小松水産オフィシャルブログ 「うまいっしょ! 来て見て食べて」

札幌市で魚屋・居酒屋・宅配&持帰り寿司店等を経営する小松水産のオフィシャルブログです。

日替わり定食なのに定番定食なんです・・・イカ刺身定食

2016-05-26 15:38:51 | 料理紹介

気が付けば来週から6月ですね。日に日に緑が濃くなり、セミも鳴き始めじました。昨日はちょっと肌寒かったのですが、気温も20℃を越える日が続くようになり、初夏がもうそこまでやってきているといった今日この頃です、。

 

さて、本日の話題はお馴染みの吉里吉里の日替わり定食からです。

日替わり定食って本来毎日変わるものなのですが、その中でなぜか変わらずに定番化している定食があります。

それは・・・、イカ刺身定食 です。

※イカ刺の皿に乗っている赤いものはマグロの刺身で、ランチタイム終了間際に行ったためサービスで付けてくれたもので、通常は付いておりません(笑)

 

もともとは、夏のイカのシーズンに美味しいイカの刺身を食べて欲しいという思いから、日替わりメニューとして提供し始めたのですが、気が付けば年中提供している状況となり、日替わり定食の中の定番定食となってしまった次第です(汗)

イカは年中比較的安定した値段で仕入れすることができるため、680円という価格での提供が可能というわけです。

イカも旬によって、ヤリイカやスルメイカ等違った種類のイカを使っているのですが、そのことを知らずに食べられている方が多いような気がします。

また、極力新鮮な生イカを使用したいと思っているのですが、時期によってはどうしても生イカが入荷してこない場合があり、この場合は冷凍イカを使っています(冷凍イカも本当にいいものを使っていますので美味しいですよ)。

ちなみに本日筆者の昼食がイカ刺身定食だったのですが、本日のイカは冷凍物のスルメいかでした。下の写真で見てもらえばわかりますが、とっても綺麗なイカで大変美味しかったですよ。

 

これから夏に向かい、北海道はイカ漁のシーズンを迎えますので、新鮮で美味しいイカを食べられる時期に入りますね。もちろん、当店でも水揚げされたばかりの新鮮なイカが入荷しましたら、ランチで提供していきます!

美味しいイカの話の続きは、イカのシーズンが本格的に始まったらまた書きたいと思います。お楽しみに!

 


これからが旬の鮭って知っていますか・・・時鮭

2016-05-23 12:51:04 | 日記

先週末から暖かいのを通り越して夏のような暑い日が続いていますね。本日筆者は長袖のシャツを着ているのですが、ちょっと暑いです(汗) 予報だと暑さも明日から一休みのようなのですが、明日から半袖に衣替えしようと思っている筆者です(笑)

 

本日の話題は、時鮭です。

昨年のちっょうど今頃にも時鮭の記事を書いたのですが、これから初夏にかけて旬を迎える鮭が時鮭です。

 

 

時鮭とは、時鮭という種類の鮭がいるのではく、白鮭(単に鮭という)のことで、秋鮭鮭児(けいじ)・銀聖(ぎんせい)など獲れる時期・場所や個体の特徴などで違った名称で呼ばれています。

“時鮭”とよばれる鮭は、5月から7月頃にかけて三陸沖や北海道沖で捕れる鮭です。旬の季節の秋ではなく、春~夏にかけて獲られることから、漁獲時期が異なるという意味で「ときしらず(時知らず)」と呼ばれ、“時鮭” は略した名称です。

時鮭となるのは日本の河川で生まれた鮭ではなく、ロシア北部の河川で生まれた鮭と考えられています。回遊中に日本の近海を通る若い鮭であり、まだ成長途中で卵巣や精巣も成熟しておらず、身肉に栄養素や脂が凝縮されているために、非常に美味しい鮭です。

時鮭は、素材を楽しむ意味では、そのまま焼いて食べるのが一番だと思いますが、ムニエルやホイル焼きなどバターを使った料理との相性もいいですよ!

その他にもいろいろな料理で楽しむことができると思いますので、今が旬の時鮭をぜひ食べてみてくださいね

 

 


定食屋さんで不動の人気定食といえば・・・さばの味噌煮定食

2016-05-19 13:40:15 | 料理紹介

今日もいい天気ですね!気温もぐんぐん上がっている感じですね。ただ、事務所のある森林公園駅の辺りは、風が結構あるためか暑いという感じまではないですよ(笑)これで、風がなければもっと暑さを感じるのでょうけど。やっぱりまだ風が冷たいのは5月だからなのでしようね。

 

さて、本日の話題は、煮魚定食の話第2弾ということで

さばの味噌煮定食 です。

昔から定食屋さんの煮魚定食の定番といえば、さばの味噌煮定食でしょ!というわけで、当店でも人気の定食ですよ。

以前テレビで見た記憶かあるのですが、独身男性が定食屋さんで食べたい定食ナンバー1になったこともあるようですね。

さばの味噌煮は家庭で作られる方も多いと思うのですが(最近の若い方は作らないですかね・・・汗)、お袋の味というか典型的な家庭料理なのでしようね。

筆者は、さばが大好きで、さばの料理の中でも特に味噌煮が大好きであります(笑)。

今日の昼食にこのさば味噌煮定食をいただいたわけですが、大満足でした!

 

ところで当店のさばの味噌煮の特徴はといえば、もちろん鮮度の良いさばを使っているので全く臭みがなく、味がしっかりと染みていることです。

また、味噌は八丁味噌を使っているため、味噌味を利かせつつも、素材のさばの味を邪魔していないそんな味噌煮となっています。

ちなみに八丁味噌は、通常の味噌よりも塩分が少ないため、味噌煮に使うと仕上がりの味が見た目よりもあっさりして塩っぱくなくなります。

家庭でもさばの味噌煮を作るときには、ぜひ八丁味噌を使ってみてくださいね!

