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Oyaji's Diary

商売の宣伝にと始めたのに、いつの間にやら日記的ブログに。
広島の小さな酒屋のオヤジのブログです。

懐かしい来訪者

2017年05月16日 | 想い出(IN MY LIFE)
今夜の角打ち部活後半、カープもリードしたからって訳じゃないだろうけど、先日の町民大運動会で見せ場を作り、ヒーローになったまっさん家族が寄ってくれ、宮ちゃんも‥。「筋肉痛が‥」と話しながらも、リレー話で盛り上がっておりました。
以前は、深く関わっていた町内会行事から離れてる今、懐かしい気持ちで見ながら、昨日の出来事を思い出してた。
昼過ぎ、キャリーバッグを引きながら、店に入ってきた若者が。
「こんちは。おじさん、分かる?」
「おお、久しぶりじゃの。分かるわいの~。」
「おっ、分かってもらえて嬉しい。」
彼は、十数年前、子供会の世話を仲間と共にしてた頃、秋祭りなどの団体行動が必要な行事などでは、チョロチョロと落ち着きなく、よく叱ってたI君。忘れる訳がない。(笑)
だいたい、叱り役はわしじゃったんよね。(笑)
その後、中学卒業し、某中華料理店の厨房に入り、頑張っとると聞いたんが数年前。
「なんか、えらい出世したらしいのう。友達に聞いたで。」
「いや、そんなことないけどね。一応、任されて副店長しよる。」
今回、久しぶりに連休取れ、広島に帰って来た足で、お好み焼き・ちあきに行き、こちらに寄ってくれたらしい。(ちあきのおばちゃんにも2秒で分かってもらえたと嬉しそうに話す。)

いろいろ話が盛り上がり、昔話はもちろん、仕事の話にまでも話が及ぶ。仕事場は東京の激戦区で、しっかり生き抜いとるらしく、「あのI君(笑)と、こんな話をじっくりする日が来るとはね。(笑)」と、お道化ながら感心したが、ホント、頑張って来たみたいじゃ。素晴らしいね。
「明日は、両親に中華のフルコース作って食べさせよう思うて、特別な調味料なんかも持って帰っとるんじゃ。」と、少し得意そうに話すI君。
「そりゃあ、お父ちゃんお母ちゃん喜ぶわ。ええ事するんじゃの。」
あまりに話し込み過ぎて、写真撮るの忘れ、帰りかけた彼をパチリ。束の間の休息で、友や家族と会いリフレッシュし、また更に頑張ってもらいたいものです。

今日は、どんどん伸び始めた葡萄樹を、ちょいと盆栽しました。全く死んでる枝も省き、あらぬ方向に伸びそうな枝は、ワイン型看板に這うよう括りつけ‥ここでは葡萄葉が必要で、実のほうは端から諦めております。と、さりげなくワンコインギャラリーの展示会を宣伝するのであった。(笑)
結構、好評です。いや、看板じゃなく、展示会が。(笑)




変わる風景

2016年09月29日 | 想い出(IN MY LIFE)
1週間くらい前から、ウチの真ん前のヒラノ薬局さんの店舗兼住居の解体工事が始まった。船越1丁目(西古谷)にあるマンション‥万惣の対面‥の1階で移転営業されとるそうです。跡地は、6棟くらいのマンション?になるとか。堂々の3階建てじゃっただけに、重機が入ってからは、結構響き、揺れて、ここんとこ2回くらい起きた地震も、その工事の振動かと思うとった。(笑)
まだ、防音シートが剥がされとらんけど、更地になったら、生まれてずっと見てきた風景変わるんじゃろうね。
‥とは言え、このヒラノ薬局さんの傍に川‥どぶじゃ無うて、川!(笑)‥が流れとったんを知る人も少のうなったじゃろうね。わしと姉、幼少の頃のお稚児さん行列の写真見たら、スターなわしは、きっとウチの店側から親父に声掛けられたんじゃろうね、カメラ目線じゃけど、後ろの姉貴や他の子は下の川見よるじゃろ?因みに、この場所は、この数年後、パンを食うとったわしが、「このパン、美味しゅうない。」と、川に捨てたんを、自転車に乗っとった姉貴が、そのパンを見ながら自転車ごと川に落ちたと言う、我が家に言い伝えられる転落事故現場。(笑)
上写真から何年後じゃろうか、カラーじゃし、もう川に蓋がされとる。祭りの幟、ここらに立てよったんじゃね。名前の入った幟の元に立っとるんが、ウチのじいさんで、手前が今のパンチさん(田村の散髪屋)、傍には同級生のタコん家。
ここで、タニモト君のばあちゃんがたこ焼き屋しよった頃があり、それで、あだ名が"タコ"になった。懐かしい。

