市販教材で先取り学習・小中高~高校受験2023年2024年予定

先取り学習の実施と成果の検証・塾なし市販教材

緊急事態宣言下の休校中の先取り学習

2021-04-20 23:18:13 | 日々のこと
今週中にまた緊急事態宣言でそうですね💦
去年の話になりますが、長期の休校中の学習の進め方について、我が家で実践したことを書いてみます。

年齢●新中1と小6でした

それまでの先取りペース●新中1は英検準2級・中学数学一通り、小6は英検未受験・数学は中2の代数まで進んでた

休校中の目標●明るい気分で過ごせること

母の仕事●お休みして付き添ってました。たまに在宅でできることをやったり。

まず、時間割表を作りました。
中学生と小学生なのでやることも内容も違うのでそれぞれ作ります。
勉強だけにならないように、一緒に出来る息抜きとして朝10時からラジオ体操の時間とアニメ鑑賞を入れました。
息抜きしつつちょっと勉強にもなるものを探して、銀のさじ→ドクターストーン→鋼の錬金術師見てました。
カードゲームを導入して、カタカナーシやアトモン、百人一首も。
午後1時から、一緒に字幕付きの英語のアニメやドラマ見て、ちょっと英会話の練習をして、2時頃から30分運動して終了。運動はカラオケかwiiSportsを準備しました。
9時スタートなので実質2時間も勉強らしい勉強はしない感じでした。
こどもに時間割表作らせると、「こんないっぱい勉強できんやろ」とツッコミたくなるファンタジーな計画表作ってくるので、息抜きの提案しつつこどもの「できる!」という時間の半分くらいで時間割作るといいんじゃないかと思います。
親の顔色伺って無理に多い時間設定して、集中出来ずにダラダラやって「あー今日は5時間勉強したわ、よくやった」というのは最悪です。
30分でも1時間でもいいので集中してできる時間だけ設定したほうが、身につくと思います。
あとはドラマやゲームを入れていいので、一応「これは勉強だから」と言い訳できるようなもの入れると、休校中の膨大な時間をやりすごせます。

重要なのは
●生活リズムを整える
●短時間でいいので、机に向かって集中して勉強と向き合う時間を作る
●ドラマかアニメで連続性があって明日を楽しみにする要素を作っておく
●「休校中、あれしたよね(あれ見たよね)」と家族で共有できる話題を作る
●母も家事と息抜きできる時間を作る(アニメ見てる間にご飯の準備したり、運動始めたらゴロゴロしたり)

勉強時間に何をやっていたか
●小6
・学校の宿題プリント30分+リコーダー+音読
・家にある学習漫画読む
・小6のおうちゼミの丸つけと全然見てなかったアプリの動画視聴
・買ったのにやってないドリルの消化
・DSで大航海時代

●中1
・英文法1冊
・長文の復習1冊
・中学数学まとめの本1冊
・DSでえいご漬け
・漢字ドリル
・学校の課題(ラジオ体操、校歌記憶含む)

一応参考書貼っときます。




母も子も、適度に息抜き入れつつやることも準備して、リラックスと達成感を大事にして過ごしました。
やっぱりずっと顔合わせてるとイライラもするし出かけられないストレスも相当あったし。
それでも、一緒にラジオ体操して校歌歌ってアニメやドラマ見て感想言ってカードゲームも楽しんで、休校でしかできなかった体験と思い出の共有ができたと思っています。
「休校の時、大変やったけど楽しかったな」というのがちょっとでも残るといいな、と思います。

小学生が中学数学を先取り2/5(中1で数検3級合格 学習期間一年半)

2021-04-20 15:46:21 | 塾なし先取り 数学
上の子の話

●小6 11月~2月
英検準2級と中学数学3年分を小6で勉強したので、とにかくスケジュールに気を使いました。
塾と違って、自宅学習だとスケジュールを自由に組めるのがいいとこです。
こどもの頭がパンクしないように、新しい情報の流入量をコントロールします。
英語の新しい教材に入った時は、数学は復習がくるようにする。
数学で新しい単元に入ったら、英語は教材の2周目以降になるようなものにする。
英検5,4級は10月受験。過去問1回やって、4級も8割取れてたので11月までは英語は今までやった教材や教科書を音読してしっかり英単語かためてました。
11月になって英検準2級に向けて文で覚える単熟語準2級を始める時に、数学は総復習に入りました。

