市販教材で先取り学習・小中高~高校受験2023年2024年予定

先取り学習の実施と成果の検証・塾なし市販教材

夏休みの目標 中1・中2 国語基礎と全国高校入試問題正解

2021-07-30 16:40:00 | 先取りの計画・目標
去年がばたばたしたので、なんだかすごくゆったりな気分。

今年の夏休みの目標を書いておこうと思います。

●下の子 中1
中学に入って、思ったより中学レベルの国語の問題が難しいことに気がついた様子。
中間・期末テストでも、国語が足をひっぱりました。まあ漢字はもうちょっと勉強しとけと思いますが。
なので、この夏の目標は国語力をあげる!です。


これをすすめていきます。
記述問題が毎回あるので、それを母と検証し、自分の解答のどこが足りなかったのか・次はどこに気をつければいいのかを確認していきます。
国語って解説しっかりした問題集を集中してやりこむことによって答え方や考え方が身につくと思います。
私も中3の夏休みに塾で高校入試の過去問をたくさん解かされたおかげで、途中からどこを見ればいいのかどう答えればいいのかわかってきて、もともと得意ではあったけど高校入試も大学入試も国語は大の得意になりました。
なかなか記述問題をたくさん解く機会ってないので、国語が苦手なお子さんはぜひ長期休みに機会を作って解いていくとコツをつかめるのではないかと思います。
でも解きっぱなしはだめです。記述問題は解答例が載っていて採点が微妙なときがあるので、できれば子供だけじゃなく大人も確認したほうがいいです。子供にまかせると、自分に甘く採点してしまって身につきません。
高校入試の採点者になったつもりで、解答の必要要素を満たしているか確認する必要があります。
そして、「この問題は解けるようになったけど、類似問題は間違えてしまう・・」と答えの暗記で終わらないように、答えの根拠を聞いて考え方があっているか、見る場所を間違えてないかチェックするといいと思います。

下の子は数検3級に合格したので、ちょっとあぶない箇所はありますがだいたい中学数学の基礎は修了しました。
そこで、7月のはじめから高校数学にちょっとづつ入っていっています。
上の子と同じく、「新マンがゼミナール 大学受験らくらくブック 数学Ⅰ・A」というマンガから入りました。
何周かしたら一問一答と坂田先生を追加。




夏休みに入ったので、ドリルをはじめます。



見開き一ページ完結で、38講あります。
左に中学の復習(ところどころ高校数学導入)、右ページに高校数学の基礎問題があります。
穴埋め式なので、ある程度数学が得意であれば進められると思います。
ただ、三角比は考え方が初めて出てくる単元なので、できれば大人が補助できると取り組みやすいと思います。
これは何周も取り組むつもりなので、多少わからないところあっても飛ばしたらいいよ、という感じです。

●上の子  中2
英検二級に合格したので、英語は単語を忘れないようにすることと多読でたくさんの英語にふれることを目標にしました。
そして、夏休みの最大の目標は、中学数学の完成です。
高校数学に進みつつ中学数学も「塾技」「入試によく出る数学 標準編」を進めてきたので、夏の目標は「公立高校の入試問題8割」を目標にしています。
といっても大阪府は特殊で高校入試の数学が学校のレベルに応じてA、B、Cとレベルが分かれています。
A問題は非常に簡単、B問題は他県の公立高校入試と同レベル、C問題は多分難関私立高校の数学並に難しい。
志望校がB問題のとことC問題のとこと、内申点によってどっちを受験するかぎりぎりまで迷うつもりなので、とりあえず中2の夏にB問題(一般的な公立高校入試レベル)を解けるようにがんばっていこうと思います。
まず、抜け・漏れがないか確認してから。


これを進めていきます。
1日め〜6日めは教科書例題レベル。
7日目〜14日めは定期テストレベル。
15日め〜20日目は高校入試レベル。
上の子は今15日めで、結構苦戦中です。
7日目〜14日めの段階で、証明問題が解ききれなくて失点を重ねていました。
解き直しをしっかりすることで、できることが増えてきています。
と思ったら15日めからがほんとに難しい。
証明問題がほんとに難しい。
あと、空間図形があまりうまく頭に思い描けないようで、文章から図形を理解することに苦戦しています。

