市販教材で先取り学習・小中高~高校受験2023年2024年予定

先取り学習の実施と成果の検証・塾なし市販教材

英検準2級から2級までの道 2/6 (英語勉強開始から2年)

2021-04-23 23:08:31 | 塾なし先取り 英語
上の子の話

●中1 夏休み
ちょっと母の高校・大学時代の話します。
母、高校時代英語が得意でした。模試で偏差値70前半がいつもの立ち位置、80超えたら「今回よくできたな」60台だったら「超絶相性わるかったな」て感じで、英語に自信ありました。
大学受験も上手くいって大学生になって、ネイティブ教授による英語の講義を受けてショックを受けました。
文法も和訳も全く問われず、「課題の英文を英文で要約してきなさい」という宿題が出て、授業で添削されました。課題の英文は大体わかるのに、要約が全然できない!更にいえば先生が超速で話す英語が全然聞き取れないし、質問に英語で答えられない。
英語の偏差値って70あっても全然使えるレベルじゃないんだ・・・・てのが衝撃でした。
上の子が英検準2級合格した後にこれを思い出して、使えるレベルで英語を勉強していくなら、いったん英検を追うのを中断する必要があると思いました。
なんだかんだ言っても英検って単語勝負で、文単とパス単コツコツすれば合格すると思う。ただ「単語習得」が「英語学習」だと子供に思わせてしまうと、英語の試験は受かっても英語を使えるようにはならない。
英検の効率の良さは英語学習の効率のよさとは別物です。英検の効率の良さを追求して受験すると、2級まではなんと合格するかもしれませんが、最悪の場合2級止まり(TOEIC600点程度)で英語が苦手になる可能性があります。

できれば楽しく英語を伸ばしていって使える英語に持っていきたい。
英検的には「非効率」だけど、使える英語のために夏休みを多読に費やしました。
夏休みっても、この夏は休校期間を取り戻すため夏休み少なかったので、期間は8/1~8/31を設定しました。

使ったのはOxford reading club

当時は↑で取り扱いがなく、検索した中で1番安かった1500円/月を購入しました。
Oxford reading tree という、絵本を読みながら段階的に英語力をつけていくシリーズが300冊分入っています。その他のシリーズの絵本、語彙制限本など合わせて合計900冊が、ほとんど音声付きで楽しめます。
とくにOxford reading tree はよく出来ていて、レベル1から9まで、1レベルにつき20冊~40冊レベルあり、最初は1冊につき20単語程度で、例えば「Dad had a trumpet.」でトランペット吹いてるお父さんの絵。次のページからは〇〇 had △△.の形で人物と持ってるものが変わっていくという感じでhadのイメージを日本語の介入無しにつけていけます。
9レベルになると、1冊1500語を超えてきて内容も英検3級よりちょっと上な感じです。ただ、絵本なので全然難しさは感じません。
内容も、冒険あり、しかけあり、最後にちゃんとオチがありで飽きません。
本屋で見かけてこのシリーズを買おうかどうかずっと迷っていたのですが、シリーズ全部とCD買うとなんと10万円越え!高い~。でも内容いいから買いたいと思ってたので、月1500円に飛びつきました。
うちはある程度英語力をもった上で選んだので1ヶ月で集中的に読み込んだけど、英語学習を最初からこれで始めるなら1年くらいかけてじっくり進めても1万円ぐらいで音と英単語と意味がしっかりマッチしていいと思います。英語勉強始めた頃にこのサービスが始まってたらうちもこれだけで英語力養成してたかも。

せっかくお金出すので夏休み期間中は英語の時間1時間にしてもらい、全時間Oxford reading clubにつぎ込んでもらいました。
こども2人、そして母もせっかくなので300冊読破に挑戦!
みんなでいっせいに読んだので「この本もう読んだ?」「あれ面白いよね~」「そのなぞなぞよくわからないね」と、ごはんどきに情報交換して盛り上がりました。
多読の指南書に「多読友達を作るといい」と書いてある理由がわかりました。確かに人の感じ方それぞれだから、情報交換すると「ああ、そういう見方ね」「あ、そう読めばいいのか!」と参考になります。
Oxford reading treeシリーズは、レベル1、2が充実してて冊数が多く、内容が英語わからない人向けレベルなので、レベル1、2はこどもは20冊ぐらいで次のレベルに移っていきました。(この時点で上の子は英検準2級合格済み、下の子は英検3級の過去問で合格ラインだったため)
1番楽しんでたのはレベル5,6あたりでした。それ以降は話は面白いけど1話辺りが長くてサクサク進まないのがイヤだったよう(読んだ本一覧表をつけていたので、冊数が稼ぎたいという英語に全く関係ない理由💦)

