小松水産オフィシャルブログ 「うまいっしょ! 来て見て食べて」

札幌市で魚屋・居酒屋・宅配&持帰り寿司店等を経営する小松水産のオフィシャルブログです。

トンカツに“からし”は付き物なのか・・・??

2017-09-01 13:57:46 | 日記

今日から9月ですね。気が付けば夏も終わり、これからは日に日に秋モードに入っていくわけですが、秋と言えば何と言っても“食欲の秋”ですよね!秋の味覚については、追々紹介していこうと思いますが、実りの秋を迎えて美味しい食材がたくさん出てきますので、美味しい食べ物を食べて元気に過ごしましょう!!

 

さて、本日は秋の味覚に直接関係のある話題ではありませんが(笑)、“食欲”には多少関係のある話題です。

本日筆者が昼食にいただきましたのがこれ↓↓↓ 吉里吉里の日替わりランチで、デミトンカツ定食です。

 

分厚く、大きなトンカツにたっぷりとデミグラスソースが掛けられています。

デミグラスソースとトンカツの相性は抜群で、トンカツソースとは違った味わいが楽しめます。

 

ところで、トンカツに付き物なものってこれですよね↓↓↓

そうです!からしです!!


ほとんどの店では、トンカツを頼むとからしが付いてくると思いますが、何故からしが付いてくるのか不思議に思ったことはありませんか。

からしが無くても美味しくいただけると思うのですが、何故かお決まりのセット物ですよね(笑)

では何故からしが付くようになったのか・・・。ちょっと調べてみたのですが、ルーツがよく分かりません(涙)。ただ、それらしき内容を発見しました。

トンカツのルーツは、フランス料理のコートレット(英語ではカットレット)という料理で、明治時代に日本に伝わりました。コートレットとは、子牛、羊、豚などの骨つき背肉(ロース)のことで、料理としては現代のポークソテーに近い料理のようです。この料理をするときに、肉の臭みを消すためにマスタードが使われていたのではと推測されます。ソーセージを食べる時にマスタードを付けることと同じイメージです。これが時を経て日本人の嗜好に合う和がらしに変わって、今に至ったのではないかというものです。

良質な豚肉は臭みが少ないのですが、それでもやはり肉独特の臭いはあります。しかし、確かにからしを付けることで口の中に入れた時の臭みが和らぎます。また、からしが辛いために肉の甘味を引き出してくれる役目もしてくれます。

トンカツにからしのセットは理由なくしてセットになるわけはなく、理に適っているということなのでしょうね。


美味しくいただける組み合わせなら付けなきゃ損と言ういうわけで、からしをたっぷりと付けて頂きました(笑)

普段何気に食べている料理の、そのルーツを探ってみると結構面白い発見があったりしますよ!


 


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