でも逆に言うと、中3の冬休みに受験生が一番苦戦するところを今習得できたら無双やん?とアドバイスしています。
数学で一番困るのが分野によって全く特典できない、いわゆる不得意分野。これがあると成績が安定せず、思いもよらない不合格をくらったりします。
なので、高校受験に向けて、不得意分野をできるだけ穴埋めしていきたい。
20日で追いつく中学数学は解説もわりと丁寧で、解答スペースも書き込みやすく使いやすい作りです。
これで苦手をしっかりつぶした上で、全国の公立高校の入試問題に挑みたいです。



まああまり直近のものはさけて、2016年を買ってみました。
多分まだまだ20日で追いつくが終わらなさそうなので、46都道府県(自県以外)が終わるのはいつになるか全然予想もつきませんが。。
気が早く2018年のものも買ったので過去問に困ることはありません。
C問題で受験することになるなら、中3までには安定して公立問題は解けるようになっておけると安心かなと見ています。希望ですが。
英語に関しては英検二級で8割保証、準一級で10割保証があるので、どうしても数学がメタメタだった場合、英検準一級を死ぬ気で狙ってみてもいいかも、という話もしています。
とりあえず語彙力が必要なので今はDUO3.0のリスニングを始めています。
私の受験時にはなかったDUO3.0ですが、TOEICを受けるときに買ってみて非常に良かったのでおすすめしています。
上の子はむずかしいとこ多いよ、といいつつ聞いてくれています。
英検は和訳がないのでふわっとした意味さえつかめればオッケーという軽い感じで進めています。

英検準2級から2級までの道 6+/6 (英語勉強開始から2年)

2021-07-28 13:13:00 | 塾なし先取り 英語
上の子の話

英検二級一次試験に合格したあとの二次試験・面接対策のお話

●中2 6月
5月30日に英検二級の一次試験があり、まあまあの手応えを感じた上の子。そして母。
もし不合格であっても無駄にはならないから、終わってすぐから面接対策に入りました。
なんといっても英会話教室に入ったこともなければ通塾したこともないので、一番の問題が英語がしゃべれないこと。
英語がしゃべる人も小学校のALT、中学校の英語の先生とALTしか見たことがないレベルです。
準二級のときもかなりギリギリの合格でした。
しかし、英検2級一次試験の合格見込みもない状態で英会話を練習したところで挨拶ができる程度の英語力にしかならないかな、と思ったのでまずは英検二級の一次試験に照準を合わせてがんばってきました。
さて、面接対策といえばこれ「旺文社 10日でできる!英検二級 二次試験・面接完全予想問題」


画像の商品は多分改定後でSCBTの面接練習ができるタイプだと思うのですが、家にあるのは旧版で面接練習はCDでしかできません。
一応上の子にも、対面が緊張するならSCBT用のに買い替えて機械での練習もできるよ、と声掛けしましたが対面がいいというので旧版で。
3コママンガの意味するところをつかむのに意外と苦労してました。
わりとぱっとみてぱっと答えられるタイプだと思っていたので予想外。解説と解答みて「ああ、そういうことか〜」というのでかなり不安。

まず、一次試験の結果がでるまでの二週間は、朝30分の英語時間を使って、10分〜15分二次試験完全予想問題を1日づつ練習
のこり15分〜20分で、イラストと英文が対応している本を読んでいくことにしました。


これ、日常生活のなんでもない動作をイラストと英文で描写していて、CDもついているのでとっつきやすかったです。
英検二級に即応しているかというと微妙ですが、表現の勉強としては秀逸です。


かわいいセサミストリートのキャラクターのイラスト付き英語辞典です。
見出し語が1300語とかなり基礎的な英単語しか載っていませんが、ほぼ全英単語にイラストがついています。英単語の意味の英文と、その英単語を使った文章をイラストで表しています。
ともかくかわいい!なにげに楽しい!
一般的な英英辞典と違って、動詞や形容詞の意味の説明も英文になっていて読みやすいです。
例えば returnだと
セサミ→When you return, you come back after being away.
ジュニア英英辞典→1 to go back. 2 to give or send something back.
子供向け!という感じがしてとても好感がもてます。


