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Oyaji's Diary

商売の宣伝にと始めたのに、いつの間にやら日記的ブログに。
広島の小さな酒屋のオヤジのブログです。

おやっつぁん、ご来店

2013年04月09日 | 日本酒
昨夜(4/8)、書きかけて寝てしもうたんじゃけど、そのまま載せます。

未成年者飲酒防止の話になると、ついつい熱うなってしまうんじゃけど、今日は、も1つ書いとかんといけんお話があったんじゃ。

今日は、いつもお世話になっとる旭鳳酒造の土居杜氏がご来店。
先日、酒瓶の火入れ作業も終え、今期の造りがすべて終了。来年の造りまで蔵を離れ、また、全国に自らが「氣を入れて醸し、極めた酒」を携え、営業行脚されますが、その初日に、当店にお寄り戴きました。
約束の時間に、黒塗りの愛車から降りられた土居杜氏。「いやぁ、わしゃあ、今、腑抜けですわ。」と笑顔で話しかけられた。緊張の続く造りを終えられた安堵感から発せられた、この言葉に、思わず、「ご苦労様です。ありがとうございました。」と、答えとりました。
それから、今期の造りの話をいろいろして戴き、今期もおやっつぁんが心血注がれ、しっかりと造られたお酒をキチンと管理し、お客様にお伝えして行かんといけんと、改めて思いました。

こうした、造り手の情熱により造られたお酒を全てブログに書いたり、取り扱い商品を載せとるネットショップに載せられりゃあええんじゃけど、中にはいろいろな事情で‥例えば、もともと造られた数量が少のうて、蔵元さんが全てのお得意先に紹介できとらんかったりとかね‥載せられん商品も、僅かではありますが、‥あります。
お近くのお客様には、是非、ご来店戴き、そんなお酒や、お薦め商品を知って戴きたいです。ネットをご利用のお客様も、「この蔵元さんで、他になんか面白いもんあるかね?」などと、お気軽にお問い合わせ下さい。

そんな美味しいお酒に合いそうな、和ばぁが作った今晩のおかず。茄子の素揚げと新玉葱のポン酢和えと鶏皮の胡麻ポン酢和え
どちらも、酒の肴にもごはんのお供にもなります。幸せ~。


「旭鳳 純米おりがらみ」入荷しました!

2013年03月21日 | 日本酒
先日の会でも披露され、好評じゃった旭鳳酒造の土居杜氏完全手売り酒「わしが造りましたシリーズ・春」のお酒、「旭鳳 純米おりがらみ」、本日入荷しました。
おやっつぁんのご挨拶が楽しいので、案内書きをそのまま載せます。
※このご挨拶は、一升瓶の裏貼りにも記されております。ブログアップ後、見てみると肝心の挨拶文が読み難かったので、ここに写しておきます。

「平成24酒造年度最後の仕込みです。北広島産こしひかりと得意の広島吟醸酵母を使用し、杜氏・土居享が最後の氣合を込めました。今期もわしの酒を選んでくれた事に感謝です。わしは秋の造りまで充電します。どこかでお会いしましたら、一献お願いします。」

こしひかりを使ったこのお酒は、通常のこしひかり使用のお酒とは若干違ったニュアンスで、目の詰まったコクを感じます。つまりは、土居杜氏の型のお酒に仕上がっております。

瓶底にトロリと沈殿した滓(おり)は、にごり酒のようなツブツブ感は感じられんのじゃけど、スッキリとこの季節ならではの味わいを運んでくれます。どうぞ、お楽しみください。

土居さんのお酒を気に入って戴き、愛飲されてたお客様が、先日ご来店され、何と横浜に転勤されることになられたそうで‥。もう暫くお会いできないかと思ってましたが、ご縁と言いますか、今日の入荷直後、ちょうどそのお客様がご来店され、先日の帰り際に、「土居さんのお酒美味しいんで、入ったら(横浜まで)送って戴けますか?」と言われてたんですが、こちらのご家族と共に飲まれる日に間に合うたみたいです。なんだか、ホッとしました。
新転地でもお身体に気をつけ、お仕事頑張ってください。また土居さんのお酒が恋しくなったら、いつでもご連絡ください。


   ※わしゃあ、未成年者にゃ“酒”絶対売らんけんね!子どもの心身壊しとうないけん!
    飲酒運転も殺人行為じゃ。やめんさいよ!


ネットショップに載せました。こちらをクリック→ (当店カタログとしてもご利用下さい。)


待望サイズ「純にして醇」入荷!

