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小松水産オフィシャルブログ 「うまいっしょ! 来て見て食べて」

札幌市で魚屋・居酒屋・宅配&持帰り寿司店等を経営する小松水産のオフィシャルブログです。

『いかめし』と『いか飯になれなかったいか』

2017-01-26 14:27:31 | おすすめ品

寒い日が続いておりましたが、皆さん風邪など引かずにお過ごしでしょうか。数年に一度の寒波と言われていますが、先週末から昨日まではその寒波を実感する寒さでしたね。今日は久しぶりに真冬日を脱出したようで、とても暖かく感じます(笑) 筆者は南国土佐(高知)に友人がいて、時々電話で話しをするのですが、「今日は日中プラス温度になって暖かかったよ」と話すとびっくりされますね。高知では真冬でも最低気温が氷点下になることはほとんどなく、まして最高気温が1~2℃なんてことありませんからね。暑い寒いは感覚の問題なのですが、住む地域が違うと気温に対する感覚が全く違うということですね。

 

さて、本日はいかめしの話題です。

いかめしと言えば北海道を代表するソウルフードで、道南(特に森町)のいかめしが有名ですね。いかめしは、小振りなスルメイカの中に餅米とうるち米を詰めて煮込んだものでシンプルで素朴な料理ですが、シンプルで素朴ゆえに飽きの来ない食べものでもあると思います。

 

ところでこのいかめしに最近ちょっと異変が起きています。いかめしの原料となるいかは、スルメイカが使用されているのですが、道南のスルメスカ漁がかってない不良に陥っているようで、その影響で価格も高騰しています。したがってスルメイカを使った塩辛や松前漬けなどの加工食品の値段も上がってきています。もちろん、いかめしも御多分に漏れずで上がってきています。

さんま同様、ちょっと前まで安くて美味しい魚介の代表だったスルメイカが高級魚のようになってしまうのは複雑な心境です・・・。


話を元に戻しますが、現在、当社各店舗で取り扱っているいかめしは、下の写真のいかめしです。森町にある食品メーカーが作られている「いか道産子めし」です。

日本産の厳選したスルメイカを使用していますので、プリプリで柔らかく、イカ本来の旨みもたっぷりです。味の良く染みたイカのプリプリとした食感とお米(餅米とうるち米)のもちもちした食感が最高に美味しいです。小腹がすいた時や忙しくて料理時間が取れないときなどに持って来いですよ。

 

もう一つ、本日紹介したいのがこちら、いか飯になれなかったいかです。

「いかめしを作る時に、大きすぎたり小さすぎたりする「いか」は、いかめしになれませんでした。そんないかを「いかめしのタレ」で、いかげそもおいしく炊き上げました。」と言う商品です。

ご飯のおかずやお酒の肴としてそのまま食べてもとっても美味しいのですが、お米と一緒に炊いて「炊き込みごはん」にしてもとっても美味しいですよ。作り方は簡単です。ご飯(白米)2合を普通に炊く水加減し、この「いか飯になれなかったいか」をタレこど投入して普通に炊き上げるたけです。お手軽簡単にいかめし風炊き込みご飯の出来上がりです。

ぜひお試しあれ!


魚屋らしいお魚のお惣菜・・・サンピアザ店惣菜コーナーから

2017-01-11 15:34:34 | おすすめ品

本日から1月も中旬に突入ということで、日が経つのが早いこと(笑) 皆さんもお正月モードから通常モードに戻りつつあると思いますが、いかがですか。通常モードといえば、今週は週末頃までこの時期らしい寒波が到来してかなり寒くなるようなので、暖かくして風邪など引かぬよう気を付けてくださいね。

 

さて、本日はサンピアザ店のお惣菜コーナーからの話題です。

以前、お弁当の話題を中心にサンピアザ店のお惣菜コーナーを紹介したことがありますが、本日は魚のお惣菜に的を絞って紹介したいと思います。

サンピアザ店のお惣菜コーナーでは、毎日数種類の煮魚や焼き魚を販売しています。

新鮮な魚を使っており、かつ全て手作りで作っていますので、美味しいとの評判をいただいています。特に煮魚は、職人歴の長いベテラン社員が絶妙な味付けで作っているのですが、「新鮮な素材(魚)+絶妙な味付け」が受けて特に評判が良いようです


本日のイチオシのお魚惣菜は、鯛のかぶと煮です。

大きな鯛の頭を醤油ベースで煮魚にしました。かぶと煮なので、もちろん頭部分だけですが、身はたっぷりと付いています。

ご飯との相性のバッチリで、ご飯が進みますよう!他に身をほぐしてお茶漬けにしてもいいと思いますし、日本酒の肴としてもいいですね(^^)

 

定番的に毎日販売しているのが、サバの味噌煮カレイの煮付けです(※仕入れの関係で販売しない日もあります)。

この2種類の煮魚は、オープン当初は毎日のように販売してはいなかったのですが、「美味しい!」と評判がよく、作った日はほほ完売してしまったことを受けて、その後定番化したわけです。

 

サバの味噌煮は、赤味噌を使っています。白味噌に比べ塩分が多い赤味噌を使うことによって、しっかりとした味付けをすることができます。北海道の一般家庭では赤味噌をあまり使わないと思いますが、サバの味噌煮を作る場合は、赤味噌を使うか赤味噌2:白味噌1(お好みで1:1もOK)で作られるといいですよ。ぜひお試しあれ!

