小松水産オフィシャルブログ 「うまいっしょ! 来て見て食べて」

札幌市で魚屋・居酒屋・宅配&持帰り寿司店等を経営する小松水産のオフィシャルブログです。

海鮮生ちらし寿司の正しい食べ方ってあるの・・・???

2017-07-27 11:37:15 | 日記

本州方面では梅雨が明け暑い日が続いているようですが、北海道は空気がカラッとして気温的にもちょぅど良い感じで、『北海道、最高~っ!』と叫びたくなる筆者です(笑) 

 

さて、本日はタイトル通り『海鮮生ちらし寿司の正しい食べ方ってあるの・・・???』について書いてみようと思うのですが、実は筆者、最近まで海鮮ちらし寿司の正しい食べ方を知らなかったのですねえ~・・・汗。

吉里吉里のお寿司の調理を担当している社員で、長いこと寿司店で寿司職人として仕事をしていた方がいまして、その方に先日海鮮生ちらしの正しい食べ方について教えてもらい分かったしだいなのであります・・・苦笑。


下の写真は昨日筆者が昼食に食べた吉里吉里のランチメニューの海鮮生ちらしです。当ブログで何度か紹介していますのでご存知かもしれませんね。

ところで、皆さんならこの海鮮生ちらしをどのように食べますか?

 

付け合わせのわさびを醤油に溶かして、それを丼の上からネタに掛けて頂くということが圧倒的に多いと思います。実は筆者もずっとそうやって食べてきました。

 

この食べ方が間違いというわけではないのですが、最初に上に乗ったネタだけを醤油に漬けて、ご飯(すし飯)の上に戻し、適量のご飯とともに食べるというのが作法としての正しい食べ方ということです。具の大きさによっては刺し身のようにネタだけを食べてからご飯を食べることもあります。また、かにのむき身やいくら等のように醤油に浸しにくいものは、ネタやガリ(生姜)に醤油を浸してその醤油をかにのむき身やいくらにつけます。いずれにしても醤油を直接掛けるというの作法違反のようです。

←わさび入れ過ぎた(笑)

 

でもですね、下の写真のような刺身ネタが乗った海鮮生ちらし寿司なら、ネタを醤油に漬けてご飯の上に戻していただくのは問題ないと思いますが(醤油も直接ご飯に掛からないのでその方が良いように思います)、吉里吉里の海鮮生ちらしのようにネタを細かく切ったバラ寿司系の生ちらし寿司は、「面倒くさくて、やってられない・・・(`A´) 怒」ということになると思われます。

その辺を前述の元寿司職人の当社社員に聞いてみたところ、「ネタの細かなバラ寿司は仕方がないよね。結局、食べやすくするには醤油を上からかけるしかないからね。」ということでした。

 

まあ、考えてみますとにご飯を入れてその上に具を乗せていただくいわゆる丼ものは、「時間がかからず気取らない食事として好まれ、階級を越えた代表的な和食」と海外に紹介されているように、儀作法ではなく、手軽に手早く食べるために生まれた食文化です。

なので、丼もののひとつである海鮮生ちらしも、作法を気にせずに気軽に食べるという観点からみれば、醤油を上からかけて食べることはありだと筆者は思うわけです。

作法は作法、食べ方は食べ方。気取らずに自分の好きな食べ方で食べるのが一番美味しい食べ方だと思いますよ!

 


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