母おすすめの読み方は
①まず、読み聞かせモードで読む
(絵本の中の英文が消えて、絵本を自動でめくってくれながら音読してくれるモードです)
②次に、音声+英文表示の絵本モードにして読む
③ ②のモードで一緒に音読
④内容確認の質問モードがあるので全問正解を目指す

一覧表をつけていたので、どのくらい読んだか自分でも確認できてよかったと思います。
母は夜な夜な電卓片手に合計語数を計算してました。冊数と合計語数が見えるのでこども2人で張り合って更に読む好循環でした。
最終的に上の子220冊10万語。下の子248冊11万語。母は記録してないけどざっくり350冊15万語。

これによって多読の基礎「日本語を介さずに英語を英語のまま読む」が一応手に入ったと思います。
ただこれ、また日本語併記の日本の参考書に戻ると早速消えていく能力だと思います。
定着するまで英語オンリーで日本語排除しましょう。(もちろん日常生活の話じゃなく、英語の時間だけの話です!)

小学生が中学数学を先取り4/5(中1で数検3級合格 学習期間一年半)

2021-04-22 22:38:34 | 塾なし先取り 数学
上の子の話

●中1 9月10月
中1になる前に途中で挫折したやさしくまるごと中学数学の力試しも一応一通り1〜30まで終わりました。


しかし苦手なことはしたくないタイプなので解き直しを勧めてもやらない。
同じとこをずっと間違い続けるループに入りがちです。
任せてるとずっと答え書かずに済ませちゃう。

おーい出来ない問題をできるようにしないと同じ成績のまんまだよ。

仕方ないので、丸付け手伝ったり、数回空欄が続いたとこは一緒に考えたりしました。母も結構勉強した💦
中学のときにしたらよかった・・・。

数検3級の過去問買って対策しました。


最初に対策ページがあって、一次と二次の分野別で勉強できてよかったです。1単元見開き一枚だったので取り組みやすい。最初に解説、類題が何問か。
二次対策は全部で11単元だったので毎日1単元ずつ取り組んでました。

で、数検当日、一緒にお寿司食べて会場行って受検してきました。
二次試験の思考問題をじっくり考えて、解けたことがすごく自信になったようです。
結果は合格!
でも計算ミスが多くて満点とはいきませんでした。
ただ、やはり検定のいいところは自信がつくとこ!
数学自信ない〜と言ってたのに、合格してからは前向きに数学に取り組むようになって、苦手意識がなくなり堂々と得意科目と公言できるようになりました。

しかし数検のレベルは教科書レベルで基礎レベルです。
合格しても一般的な公立高校の入試レベルの問題は全然解けません。

基礎レベル中学数学を標準に上げるためにもうちょっと入試によくでる数学標準編をもう一度やります。



小学生が中学数学を先取り3/5(中1で数検3級合格 学習期間一年半)

2021-04-22 00:15:43 | 塾なし先取り 数学
上の子の話

●小6 3月~中1 6月 ※新型コロナ休校中
2月末、緊急事態宣言がでて学校が急にお休みになりました。
学校も給食もないのはしんどいけど、中学数学間に合ってへんかったからちょうどいいわ!
上の子に不評だったやさしくまるごと中学数学の力試しをいったん休んで、単元ごとのまとめ参考書を進めることにしました。中学数学の基本のところが24時間でマスターできる本。



見開きで左ページにまとめの説明、右ページに問題集です。
結構サクサクとは進んでたけど、24時間以上はかかりました。
あと、ところどころ解答に誤答があって確認に時間取られました。
わかりやすくまとまってていい参考書なので正誤表出して欲しい・・・
あと、ゲーム時間増やすために数学プリント導入したらガンガン解いてました。
下の子用に買った「ゼッタイわかる」は基本レベルで問題ガンガン印刷できて母とお財布にやさしい。

中1~中3買って、下の子は丁寧に全部やったけど上の子は問題PDFだけ印刷して、どうしても思い出せなかったら冊子確認するように言って渡しました。
こういう簡単なレベルの問題を集中的にこなすことで理解がふかまると思います。
レベル的にはゼッタイわかる→やさしい中学数学→やさしくまるごと中学数学→未来を切り開く学力シリーズと見てます。