こうした風景と共に写っとる写真は、なかなか少なく、古いアルバムひっくり返して探しても、僅かでした。
時々は景色も一緒に撮った方が、懐かしめそうじゃね。


カープ初優勝の頃の僕たち

2016年08月29日 | 想い出(IN MY LIFE)
先日、顔本の方で、同級生なのに三野さんが‥本人名誉のため、ご病気で休学留年‥、高2の時の修学旅行話をチラッと書いとっちゃって、わしらの修学旅行はグループで回ったんじゃけど、川下りで酒呑んだグループに氏がおられたんじゃないかとかの話が出て、懐かしいの~と思いよったら、今日は、これまた同期のどかまっちゃんが顔本に、ホームテレビの「熟年ファイターズ」の収録で、その修学旅行中起きた、広島県人らしい交通事故話をしたと言う情報をアップしてたので、1975年、カープ初優勝の年の想い出話など書こうと思います。
実際、カープの優勝近づいてきて、ローカルニュースでは、過去に優勝した時はあーじゃったこーじゃった話が多いですね。
広島県人らしい交通事故‥車にはねられた‥は、わしのアルバムにも解説文に残っとった。そう、はねられたのは、奇しくも"新井"君じゃった。
ついでに、三野さんが書かれてた、ホテルの大きなガラスをロビーで日本シリーズ観とったわしらが動いたことで割ってしもうた話、これも、アルバムに解説しとった。「木下のホーム突入がアウトになり、なんしよるんなー!と、ホテルのロビーのガラスによっかかり、割る。」と。(笑)
因みに新井君は、2列目のボーダーの子です。あっ、個人情報。(笑)
アルバムの同じページに、雑誌の切り抜き載せてた。タイトルは、ちょいと不謹慎かな?内容は違うんじゃけどね。そう言えば、現在は、松山選手の応援プラカードで、「桜島大噴火打法」とか言うんもあるよね。(苦笑)

「熟年ファイターズ」放送は、カープ優勝特集の2回(9月3日、10日)の内、10日の方に、どかまっちゃん親子は出るみたいです。

以前も書いたかも知れませんが、初優勝時のどんな自慢話にも敵わないのは、小学校同級生も多く進学してた、隣町の海田高校のお話。
マジック1で巨人戦がある時、修学旅行で東京旅行中じゃった海田高校。急遽、予定を変更して、全員で、初優勝が決まった試合を、リアルタイムでその場所、後楽園球場で観たんじゃそうです。すげぇ。


黙とう

2016年08月06日 | 想い出(IN MY LIFE)
日付け変わる前に、8月6日には何かを書いておかなければと、書き始めたんじゃけど、いつものことのように力尽き、日付けは変わってました。(苦笑)

午前8時15分、今年は、母校の小学校近くでその時間を迎え、車を降り、黙とうしました。1分間、亡くなられた方を悼み、平和を祈り、頭を垂れて想いよ届けと‥。
その1分間、周囲は静まり返り‥と書きたいところじゃけど、残念ながら、子供たちの声、保護者らしき大人の声、年配の方の笑い声‥風化と言う言葉が使われて久しいけれど、意識しない人達が、このヒロシマでも増えてるんだろうなと感じた朝でした。
ちなみに、わしらが子供ん頃は、8月6日は登校日で、黙とうし、♫あぁ、許すまじ原爆を~ と、歌ってました。