こんな感じ。勉強感が薄いのでとっつきやすいです。これを見た下の子もやりたいというので音読に採用しました。

で、朝覚えた面接予想問題を夜に母面接官がチェックしてました。

一次試験合格がわかってからの二週間は、面接予想問題をしっかり勉強しつつ、夜はそれに足して過去問に掲載されている面接問題をぶっつけ本番でやるようにしました。
できれば一回で合格したい!と上の子はめちゃくちゃがんばってました。
あと、もうちょっとすらすら英文が口から出てくるように、瞬間英作文的な教材も足しました。


問題編がオールイングリッシュだったらもっといいんだけどなーと思いながら使ってます。
まあイラストが多くなってそれはそれで難しそうだけど。

二次試験一週間前からはできるだけはげますようにしました。
ダメ出しは控えて、できてるところを褒めて、そこを伸ばす。
面接で一番ダメなのは萎縮してしまうことなので、自信を持って受けられるようコンディションを整えるお手伝いをしてました。
というか私も英検二級はぜんぜんしゃべれなくて落ちた(高校2年生のとき)ので、アドバイスとかできる能力はないんだけど。
ここがわかりやすかった、ゆっくり大きな声で聞きやすかった、沈黙せずうーとか言えててえらい、№3・4は完答できなくてもドンマイ、というのをよく言ったと思います。
一週間前になるとつい保護者は焦ってしまいますが、受験する子供のほうがナーバスになってると思うので気持ちよく受けれることを心がけたいと思います。
あと、自分のことでもないし自分にはあまりどうしようもないことで悩むと母も病んでしまうので、自分の精神状態を保つためにも、子供と自分の同一視はできるだけ避けて、子供の自主性ややる気を尊重していったほうが平和だと思いました。
来年上の子が高校受験なので、英検二級での経験を活かして、ある程度こどもにおまかせして母は精神的・栄養摂取的なサポートに移行していけるようにしたいな、と思うようになりました。

英検準2級から2級までの道 6/6 (英語勉強開始から2年)

2021-07-26 13:11:00 | 塾なし先取り 英語
上の子の話

●中2   4月〜5月
GWに過去問にチャレンジ。
リーディング20/30
リスニング 22/30
ライティング あんまりよくできず
4月中旬にしたときより得点できませんでした。
ここでちょっとやばいと思ったのか、スイッチが入った気がします。
まず眠気と戦いながらのリスニングだったので、真剣に取り組むことを決意してました。え、今更?と母はぽかんとしましたが。
試験まであと一ヶ月なので、伸ばせるとこに力を入れようということになり、戦略を練りました。
①リーディング
 短文問題 9/20
 長文問題 11/18
語彙力はパス単と文単をひたすらチェックで。
あと、長文がもうちょっと取れるといいと思う、というか一ヶ月で伸ばせる語彙なんてたかが知れているので長文がしっかり読めるように方向転換しました。
朝30分の英語の時間に、10分文単、20分は英検二級の過去問の長文問題に取り組むことにしました。
試験方式が変わる前の(英作文がなくって整序問題のあったころの)過去問も安く買ってたのでそれを活用しました。
長文で12〜15欲しい。
②ライティング
過去問の解答を覚えつつ、新しい問題にもチャレンジしていきました。
時間があまりないせいで必死に覚えていましたね。

③リスニング
過去問に取り組む時間帯を見直して、実際の試験時間と同じ時間帯に取り組むようにしました。その時間に最大のパフォーマンスを出せるよう一日のスケジュールを考えさせました。

●過去問推移
5月9日 実際の試験と同時刻に開始
リーディング 22/38
リスニング  25/30
ライティング  まあまあよくできた

5月23日
リーディング 23/38
リスニング  28/30
ライティング  まあまあよくできた
一週間前に、これは多分合格できるなーという感触を感じました。
リスニングがしっかり取れると安定してきますね。

●5月30日
本番。
緊急事態宣言のせいでお昼ごはんを食べるところがのきなみしまっていて焦りましたが、吉野家があいていて牛丼食べて試験に行きました。
まあまあ受かってそう、と本人は終わったとニコニコしてました。