数学に関しては中学3年間のもの一通り済ませたら、中学数学の基本のところが24時間でマスターできる本のように、3年分を分野別にまとめた参考書を入れるとつながり・違いがわかって頭が整理されます。

●中1 7月~8月
定期テストも9割超えてまずまずだったので、定期テストあけから夏休みにかけて新しい教材投入しました。

今までやってきた教材は全部「基礎」
一般的な公立高校受験レベルが「標準」
難関私立高校や大阪府C問題レベルが「応用」

この問題集のレベルは標準です。
基礎から標準にあがると、まあ半分も解けません・・・
最初に2回、問題と解答を(鉛筆で解かずに)目だけで読んでもらいました。
3回目にスタンプ用意して、「解けそう」と思った問題にスタンプ押してもらいました。
で、スタンプ押したとこだけ解いていきます。
最初から全部解くと時間ばっかりかかって終わらないので、本人が「これならわかりそう」というのに絞ります。
スタンプ押したとこは本人の中で「得意」なはずなので、まずそこを完璧に。
と思ってたら思った以上にできなかったし、いい問題集なんだけど説明があまりにも簡素すぎてスラスラわかるとは言い難い。
なので、先に基礎から標準を繋ぐ参考書買いました。

これ、対話形式で記憶に残りやすいです。
高校入試でよくでる問題を丁寧に解説してくれてて、どこに着目するのか、どこに注意して解くのかわかりやすいです。
単に読むだけでは身にならないので、母に説明してもらいました。
説明してみると、意外と読み飛ばしたとこが重要だったり、わかったと思ったけど理解しきれてなかったり、穴がわかっていいです。
ただ母は忍耐力との勝負。。

そうこうしてるうちに、意外と数検3級いけるんちゃうって気になってきて過去問しました。
1次8割、2次6割ぐらい得点できたので、10月の数検3級に向けて今の教材はいったんお休みになりました。

緊急事態宣言下の休校中の先取り学習

2021-04-20 23:18:13 | 日々のこと
今週中にまた緊急事態宣言でそうですね💦
去年の話になりますが、長期の休校中の学習の進め方について、我が家で実践したことを書いてみます。

年齢●新中1と小6でした

それまでの先取りペース●新中1は英検準2級・中学数学一通り、小6は英検未受験・数学は中2の代数まで進んでた

休校中の目標●明るい気分で過ごせること

母の仕事●お休みして付き添ってました。たまに在宅でできることをやったり。

まず、時間割表を作りました。
中学生と小学生なのでやることも内容も違うのでそれぞれ作ります。
勉強だけにならないように、一緒に出来る息抜きとして朝10時からラジオ体操の時間とアニメ鑑賞を入れました。
息抜きしつつちょっと勉強にもなるものを探して、銀のさじ→ドクターストーン→鋼の錬金術師見てました。
カードゲームを導入して、カタカナーシやアトモン、百人一首も。
午後1時から、一緒に字幕付きの英語のアニメやドラマ見て、ちょっと英会話の練習をして、2時頃から30分運動して終了。運動はカラオケかwiiSportsを準備しました。
9時スタートなので実質2時間も勉強らしい勉強はしない感じでした。
こどもに時間割表作らせると、「こんないっぱい勉強できんやろ」とツッコミたくなるファンタジーな計画表作ってくるので、息抜きの提案しつつこどもの「できる!」という時間の半分くらいで時間割作るといいんじゃないかと思います。
親の顔色伺って無理に多い時間設定して、集中出来ずにダラダラやって「あー今日は5時間勉強したわ、よくやった」というのは最悪です。
30分でも1時間でもいいので集中してできる時間だけ設定したほうが、身につくと思います。
あとはドラマやゲームを入れていいので、一応「これは勉強だから」と言い訳できるようなもの入れると、休校中の膨大な時間をやりすごせます。

重要なのは
●生活リズムを整える
●短時間でいいので、机に向かって集中して勉強と向き合う時間を作る
●ドラマかアニメで連続性があって明日を楽しみにする要素を作っておく
●「休校中、あれしたよね(あれ見たよね)」と家族で共有できる話題を作る
●母も家事と息抜きできる時間を作る(アニメ見てる間にご飯の準備したり、運動始めたらゴロゴロしたり)