 

カレイの煮付けは、もちろん醤油での煮付けです。薄くもなく濃くもない程良い上品な味付けが人気の秘訣かもしれません。

 

本日の焼き魚は、サーモンかま塩焼かんぱちかま塩焼の2種類です。

どちらも大きなかま塩焼で、かつ脂が乗ってとっても美味しいですよ!

かま焼は、魚を解体した際にしか出ないので、販売数量も限られてしまいます。「かま」は、魚の頭と胴体の付け根の辺りの部分なのですが、一番脂が乗っているいる部分で、魚の部位の中で一番美味しいとも言われています。「かま」は魚通にはたまらないようですよ。

 

本日のお惣菜コーナーの様子です。新鮮な食材を使って手作りしていますので、どれも本当に美味しいですよ!

ぜひお買い求めください!!


自分へのご褒美・特別な日の一杯にどうぞ・・・希少な大吟醸酒

2016-12-24 10:30:16 | おすすめ品

今日はクリスマス・イブですね。ご存知のとおりクリスマスとはイエス・キリストの誕生日をお祝いする日です。日本ではキリスト教に関係なく年中行事の一つとなっているわけですが、まあそれはそれでいいのではないかと思います。ところで、クリスマス・イプはクリスマスの前日と思われているようなのですが(実際そういう解説がされている場合が多々あります)、正確にはクリスマスとは24日の日没から25日の日没までの間のことをいうらしいです。クリスマス・イブとは単にクリスマスの夜、すなわち24日の夜のことを指すらしいですね。

 

本日もちょっと前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。本日の話題は大吟醸酒です。

先日吉里吉里に4種類の大吟醸酒が入荷しました。どれも有名で人気があり、少量しか生産されていないためなかなか入手できない希少な大吟醸酒です。

大吟醸酒とは、精米歩合が50%以下の白米を使用したお酒です(精米歩合が70%以下は普通酒、50%超~60%以下が吟醸酒)。日本酒の原料となる白米は、簡単に言うと外側は雑味があり、中心部にいくほど旨みがあるため、お米を削るほど美味しいお酒が造れるというわけです。なので、大吟醸酒は米の旨み部分だけで造られているのですが、逆に言うと同じ米の量でも普通酒の半分程度しか造れないためコスト高になるというわけです。

また、大吟醸酒の特徴として低温でじっくりと醸造さけるため(吟醸酒も同じ)、香味や色沢が良くなります。芳醇な香りと淡麗な味は、まさに日本酒の芸術品と言われ高い評価を受けています。

 

さて、ここから吉里吉里に入荷した4種類の大吟醸酒を紹介していきます。

初亀「亀」 純米大吟醸

全国に名を馳せる「初亀」の中でも最高の逸品といわれている銘酒。山田錦を35%に精米し、氷温(-7度)で3年寝かせた秘蔵大吟醸です。長期低温熟成させることで、独特の丸みのある味わいとなり、また上品な吟醸香と相まってまさに日本酒の芸術品とです。

 

獺祭 磨き二割三分 純米大吟醸

山田錦を限界の23%まで磨き上げた贅沢な逸品。精米に要する時間は7日間にも及ぶらしく日本トップクラスの精米歩合で醸した純米大吟醸です。

透き通るような華やかな花の香り、口当たりが上品で、スッと口の中を巡る綺麗な味わいが特徴で、和食との相性抜群です!

安部首相がオバマ大統領に贈ったことや、アニメ「ヱヴァンゲリヲン」で登場人物の葛城ミサトが愛飲していること、JAL国内線のファーストクラス機内サービスで提供されるなど、何かと注目の一品です。

 

 

明鏡止水 磨35 純米大吟醸

山田錦を35%まで精米した酒米のみで醸した杜氏手造りの貴重な逸品です。華やかな吟醸香が広がり、透明感のあるきれいな米の旨みが味わえる極上の純米大吟醸だです。

 

出羽桜 雪漫々 大吟醸

山田錦と美山錦を45%まで磨き上げ、じっくりと醸し出された大吟醸を2年間熟成させて逸品です。

ふくよかな香り、口に含んだときの旨み、後味の爽やかさとバランスの良さが最高です。「美味しんぼ」でも紹介された山形を代表する銘酒です。


昆布を食べて『よろこんぶ』・・・昆布巻きはおせちには欠かせない縁起物

2016-12-09 12:44:00 | おすすめ品

今週は真冬日が続いて本当に寒いですね((+_+)) 今日はかろうじてプラス気温になっているようですが、今週末も予報では「真・冬・日」!北海道の冬なので寒いのは当たり前なのですが、12月に真冬日が続くとちょっとめげちゃいますよね(涙) 筆者は数年前からヒートテックタイツを愛用しているのですが、今年はこの寒さで早くも大活躍という感じです。寒さに負けずにいられるのもヒートテックインナーのお陰で、ヒートテックなしには冬を生きられそうにない筆者です(笑)。