●結果
一次試験合格しました!
リーディング 26/38
リスニング  29/30
ライティング 10/16
リーディングのうち、長文は14/18でよくがんばって伸ばしたと思います。
本人も、さっぱりわからなかった長文が読めるようになってきて楽しそうでした。
ライティングは、本人的には難しい題材だったのようなので、一度も通塾したこともない英語学習歴2年の子にしては健闘したと思いました。
高校生になる前に一度文法をしっかり勉強したほうがいいのかもしれないと最近思います。
まあ、公立中学の定期テストは上位の順位なのでもうちょっと後でもいいかな、と思ってますが。

さて、一次試験はなんとかなりましたが恐怖の二次試験・面接が一ヶ月後にあります。
英会話も習ったことないので面接は大の苦手。
ライティング得意な子は面接も得意で、スピーキングが得意な子はライティングも得意なイメージあります。偏見かな(^_^;)
時間があればオンライン英会話を契約するけど一ヶ月なのでともかくあまり時間がない。
面接対応は後日また書きます。

英検準2級から2級までの道 5/6 (英語勉強開始から2年)

2021-07-24 15:42:34 | 塾なし先取り 英語
上の子の話

●中1  3月〜4月
さて、多読も進んできたし英検2級そろそろうけるかな、という気持ちになってきた上の子。
語彙力養いながら、過去問にチャレンジしていくことにしました。
あと、ネックになる英作文をどう進めるか試行錯誤しました。

朝30分の英語時間を、10分文章で覚える単熟語2級+20分多読にあてました。
ちょっとレベルをあげて、YL3ー4レベルの`A to Z Mysteriesに進みます。
YL2レベルから1文が少し長めになり、ちょっと単語が難しく長いものが入ってきます。ただ、副詞とか全部わかる必要がなく読み飛ばせる箇所に難しい単語が多いので筋を追うだけなら英検3級レベルの子でもできそうです。
表現、いいまわしがもうネイティブがそういうんだろうなという感じの、学習用英語でなく生きてる英語になってきています。
CDを買ったので聞きながら黙読していくスタイルでしたが、このCDが超早い。特に早い部分はWPM170〜200ぐらいあると思います。
むりーといってCDの機能のスピード調節して0.8倍速ぐらいで聞いていました。

帰宅後の勉強時間のなかで、10分時間を作って英作文しました。
最初は準二級の英作文を復習したところ、結構普通にできるので、二級の長い文章を書く前に英語を書くこと自体に慣れたいと思いました。
意見文の作成はまず理由を思いつくことができないとかけないので、純粋な英作文とはまた別の難しさがあります。特に上の子は意見文が日本語でもわりと苦手で、意見をまとめることが不得意です。
なので、手っ取り早い英作文の練習として要約をはじめました。
家に何冊もある英検問題集を活用して、まずは英検四級の長文問題から要約してみました。
子供のわかったレベルがどんなものか実はよくわからないため(英検は準二級を取得できたけど英語力とはあんまりリンクしてない気がするので)、まずは四級の長文の英語ではなく解答部分の和訳を読ませて日本語での要約からはじめました。
普通の中学生が要約と言われてもどう要約するかわからないと思ったので、一緒の時間で母の私も要約に参加して、答えを交換して見せ合いました。
要約なので正答があるわけでなく、どちらの要約も本文より短ければ要約になっていて、短い文章で伝わる工夫を二人で練習しました。
数日日本語で練習したあとは、同じ回の英語長文を見せて英語の要約をしてもらいます。
ここでは書きなれることが重要なので、できるだけダメ出しはせず工夫したところを褒めるようにしました。父と母→両親というように3単語を1単語にできてるね、とかそんなレベルの感想ですが(笑)
四級を1冊分6回要約したら、次は3級に移りました。3級はもう和訳から入らず最初から英文で要約してます。
一応、1段落1文を目指して。ただまだ関係代名詞や複雑な構文の英文が書けないので、短い文章なら3行程度ならOKにしました。大学ノートに2行以内にまとめるぐらいの感覚で。
苦労はしていたけど、それなりにうまくまとめてきていたと思います。
要約が慣れてきたら英検二級の過去問や参考書の文章を丸暗記させていきました。

●英検二級過去問

4月18日
リーディング 21/38
リスニング 25/30
ライティング とりあえず6割ぐらいありそう

昨年11月に過去問に挑戦したときには
リーディング 10/38
リスニング 21/30
だったので、随分語彙力がついたようです。

本番が5月30日なので、あと一ヶ月ちょっと。