結構ぎりぎり、てか中3の関数・図形は正直あんま身になってなかった。
まあ中3でも普通に難しいよね。

数学は定評のある「未来を切り開く学力」シリーズ中学数学基礎篇。

新バージョンもありますが、ぶっちゃけ安い方がいい。旧バージョンだと中古でめっちゃ安く買えます。
小学校の復習が半分、中一の計算式が半分ですが、中一のほうだけ使いました。
見開きで28ページ、中一の式と計算に特化しています。
これを1日1~2ページとやさしい中学数学の読み直し復習で1日30分程度が数学の時間でした。
ただ文章題が苦手すぎて文章題だけで15分以上かかってしまう日も・・・。
図を書く、書いた図に書き込む、求めたい数をxと置く、それでもわからなかったら答え見てました。
敵は文章題だけじゃなくて、やっぱり中3最後まで一通り勉強してもカッコの前のマイナスの分配法則が身につかず、間違いまくりでした。
これだけは体得するしかないのでこの問題集が非常に役に立ちました。

28日かかって1冊終わったら、発展篇へ。
方程式と関数。図形。



新版も出てるけど、どうせ中学校入ったら授業でやるし、旧版で安く使い捨てようと思い、状態のいいのを中古で安く購入。
でも図形のほうはチェック漏れの補助線がけっこう書きこみあって失敗でした💦
鉛筆だったのでがんばって消した。

11月基礎篇、12月方程式と関数、1月に図形の予定でした。
ただ、1月はほんと英検準2級に追われていて、数学は結構投げやりでしたね。
もうちょっと進度落としといたらよかったと今になっては思います。
図形に苦手意識を持つようになってしまって大反省です。

2月に入って、総復習の教材追加しました。
やさしくまるごと中学数学

マンガに食いついてましたね。
3年分がまとまっていて、ついでに動画も見れるのがウリですが動画1度もみないままで終了(笑)
中1~中3の中学数学が30単元にわかれていて、それぞれ力試しとしてB5サイズ1枚のテストがついています。全部で30枚。
本誌はマンガだけ見て、あとは力試しを1日1~2枚しました。
レベル的にはやさしい中学数学よりちょっと難しいレベルです。
多分公立中学校の定期テストレベル。
やさしい中学数学は教科書の例題レベル。
どっちも基礎だけど、やさまるのほうが力がつきます。
1から初めて、24でストップかかりました。
中三の因数分解以降が身についてなくて解けない!
仕方ないので1~23を繰り返しました。

小学生が中学数学を先取り1/5 (中1で数検3級合格 学習期間一年半)

2021-04-20 14:24:58 | 塾なし先取り 数学
上の子の話です

●小学5年生 2月3月
新型コロナ前の年だったのでインフルエンザが猛威をふるってました。
2月にぽかっと休校が一週間ぐらいあって、親子でなにしよっかーと相談しました。
上の子は小学5年のはじめにめちゃくちゃやる気があって、スタディサプリを利用して小5の算数国語理科社会を夏休みごろまでに終わらせていました。
その後、小6の先取りをおうちゼミで簡単に終わらせています。


ほぼアプリ(動画)見ないでポンポン進んでたし、そもそもおうちゼミ自体が基礎知識しかしないから教科書の例題は解けるだろうけど模擬試験とか応用問題とかには手も足も出ないレベルです。
選択肢として2つ。
①小学校の算数を極める
②中学数学に進む
上の子はこの小5のあたりで算数の成績が落ちてきてて、今までは90点以上とれてたのに、80点台か悪いと70点台取ってきていました。
本人も算数に苦手意識持ってて、授業がわからないわけじゃないけどどうも問題に正答できない。
多分計算力がないのと、本質を理解してないせいで出てくる数字を適当にかけたり割ったりしてるのが原因だったと思います。
このままだと中学数学でつまづいて、高校はなんとか行けたにしても大学受験で数学ないとこ探すパターン。
国公立大学や私大でも学部によっては今後数学必須になっていく流れです。
そういうことも含め相談に乗って(誘導して?)、上の子自身で「中学数学に進みたい!」と選びました。

