです。匂いだけがキツいですが、重曹などでなんとかするので問題なしです。
 何故これほどのベストコンディションを維持するほどこの本を大事にしていた、元の持ち主が手放したのかは分かりませんが、ウェディングピーチが大好きだったという思いは、しっかり伝わりました。今後大事に保管し続けます…!!


 開封して確認するまでは、このまま読まないでしばらく放置しようかな…とも思いましたが、5~6巻を読みたい!という欲には勝てず、その日やることが終わって落ち着いた後、ウェディングピーチと再び向かい合うことに決めました。


 そうして前回の記事での思いを抱きつつ、
 ウェディングピーチ&昔の小学生の自分と
 決闘するような気持ちで本を取り出し、
 ドキドキしながら本を開きました…。


 この作品をまた読んで原点に立ち返り、何かを悟った時、漫画やアニメへの興味が冷めて消えてしまう可能性も強く感じていたので、そこも少し心配でした。




 で、いざ勝負!と緊張しながらページをめくりました。


 ページをめくるたび、当時何度も読んだ懐かしいシーンが飛び込んできて、ただただ懐かしかったです…!
 そして当時、ももことようすけの関係の変化を毎月楽しみに読んでいた当時の気持ち、自分が下校していた時の風景を思い出し、とても懐かしく感じました。

 ですが小学生の頃に熟読しすぎていて、


「そうそう、ここのシーンこの絵だった、
 想像通り!!」


 と、新鮮味は意外にもあまり感じず、今まで家にあったんじゃないか?と思うくらい、色々鮮明に覚えていて、そんな自分に驚きました。


 やっぱり好きな作品は
 強烈に心に残り続ける…!
 そう感じました。



 
特に終盤の展開(小3版残り4話分にあたる部分)が
 収録されている5~6巻!


 1~4巻を読んでいる時は5~6巻が読みたすぎて、どこか心がうわの空で申し訳なかったです。今後しっかり読み返します!
 この時期はその2に書いたように本当に毎日「二人はどうなってしまうんだ??」と考えるたび不安になり、落ち着かなかったです。

 そして遂に24年ぶりに5~6巻を読む瞬間が…!
 緊張で手が震えました!


 おそるおそるページをめくり……、当時熟読してきた数々のシーンを見て、これまで以上に当時読んでいた時の記憶が蘇ってきました。
 

 そうしてドキドキを超えて、
 24年間、どうしてもまた見たかったシーンを
 再び見れた瞬間は、
 感動で泣きました…!!


 そしてそれと同時に、
 自分が今まで追い求めていたものが何か、
 頭の中で何かが繋がり、色々しっくりきました。




 この瞬間はこれまでの人生ではあまり感じられなかった、風が流れていくような感覚がする、不思議な体験でした。





 そのシーンが一体どういうシーンだったのか、今後の記事の中で紹介したいと思います。多分知らない方はもちろん、ファンの方からも「えっ、ここ??」と思われるシーンだと思います。
 久しぶりに読んだ5~6巻ですが、当時のももことようすけのすれ違いにドキドキしつつも、当時では感じなかったことも感じられて、面白い体験でした。当時はようすけの気持ちがよく分かりませんでしたが、今なら分かる気がしました…!
 自分が追い求めてきたものが何かは、言葉だけでは表現しきないので、いつか創作物などで表現できればいいなーと思います。できるのかは謎…。ただそれが何なのかは、感動したシーンを紹介した時に分かるとは思います。


 再び読み終わった今ですが、
 特に気持ちに大きな変化(漫画やアニメへの関心が薄れるなど)は
 ありませんでした…!

 むしろ、
 昔自分が好きだったものを
 今も好きだと実感できたことで、
 心が強くなった気がします。




 自分の原点である作品と24年ぶりに向かい合う…最初はただただ恐ろしかったですが、実際やってみて本当に良かった!!と思いました。今のところ、悪いところはないです。自分と同じように思い出の作品がある方は是非挑戦して欲しいです!人生に迷っている時ほど、何か効きます。

 問題があったとすれば、5年間更新が止まり、モチベ的にも復帰も絶望的だったこのブログを復活させるぐらいに、ウェディングピーチ熱が再熱してしまったことでしょうか…。
 でも今まで再びウェディングピーチを読む時が、このブログが終わる時だ…と思っていたので、むしろブログ再始動の救世主になってくれて、良かった!と思います。もしかすると、今後更新は別ブログになるかもしれませんが、更新作業は続けていきたいと思います。

 あと今後は好きな時に、
 気軽に好きなシーンを読めることが本当に嬉しいです!!


 今までは自分の記憶のみが頼りで、感動したシーンを強く思い出すしかなく、むちゃくちゃ辛かったので…。
 当時ちゃおで終盤のシーンを読んだ、自分と同じような読者で「読み返したい!」と思っている方多いと思うので、無理だと分かっていても、いつの日か救済して欲しいです…。


 今までは「自分が小学生だったから楽しめたのではないか?」という疑念があり、今まで自信を持ってウェディングピーチが好きだと、友達にも自信を持って言えなかったのですが、


 これからは自信を持って、
「ウェディングピーチが自分の原点!!」と言えます。


 今後は心も強化されたので、後期OPの「もう迷わない、これから~」の精神で、色々強く進んでいきます!!



 以上「24年ぶりに自分の原点の漫画を読んで、感動した話。」でした。その話としてはこの回で終わりになりますが、あと数回、小学校当時の自分、24年分の気持ちをこめて「24年ぶりにウェディングピーチを読んだ話」をしようと思います。
 ネット…というか、全力でウェディングピーチを語るのは人生で初めてなので、本当に緊張します…。ちゃお版の話がメインになりますが、小学3年生版を読んでいれば理解できる話にしたいと思っているので、お付き合いお願いします!
 最後の記事では思い出の本を捨てる時の注意についても書くので、興味なくても!

 ではまた!!