2013年03月11日 | 日本酒
さてさて、昨日の復活の会の興奮も醒めやらぬ今朝、土居のおやっつぁんからお礼の電話が入ったんじゃけど、どうもおやっつぁんの造られる國酒は記憶を無くす旨さがあるらしい。
まずはその電話で発覚のご本人さま、一緒に2次会に向かわれたしぶしぶさま、⑦パパさま、そして、たった今、今回はあまりの気持ちよさに恒例の座り寝写真の体勢も維持できず、寝ちゃったS4さんから、「憶えてない」発言が届きまくりです。
でも、皆さん、楽しかったご記憶はあるみたいで、これはやはり発売禁止にするには勿体無く、裏に注意書きでも添えようかと思う次第です。(笑)

「そんなお酒があるの?飲んでみたい!」って、怖いもの見たさの旨いもん好き、でも、いつも日本酒を飲んでる訳でもないんだけど‥って思われてる人も、酒屋の実感として、これは結構居られるんじゃないかと思うのです。
諸事情から、おやっつぁんの“杜氏手売り酒”※は、ここのところ一升瓶主体で、四合瓶にはほとんど詰められてませんでした。
※手売り酒とは、キチンとした管理環境と深い愛情を持ってお客様にお届けできる酒販店であると、おやっつぁんご自身が判断された所にのみ納品されるお酒のことです。
勿論、ディープなファンのお客様は、その一升瓶をニコニコと抱えてお帰りですが、お店でお話してて、「1度飲んでみたい。」と思われたお客様には、一升瓶は結構冒険とお聞きすることも多く、当然、嗜好品でもありますんで、こちらとしても四合瓶があればなぁと思い、おやっつぁんにもお願いして来ました。そこには、家庭での冷蔵庫事情ってのもあるんですよね。
で、本日、待望の四合瓶の「純にして醇」が届きました。純にして醇(720ml/¥1150)

ありがとうございます。これで、また多くのお客様に味わって戴き、可愛がって戴けることと思います。
まだ飲まれたことのないお客様、手土産や贈り物としてお考えのお客様、当店お薦めの日本酒です。宜しくお願い致します。

   ※わしゃあ、未成年者にゃ“酒”絶対売らんけんね!子どもの心身壊しとうないけん!
    飲酒運転も殺人行為じゃ。やめんさいよ!




瑞冠 合鴨米亀の尾 純米酒山廃仕込み

2013年02月25日 | 日本酒
昨日の“わしらの餅つき会”で飲んだ瑞冠のお酒は、写真の首の所に記してあるように、2011年醸造のお酒。醸造年度は7月が新年度となるので、2011年(平成23年)7月から2012年(平成24年)6月末の間に造られたお酒です。
お酒の名前は、「23BY 瑞冠 合鴨米亀の尾 純米酒山廃仕込み」(1800ml/¥3000)。
栽培が難しいと言われる酒米・亀の尾を無農薬の合鴨農法で作り使われています。
辛口ですが、しっとりとした口当たりで、いい熟成を感じさせる深い味わいがあります。常温でも燗でも美味しかったですが、個人的には燗でさらに味の広がりを感じました。まだまだ寒さも続きそうなので、食中酒として冬の料理のお供にいかがでしょうか?

ここんとこ遊んでばかりと反省し、今日は商品紹介などしてみました。

   ※わしゃあ、未成年者にゃ“酒”絶対売らんけんね!子どもの心身壊しとうないけん!
    飲酒運転も殺人行為じゃ。やめんさいよ!


ネットショップでも紹介しています。こちらをクリック→ (当店カタログとしてもご利用下さい。)



陣中見舞い

2013年02月15日 | 日本酒
今日は、安佐北区可部の蔵元・旭鳳酒造さんへ蔵見学と言うより、陣中見舞いに行って参りました。
昼前に到着し、土居享杜氏と久しぶりの再会。大吟醸の仕込みは終えられたとのことで、ピリピリモードじゃ無かったんじゃけど、今年も酒造りへの熱い想いを聞かせて戴きました。

今年は天候も酒米もええ具合で、旧知のソプラノ君も造りに加わったこともあり、酒造りは順調に進んどるそうです。土居酒ファンの皆様、楽しみにお待ち下さい!

また、今回の訪問では、おやっつぁんにはご自身のインタビューはもとより、関東の酒販店さんをご紹介戴くという、親身なご協力を戴いた息子の本の話でも盛り上がり、ちょうど本も届いたばかりで、おやっつぁんにも喜んで戴けました。感謝とともにホッと安堵もしました。

信念を曲げない、ブレない情熱がそのまま表れとる強面のおやっつぁんですが、実に細やかな神経も併せ持たれとって、魅力ある酒造りに欠かせん個性となっとるんじゃろうと再認識しました。
話が盛り上がり、帰り間際に蔵内を案内して戴いたんじゃけど、カメラが不調で酒米こいおまちで仕込まれた純米吟醸のタンクしか撮れず、おやっつぁんとのツーショットは携帯で撮って貰うという不手際‥残念。また、当店におやっつぁんのお酒をお求めに来られた方には、ここでは書けんようなこぼれ話もお聞かせできるかなと思うとります。‥こんなセールストークは卑怯じゃろ。(笑)


可部に来た時は、お決まりのコースで、帰りにいつものパン屋さん「ブーランジェリー ファボリ」さんに寄らせて貰うたんじゃけど、時間も時間じゃったんと、やっぱり美味いけぇじゃろうね、ほとんどのパンが売り切れとった。さすがです。
と言う事で、残念ながら今回は美味しいパンの画像は載せられません。お近くの方は、どうぞご贔屓に!