使った教材はこちら。やさしい中学数学
ちょっと引くぐらい分厚いけど、とっても親切丁寧な参考書。
対話形式で取っつきやすい。
最初に小学校のおさらいから始まっているので、うちの子みたいに小学校内容があやふやなままでも大丈夫。一次関数のあたりでも小学校でやった速度の復習もしてくれるので、苦手な子も忘れた子もついていきやすい設計です。

休校中はひまだったようで、一年生の一学期分ぐらいまで進んでました。
順調・・・と言いたいとこだけど、実はあんまり。
進め方として
①一章読む
②読み終わったら再度よみながら、例題が出てきたら答えを隠して解いてみる
③合ってたら進む、間違ってたら解答よんで理解できたら再度答え隠して解き直し
④例題全部終わったらチェック問題を解く

なんだけど、正と負の数からいきなり不正解連発。マイナスの計算弱すぎた💦
参考書に書いてあることは理解できるし、説明もできるんだけど、計算がひたすら合わない。
マイナスつきカッコの外し方、同じ符号同士の足し算、最後に差額出して大きい方の符号をつける、、ありとあらゆる間違いを披露してくれました。
「あ、また間違えた」ってえへへって笑ってるけどホント時間あるときに始めててよかったと思います。
学級閉鎖が終わったあとは2月と春休みで自主的に進めていました。

●小6 5月〜11月
お友達に触発されて英語学習始めたので、「数学はどうするの」と聞くと、このまま中学に入るの心配だからやっときたいとのこと。
予定としては中学校に入るまでの間に中3までの数学基礎問題解けるようになりたいね、と話しました。
それで予定を立てて、中1を夏休みまでに、中2を9月末までに、中3を11月末までに終らせて、12月〜3月は復習に当てることにしました。
復習前提なので最初は理解は薄くて大丈夫、という予定です。

大体一日15分から30分、手こずるとこでは一時間やってたときもありましたが11月になんとか中3の最後までたどり着きました。
よかった点
・なんとか終わった。理解は問わない・・・
・同じ分野を3年するので、ちょうどよく復習になった
・小6の算数が得意になった。また90点台に戻ってこれた。
・中学校で習うことがぼんやり見えてきたので、不安が少なくなった。総量が想像できると攻略しやすい。
よくなかった点
・参考書の途中式が省略多くて苦手な子には何が起こったか理解できない。「両辺を3で割る」とか「移項した」とか説明が欲しい。
母解説により理解した模様。
・全部の例題・チェック問題を解いたけど、もっと基礎だけに絞り込んで短期間完成→繰り返し復習のほうが身についたかも。
・1年2年3年と順番に行ったけど、代数だけ3年分、幾何だけ3年分とかジャンルまとめてもよかったかも。次の学年に行ったら前の学年忘れてて効率悪い。
・難しくて理解しにくいとこをしつこくやりすぎた。「そういうのもあるねん」ぐらいでサラっと先に進んで、また復習のときに少しづつ理解を深めるやり方もあったかも。

「完璧を求めない」が先取りの極意かもしれないと今では思ってますが、最初だったので力が入りすぎた。
「何が何でも中学入学までに中3の数学までおわらす!」も今から考えたら不要でした。中学入ってからもGWも夏休みも冬休みもあったわ。
ともかく中学校での負担を減らそうと負荷をかけ過ぎたことをちょっと反省しています。
英語のとこで書いたけど、上の子はこの数学先取りしつつ英検5、4、3、準2級も小6で合格しているので詰め込みすぎた感がすごいです。
すまん上の子。よくがんばった。