本日番外編・・・ご近所散策で見つけた紫陽花（あじさい）の垣根

日は、本業の魚屋や居酒屋吉里吉里の話題から離れて、ご近所で見つけた風景について書いてみようと思います。

森林公園駅前店や居酒屋吉里吉里のある厚別北地区（札幌市厚別区厚別北）のお隣は、江別市の大麻地区です。当店のお得意様がたくさんいらっしゃる地区で、宅配寿司の配達のため車で行く地区でもあるわけです。その大麻地区にあるJR大麻駅前を東西に走る道路沿いには多数の紫陽花（あじさい）が植えられています。

特に駅前から西側(札幌方面)のすぐの場所に長さ約200mくらいに渡って紫陽花の垣根があります。これだけまとまって紫陽花が咲いている場所はたぶん札幌及び周辺にはないように思われます。

本州方面には紫陽花の名所が数多く存在しますが、北海道では紫陽花の名所と言われるところが限られており、そのすべてが道南地域にあります（共和町の明善寺・松前町の松前公園・瀬棚町の立象山公園など）。逆にいうと道南地域以外に紫陽花の名所はありません。その理由は、紫陽花の幹は細い「木」（アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種）ですから、積雪の多い北海道で大量の紫陽花の株を管理することが大変なので、積雪の比較的少ない道南以外に紫陽花園を作るのが難しいためだと思われます。

なので、大麻地区でこれだけの紫陽花がみられるのは凄いことだと思います。大麻地区は決して極端に雪の少ない地域でもありませんし、まして道路沿いなので除雪時の雪で潰される可能性もあります。どのように管理されているのはわかりませんが、たぶん町内会や関係者の努力の賜物なのかなと思います。

開花的には今がちょうどピークのようです。薄いブルーの紫陽花がほとんどですが、駅側の方にはまだ小さな株ですが、ピンク系や白系の紫陽花も咲いています。

もう少しの間は、このまとまった紫陽花の風景を楽しむことができると思います。ただし、道路沿いで歩道もないところなので車には十分に注意して、また車で行かれる場合は駅前の駐車場に停めて見にいかれた方がよいと思います。