さて、12月も来週からは中盤戦となりますね。年越し・正月用のおせち料理の食材準備を始めている方も多いと思いますが、おせちに欠かせない食べ物の一つに昆布巻きがありますね。

昆布は古くから「喜ぶ」に通じる『よろこんぶ』として、縁起物とされてきました。また、「養老昆布(よろこぶ)」に通じ、不老長寿の意味があります。また、昆布に「子生(こぶ)」の字をあて子孫繁栄を願ったものとも言われています。

そんな縁起物の昆布を魚等を中心に入れて巻いて煮て食べる料理が、言わずとも知れた昆布巻きなのでありますが、中に入れる魚は近年バリエーションが増えています。

もともとにしんが最もポミュラーな魚だったのですが、最近は鮭・さんま・ししゃも・帆立などが巻かれています。当社各店でもこれらの多彩な昆布巻きを扱っております。

中には大きなにしんの中央部のみに昆布を巻いた昆布巻きもあります(ヤン衆煮という商品名で販売しています)。

↓ヤン衆煮


昆布巻きは自分でも作れますが、昆布の種類(産地)や煮方によって随分と変わってきます。美味しい昆布巻きが作れる方はなかなかの料理上手だと思います。

手間暇掛けて手作りするのが一番美味しいとは思うのですが、忙しくてなかなか作ることができないという方はぜひ当社の昆布巻きをご用命ください。

昆布がとっても柔らかく、上品な味加減に仕上げたられた昆布巻きで、いろいろな種類を取り揃えています。ぜひおせち料理の一品としてご利用ください。


昆布巻きの他に、お正月が近くなってきたことで、数の子・いくら・えびなどお正月用の食材も店頭に並び始めていますので、ぜひこちらもご利用ください。


魚屋さんの『おつまみ』は、お酒にとっても合いますよ!

2016-12-05 11:29:42 | おすすめ品

12月に入りましたね!12月を師走と言いますが、なぜ師走と言うかご存知ですか。
師走の語源は諸説あるようですが、最もポミュラーな説は「12月は慌ただしくて僧侶である師匠も走るから」というものらしいです(江戸時代以前は師走に檀家参りの習慣があったようです)。
さすがに現代はお坊さんが走り回ることはないと思いますげど、年の瀬が近づくと慌ただしくなるのは昔も今も変わりないようですね。

さて、本日は森林公園店で販売している人気のおつまみを紹介したいと思います。
お酒のおつまみとしてもはもちろんのこと、おやつとしても最高です!

①あぶり焼き鰯(いわし)
当店で一番売れているおつまみです。小鰯の燻製を軽くあぶり焼きに少し焦げ目を入れました。あぶり焼きすることで香ばしさが増し旨みがアップします。
お酒のつまみには本当に最高です!骨も付いているためカルシウムも摂取できますよ。身体にやさしい乾物かもしれくせんね。

②さきいか
当店ではロングセラーの人気の乾物です。程良い固さと程良い塩加減。噛めば噛むほどイカの旨みが出てきます。
食べ始めたら「やめられない、止まらない!」美味しさです。日本酒やビールのおつまみには最高です!

③いかの姿あげ
お煎餅のようなパリパリとした触感と、噛めば噛むほどイカの旨みがにじみ出てくる「いかの姿あげ」は、お酒のつまみとしてはもちろんのことおやつとしても大人気ですね。また、お好み焼きや焼きそばなどの具としても使うことができ、万能乾物でもあります。
「いかの姿あげ」は製造過程で割れたものが出るのですが、その割れたもののみを使ってポテトチップスのようにビニールパックにしました。
大きな袋にたくさん入って380円は、とってもお買い得です!

④いかわさ
いかを櫻チップで燻製にした後にわさび味に仕上げた珍味です。柔らかくて食べやすく、ピリッとしたわさびのあと味がたまりません。

⑤焼きえいひれ
えいひれを自宅で焼くと焼き加減が難しく焦がしてしまうことが多いのですが、このえいひれは焼き目が付くまでこんがりと焼き上げています。
柔らかくて香ばしく、これまたお酒のおつまみには最高です。唐辛子がちりばめられていますので、マヨネーズを付けて食べるととっても美味しいですよ!

⑥焼きいか足BBQソース味
いかゲソの燻製に野菜の甘さが利き、ガーリック風味がポイントのバーベキューソースを絡めました。歯応え抜群で、おつまみにぴったりの珍味です。
正直評価が別れるようですが、一度食べたらハマったという人が多いようです!