勉強時間に何をやっていたか
●小6
・学校の宿題プリント30分+リコーダー+音読
・家にある学習漫画読む
・小6のおうちゼミの丸つけと全然見てなかったアプリの動画視聴
・買ったのにやってないドリルの消化
・DSで大航海時代

●中1
・英文法1冊
・長文の復習1冊
・中学数学まとめの本1冊
・DSでえいご漬け
・漢字ドリル
・学校の課題(ラジオ体操、校歌記憶含む)

一応参考書貼っときます。




母も子も、適度に息抜き入れつつやることも準備して、リラックスと達成感を大事にして過ごしました。
やっぱりずっと顔合わせてるとイライラもするし出かけられないストレスも相当あったし。
それでも、一緒にラジオ体操して校歌歌ってアニメやドラマ見て感想言ってカードゲームも楽しんで、休校でしかできなかった体験と思い出の共有ができたと思っています。
「休校の時、大変やったけど楽しかったな」というのがちょっとでも残るといいな、と思います。

小学生が中学数学を先取り2/5(中1で数検3級合格 学習期間一年半)

2021-04-20 15:46:21 | 塾なし先取り 数学
上の子の話

●小6 11月~2月
英検準2級と中学数学3年分を小6で勉強したので、とにかくスケジュールに気を使いました。
塾と違って、自宅学習だとスケジュールを自由に組めるのがいいとこです。
こどもの頭がパンクしないように、新しい情報の流入量をコントロールします。
英語の新しい教材に入った時は、数学は復習がくるようにする。
数学で新しい単元に入ったら、英語は教材の2周目以降になるようなものにする。
英検5,4級は10月受験。過去問1回やって、4級も8割取れてたので11月までは英語は今までやった教材や教科書を音読してしっかり英単語かためてました。
11月になって英検準2級に向けて文で覚える単熟語準2級を始める時に、数学は総復習に入りました。

結構ぎりぎり、てか中3の関数・図形は正直あんま身になってなかった。
まあ中3でも普通に難しいよね。

数学は定評のある「未来を切り開く学力」シリーズ中学数学基礎篇。

新バージョンもありますが、ぶっちゃけ安い方がいい。旧バージョンだと中古でめっちゃ安く買えます。
小学校の復習が半分、中一の計算式が半分ですが、中一のほうだけ使いました。
見開きで28ページ、中一の式と計算に特化しています。
これを1日1~2ページとやさしい中学数学の読み直し復習で1日30分程度が数学の時間でした。
ただ文章題が苦手すぎて文章題だけで15分以上かかってしまう日も・・・。
図を書く、書いた図に書き込む、求めたい数をxと置く、それでもわからなかったら答え見てました。
敵は文章題だけじゃなくて、やっぱり中3最後まで一通り勉強してもカッコの前のマイナスの分配法則が身につかず、間違いまくりでした。
これだけは体得するしかないのでこの問題集が非常に役に立ちました。

28日かかって1冊終わったら、発展篇へ。
方程式と関数。図形。



新版も出てるけど、どうせ中学校入ったら授業でやるし、旧版で安く使い捨てようと思い、状態のいいのを中古で安く購入。
でも図形のほうはチェック漏れの補助線がけっこう書きこみあって失敗でした💦
鉛筆だったのでがんばって消した。

11月基礎篇、12月方程式と関数、1月に図形の予定でした。
ただ、1月はほんと英検準2級に追われていて、数学は結構投げやりでしたね。
もうちょっと進度落としといたらよかったと今になっては思います。
図形に苦手意識を持つようになってしまって大反省です。

2月に入って、総復習の教材追加しました。
やさしくまるごと中学数学

マンガに食いついてましたね。
3年分がまとまっていて、ついでに動画も見れるのがウリですが動画1度もみないままで終了(笑)
中1~中3の中学数学が30単元にわかれていて、それぞれ力試しとしてB5サイズ1枚のテストがついています。全部で30枚。
本誌はマンガだけ見て、あとは力試しを1日1~2枚しました。
レベル的にはやさしい中学数学よりちょっと難しいレベルです。
多分公立中学校の定期テストレベル。
やさしい中学数学は教科書の例題レベル。
どっちも基礎だけど、やさまるのほうが力がつきます。
1から初めて、24でストップかかりました。
中三の因数分解以降が身についてなくて解けない!
仕方ないので1~23を繰り返しました。