 

今日のさば味噌煮定食には、メインのさば味噌煮の他に、ライス・味噌汁・香の物に加え、ミニサラダ付ぼちゃコロッケ・甘海老の刺身・春雨サラダとボリューム満点&盛りだくさんでした。

ごちそうさまでした(笑)


お米の話・・・吉里吉里で使用しているお米について

2016-05-18 13:14:00 | 日記

今日は初夏を思わせるような暖かさで、陽気に誘われて気分ウキウキの筆者です(笑)。予報では、明日以降週末にかけて夏日が続くようですが、先日までの肌寒さ日々から一気に熱くなるので体調管理には気をつけましょう!

 

さて、本日の話題は、吉里吉里のお米です。

吉里吉里で提供しているランチメニューで、定食や丼もの・寿司に必須の食材と言えばご飯(お米)ですね。

お米を美味しいと言ってくださるお客様が多いのですが、どんなお米を使用しているか知らずに食べられている方がほとんどだと思います。

 

吉里吉里で使用しているお米は、北海道産米100%をしようしており、ふっくりこななつぼし50%ずつのブレンド米です。

店頭に表示していますが、気が付かれていない方も多いのではないかと思います(汗)。

あえてブレンド米を使用しているのには訳があります。当店で提供している料理は、いろいろな種類があるため、使うお米を料理の種類によって変えるわけにはいかないので、どの料理にもあうようなお米が必要です。しかし、実のところオールマイティーなお米があるわけではないので、ブレンド米を使用することによって、料理にとってベストではなてもベターな組み合わせとするわけです。

ふっくりんこもななつぼしも、それ自体単品で食べても美味しいお米なのですが、ブレンドすることで、いろいろな料理に合うようにしています。

 

ところで、ふっくりんこ や ななつぼし とはどんなお米なんでしょうね?

ふっきりんこ

ウィキペディアによると

北海道立道南農業試験場(現・北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場)が、寒さに強い「ほしのゆめ」と、美味しいといわれる米国品種「国 宝ローズ」を祖先に持つ系統「空系90242B」とを交配させ開発した品種で、「きらら397」など他の道産米に比べ粘りと柔らかさがあるのが特徴である。

のようです。 

 

ふっくりんこはその名のとおり、ふっくらとしたやわらかさが最大の特徴で、冷めても硬くならず、柔らかくて美味しいその品種特性それまでの北海道米とは明らかに違います。道南で誕生したこのお米は、現在栽培に最適な道南と空知の一部の産地限定で作られています。和食全般との相性が良いとも言われています。


ななつぼし

ウィキペディアによると

北海道岩見沢市にある北海道立中央農業試験場(現・北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場)が育成した。「空育163号」の系統番号で試験され、2001年に北海道の優良品種として採用された。北海道空知管内産の良食味米である。

とのことです。

ななつぼしは、日本穀物検定協会が行っている食味試験で平成22年から6年連続で「特A」と評価を受けていて今や北海道を代表するお米となりましたよね。

ちなみに、ふっくりんこは、平成26年に初めて「特A」の評価を受け、昨年も2年続けて「特A」でした

ななつぼしの特徴は、つや・粘り・甘みのバランスが抜群で、冷めてもおいしさが長持ちしするため、おにぎりやお弁当に最適です。また、酢飯との相性が良いようで、多くのお寿司屋さんで使われているようです。


というわけで、和食や寿司料理が多い吉里吉里にとって、和食との相性の良いふっくりんこと、酢飯との相性の良いななつぼしのブレンド米はベターな組み合わせなのですね。



やっぱり魚屋だね!煮魚を食べてみよう・・・吉里吉里の煮魚定食

2016-05-13 13:36:03 | 料理紹介

今朝出掛けにテレビの天気コーナーを見ていると、今日は今シーズン一番の暑さになりますとのことで、暑さを期待していた筆者ですが(笑)、事務所のある森林公園駅前は風が強くて思ったよりも暑さを実感できません(汗)。暑い季節が大好きな筆者としては、本日は期待外れの感がありますが(笑)、とりあえず天気は良いので、まあ良しとしましょう(爆)。

 

さて、本日の話題は、煮魚定食です。

吉里吉里ランチでは、日替わりで毎日何種類かの煮魚定食を用意しています。本日は、カレイ、カスベ、サバ(味噌煮)の3種類がありました。

筆者は本日の昼食に、この中からカレイの煮付け定食をチョイスしました。

 

この定食のカレイは浅羽カレイです。浅羽カレイは北海道周辺海域に生息するポピュラーなカレイです。

春から初夏にかけて産卵シーズンを迎えるため、今は子持ちが獲れる時期でもあります。本日いただいたカレイにも大きな卵がありましたよ。

食べてみた感想は・・・、やっぱり魚屋の煮魚ですよ!!浅羽カレイは産卵期が最も美味しいと言われていますが、素材の魚が新鮮なため、臭みもまったくなく、とっても美味しいです!

浅羽カレイの身はクセがなく、煮付けに向いていると言われていますが、やっぱり煮漬けの美味さは鮮度によって左右されるように思います

浅羽カレイに限らず、小松水産で販売している生魚は新鮮なものばかりです!ぜひ煮付けにして食べてみてください。

 

ちなみに、本日の定食のライス・味噌汁以外の付け合せは、良く染みた大根に煮付け、いか刺身、ミニ野菜サラダ、漬物でした。

どれも大変美味しく、味わいながら完食しました!

また、別の煮魚についても後日記事を書きたいと思います。お楽しみに!