今夜は初盆供養と盆踊りを行った地区が多く‥あっ、ちなみに我が地区は、ずいぶん前から行われておりません‥生ビールサーバーをセットしに行った地区では、初盆を迎えられた方の名を見て、あぁ、そうだったんだと不義理を恥じる思い。
最近は、町内の掲示板に貼られる物故者報告、とは言っても、葬儀後、社協に何がしかの寄付をされた方の報告ではありますが‥それによって、その方の死を知ることがほとんどで、今朝も、その中に、体協関連で、気さくに声を掛けて戴いてたお方の名前を見て、驚いた。
そして、こんな報に触れた時思うのが、「つい、この前、見たよ。」
特に、前述の方は、よく車に乗られてる姿を見てたので、詳しいお話を聞いた方に、「この前、車運転されてるのを見ましたよ。急に亡くなられたんですか?」と言うと、長く病があり、先月じゃったとのこと。
空を見上げた後、黙とうしました。
これまた、おかしな感覚で、亡くなってしまった大切な友人を想う時、空を見上げます。
きっと彼は天国に居る、の思いからです。イイ人に語り掛ける時は、やはり、空ですね。
えっ?わしが死んだら、皆さん、「この前まで、ここ(角打ち部室)で、あーだこーだと喋りよったよね。」と、地面に向いて語りかける? 地獄に行きたくもないし、ブラジルの人でもないので止めてください。(笑)

大事な日付けのブログでふざけてしまう、こんな平和な時が少しでも長く続きますように。
☆本日、無事、宅配アルバイト終了。明日から、角打ち部活、通常曜日に戻ります!ご贔屓に。


初恋の人

2016年07月30日 | 想い出(IN MY LIFE)
今回の宅配アルバイトから、開始時間‥つまりは、自分が荷物を積みに行く時間を30分ばかし早くしたら、こうして、配達中にも少し休む時間が取れるようになった。
昨夜も、終わり頃に時間の余裕ができ、ふとテレビに目を見やると、当ブログでは不動のレギュラー、どかまっちゃんのお父上が映っとる。あぁ、そう言えば、NHK「被爆前夜 広島で‥」に出演されたと聞いとった。
この番組は、3人の人生の先輩方が、原爆が投下される以前の広島の情景を語られる番組で、原爆投下直下の町・中島のガキ大将、通信隊?に所属されてて広島城で被爆された女性、そして、本通りの生き字引き・赤松父上、三人三様、とても興味深いお話しじゃった。
ガキ大将と父上は、共に原爆で両親を亡くされた。最後になるとは思ってなかった、最後に会ってた情景が涙を誘う。※実は、昨夜のうちに記事を書くつもりじゃったけど、先日も書いたように、画像取り込みに時間がかかり、睡魔に勝てんかった。 今は、自分の記憶力の曖昧さにお手上げ。昨夜、観たのにね。(苦笑)

父上の時間の最初に、息子がチラリと映る。(左) ちなみに、後姿の取材ディレクターは、以前、角打ち取材で初仕事した子じゃった。父上が語る、当時の本通り。にぎやかで、小洒落てて、そんな時、赤松父上少年は初恋と思われる相手、それは、ビリヤード場で働く娘であった。
あれ?だんだん講談口調に?(笑)その娘の写真まで登場。そう、そこここに、こんな日常があって、本ブラを楽しむ人々、友との語らいや、合唱する楽しみ、釣りする大人の近くに石投げて追い掛け回されたスリルな毎日‥それが、原爆によって一変してしまった。
今回の番組で、楽しかった原爆前の時間を聞かせて戴いたことは、良かったなぁと思うと同時に、やはり、戦争を起こしてはいけないとの思いが強く。ただ、最近のテロや事件を思うと、人類はパンドラの箱を開けて"しまった感"の方が強い。
過去の愚かさを戒めとするのでなく、まったく違う身勝手な思いばかりが蓋を開けまくってる。
今、この胸にある想いで、蓋が閉じられる日が来るんだろうか‥。

番組を最後まで観れんかったけど、後半、中島のガキ大将爺が話しかけた小学生は、わが母校の小学生じゃった。奇遇。