読書・映画日記

 読んだ、観た情報をもう一度思い返して感想を書くことによって理解を深めるために始めました。

夢日記

2010年11月09日 | 夢日記
2日ほど前に見た夢

 暗い廊下を出てフロアに出た。もう辺りはすっかり暗くなっており、フロアは消灯されていた。フロアの外に面した壁は前面ガラス張りになっており、外の様子が一望できたが、すでに夜の帳がおりて見通しはきかなかった。
 僕はその日授業をうけるためにその施設に来ていた。授業を終え、さて帰ろうかと思ったのだが、時刻はすでに牛の刻を過ぎており、また明日の授業が朝早いことから帰ろうかどうか迷うのであった。つまり車の中で寝てすごしてしまおうかと思案するのであった。だけど心細くもあり、フロアの中で寝る場所は無いかと探した。

ここから、二つの夢を見る

 一つの夢

 その日、僕はかなり遠くまで出かけていた。その施設は車で往復4時間はかかるくらい遠く、眠って体力を温存するのが妥当に思えた。窓の外には暗闇が広がり、夜間照明が佇むように続いていた。
 僕の股間はずくりと動いた。何も知らない、誰も知らない街。楽しい事が出来そうだ。母の面影を感じ、急に勇気付けられた僕は空中に飛び上がった。両手をぐんと上に挙げた。このとき、僕はこれが夢なのではないかと勘付いていた。しかし足元に広がる夜の街並みが夢とは思えないような精巧さで眼前に迫る。ではこれでどうだといわんばかりに僕はさらに上空を目指した。それにあわせて世界は拡張し、ついに追いつけなくなって無数の線が僕を追従し始めた。その瞬間、僕はそれが夢である事を完全に悟り、また興味を失った。

 一つの夢

 フロアをうろついていた時、部屋の隅においてある機械を見つけた。どうやら中に入って遊ぶ機械らしく。ゲームコーナーにおいてある類の物らしかった。大きな銀色の羽で飾られたその機械は外から見ても何のゲームなのかよく分からなかった。眠るにはちょっと窮屈なシートに身をよじらせ、ゲームを起動した。ここで暇つぶしが出来ると思った。ゲームは一世代前くらいのシューティングゲームだった。自機を操って画面上に向かって進むレトロな感じのゲームだった。始めるとだんだんスピードが加速してきた。いっきにとんでもないスピードになり、画面の奥から無数の線が飛び出してきた。僕はあせって自機を操作していたが、やがて夢が終わった。


ここで夢は終わっている。

 今回の夢で分かったのは、夢の世界は多重次元構造になっているという事だ。それぞれの次元が無意識に進行し、その次元間を意識のスパークが駆け巡っているのだと予想する。意識には実体が無く、痛みを感じない。
 意識は無意識を制御するときに発現する。僕が夢の中で意識を持つと、その無意識世界は制御され、それ以上の広がりを保てなくなる。意識が先か、自動制御を担当する無意識によってそう思わされているのかは良く分からない。
 ともかく、同時並列的に夢が進み、意図しない次元へ意識がなだれ込む事がしばしばあるようだ。

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